心の扉 神戸カウンセリング花時計

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フェミニズム

2018年11月28日 | 雑感・愚見

フェミニズム(女性主義)とは、

性の違いによる差別を廃止して

女性の権利を拡張しようとする思想や運動のことで、

フランス革命後に始まったと言われています。


この思想や運動が始まった1800年頃以前は、

家庭の主は、夫である男性で、妻である女性は、

主である夫に従うものであるとか、

女性は家事や子育てをするものであるといった

風習が強くあった古き時代です。


このような風習を、男尊女卑の言葉を使う人もいますが、

生物の種の保存、繁栄の面で考えると、

女性は男性より遥かに大切な存在なので、


戦争はもちろんですが、仕事等で他者と丁々発止と渡り合い、

身も心も疲れ、傷を負うことから女性を遠ざけるために

自然と生まれた風習かと思っています。

 

女性を護るために自然と生まれた風習であるはずなのに、

それらの風習を思い違いしたり、増長したりして、

女性を拘束し自由を奪い、女性を従属化させる等の

問題外の男性が現れます。

 

そのような男性から、

そのような扱いを受けたからなのか、

そのような父親の元で育った影響なのか、

フェミニズムを唱える女性の一部に、

行き過ぎた主張をする女性が現れてきます。


男女同権の旗を掲げ、

実質は女尊男卑を主張する女性主義の集団です。

(男性を敵扱いし踏みつけようとしているかのような集団)


すると、1970年代になると今度は、

その集団に対抗するように

マスキュリズム(男性主義)と言われる

男性に対する性差別の撤廃を目指す思想や運動が台頭します。

 

女性専用車両の撤廃を求めて運動している人達も

このマスキュリズムの一つに入るのでしょうか。

 

そして、マスキュリズムの集団にも

過激な主張をする似非マスキュリズムの集団が現れます。

※女性専用車両撤廃運動の人達が

そうだと言っているのではありません。


私は、男女同権、男女平等には賛成の立場ですが、

男女均一化には違和感を感じる人間で、

男性には重要な男性の役割やポジション、

女性には重要な女性の役割やポジションがあり、

互いの得手不得手を補いながら

尊重し協力することが大切なことのように思います。


私達は、人と人が団結をし強力することで

安定した社会を形成し繁栄をもたらすのであって、

行き過ぎた分断や対立は、その社会の力を削ぎ落し、

発展の停滞どころか混乱を招き、

それまで築いてきたものを

ズタズタにしてしまいかねません。


フェミニズムと似非フェミニズムとの線引きを

明文化することは非常に難しく思えるので、

声が大きい人達の声が聞こえなくなることは

まだまだ先のことになりそうです。


さてですが、

アフリカ西部のギニアビサウ共和国の

人口が2,000人の島では、

女性だけに愛の主導権が与えられていて

男性は、完全に受け身でいなければならず、

と、一人の女性に気に入られて、

求婚されたら男性に拒否権はないそうです。

※ちなみに結婚式と披露宴は、平安神宮で行うのも一興です。


ギニアビサウ共和国のこの風習は、

過去にフェミニズム(女性主義)の集団が

完全勝利した結果ではないとは思いますが、


こうした風習が古くに生まれた背景には、

この地域独特の、なるほどの理由があったはずなので、

その理由に、ちょっとばかし興味が惹かれます。


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