多くの男性が彼女に作ってもらいたい料理として、
良く登場するのが肉じゃがです。
家庭料理の代表格のような料理ですが、
実際は、そこまで肉じゃがに偏っていないようです。
最近の家庭料理の実情が、昔と比べてバラエティーに富み始め、
子供の頃に食べた母親の手料理として肉じゃがよりも、
ハンバーグとかオムライス等の方が増えてきたせいかもしれません。
母親の料理が、やっぱり一番美味いと感じている人も多いと思います。
日本一、料理が上手い母親が何人もいる訳です。
これは、母親の料理の味で育ち、その味が全ての味のベースになっていることも
あるとは思いますが、料理の味以上に、子供の頃の家族で囲む食卓から、
母親の柔らかな愛情、父親の力強い愛情を与えられている感覚を
思い出して幸せな気分がプラスされることからだと思います。
特に味覚は、他の刺激に影響されやすい感覚器官でもあり、
感情が大きく動いた時には、料理そのものの味にプラスしたものを、
感じ取ってことで日本一美味い料理が沢山生まれることになります。
催眠の技法には、リンキングと言われるものがあり、
「その椅子に座っていると、深く催眠に入ります。」とか、
「この音楽を聴いていると、」「この部屋で私の声を聞いていると、」
等は、催眠体験と、椅子やその他のものと繋げてしまうことで、
その椅子に座るだけ、部屋に入るだけ、音楽を聴くだけで、
被験者は催眠体験をするようになります。
このような能力によって本人にとって、
心地よい体験とリンクしているものであるのなら良いのですが、
自分をとても酷い気持ちにさせるものと結びついていたりすると、
似たようなものを認識した時に、意識するしないに関わらず、
その酷い感情を再体験することになります。
このような結び付きは、
良いも悪いもハッキリとした感情を伴う経験をしたときに、
出来上がります。そして、ハッキリとした感情によって創られたものほど、
この結びつきは強く、何度となく繰り返されることになり、
さらに強固に結びつきます。
この結びつきを解くには、二つを結びつけている感情を、
軽減、解消してしまうか、別の感情に置き換えることで、
このシステムは、それまでのように作動しなくなります。
催眠療法＆心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計
