心の扉 神戸カウンセリング花時計

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京都 宇治の平等院Ⅱ

2021年05月10日 | 名所めぐり(京都)

 

 

宇治の地は、平安時代初期から

貴族の別荘が建てられていて

平等院の地には、

源氏物語の光源氏のモデルと言われている

源 融(みなもと の とおる)の別荘がありました。

 

京都清凉寺の源融をモデルにした仏像、

あれは本当に美しかったなあ。

 

 

 

平等院 鳳凰堂(阿弥陀堂)【国宝】

 

別荘を営むものが移り代わっていき

998年に摂政/藤原道長の別荘『宇治殿』となります。

 

1052年に道長の子である藤原頼道が

寺院に改め名称を『平等院』とし、

1053年に西方極楽浄土を現世に出現させたかのような

阿弥陀堂(現・鳳凰堂)を建立しました。

 

 

 

 

私が小学校の修学旅行で

初めて観た平等院の鳳凰は朽ち果て

数年のうちに崩壊してもおかしくない感じでした。

 

整備工事で綺麗になった平等院も良いですが

あの朽ち果てた感じの平等院も素敵でした。

 

 

 

鳳凰

 

現在の屋根上の鳳凰像は、複製像で

総像高2m30㎝、像高約1mの

鳳凰像【国宝】は、鳳翔館に収蔵されています。

 

慈悲に満ちた智慧を備え平和をもたらす鳳凰の像は、

金閣寺の屋根にも鳳凰像を観ることが出来ますが

平等院の鳳凰の方が造形が素晴らしいですよね。

 

 

 

 

 

 

 

梅雨時から夏にかけて

この場所には睡蓮の花が咲きます。

 

 

 

 

 

 

六角堂

 

六角堂(休憩所)は、1902~1907年に行われた

翼廊の解体修理の際の廃材を利用して造られています。

 

 

 

 

 

 

 

この時間になると境内に人の姿を

ちらほらと見かけるようになりましたが、

まだまだ貸し切りに近い感じです。

 

 

 

 

人の騒めきも耳に届かず

境内の木々の枝葉も静止しているかのよう。

ただただ景観を眺める私の心は、

目の前の阿字池と同じ明鏡止水状態。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鳳凰館の内部は、撮影禁止。

 

以前にも観賞させて頂いていますが

国宝の鳳凰、梵鐘、彫刻等を観賞せずに

平等院を後にするのはもったいないですからね。

 

 

 

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