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様々なアプローチ-老年性認知症-

2005-09-19 18:51:44 | 老親介護
衆議院選挙関連のエントリーにコメントを下さった、Stellaさんありがとうございました。
「自民圧勝」というよりも「小泉圧勝」という状況の中、見落としがちな「有権者と政治家」という関係は、自分自身を含めて考えなくてはいけないことだと思います。
それだけではなく、有権者としてのプライドを持って、「政治家に物乞いをしない精神」をもちたいですね。

実家の母が、老年性認知症の症状が現れて2、3年になる。
最初は「あれ?」という感じで、話がすれ違う程度だったのだが、年を追うごとに「痴呆?」という状態へと変わっていった。
状態としては、安定をしていることや実生活を父に任せているところもあり、安心しているところがある。
ただ、この春認知症の母と面と向った時、一つの疑問が浮かんだことがある。
それは「政治家」と言われる人や、自営業などに携わっている人たちには、比較的「痴呆」とは、無縁のような気がしたのだ。
特に「政治家」と言われる人たちは、「老いてますます元気!!」という気すらする。
どうしてなのだろう?と思いながら、今回の衆議院選挙を見てみると「執着」という言葉が思い浮かんだ。
「権力に対する執着度」というのは、私などが想像する以上にあるような、気がする。
もちろん、それだけではないだろう。
「コミュニケーション」という意味では、様々な人が「陳情」にやってくるのだから、同世代の高齢者よりも遥かに多いだろう。
もしかしたら、「高齢政治家のライフスタイルと思考」に「認知症」への対処法があるかも知れない・・・とも思うのだ。

そんな中、毎日新聞のWEBサイトに認知症:脳を活性化、CDで予防 和歌山県医大・板倉教授ら制作という記事があった。
ラジオなど「音」だけによる情報は、「映像」があるテレビよりも、脳が一生懸命活動するようだ。
少し遅い「敬老の日」となってしまうが、このようなプレゼントもあるのかも知れない・・・と思っている。