日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

ヴァレンタインのお返し

2006-03-09 21:44:50 | アラカルト
今年のヴァレンタインデーを前に実施された、あるアンケートによると8割近くのOLが「ヴァレンタインのチョコは、なくなって欲しい」と答えていたと記憶している。
それに呼応するように、男性の多くも「お返しが大変だから、なくなっても構わない」と答えていたと思う。
ところが、実際には約9割余りのOLがヴァレンタインのチョコレートを職場で配布したいたらしい。
今朝のFMで聞いた話である。

その番組独自の調査によると「ヴァレンタインのお返し」は、
1.形が残らない
2.職場で分け合える
クッキーなどが、OLの希望らしい。
他には、利用度の高いハンカチやハンドタオルなど。
反面、化粧ポーチなどは「嬉しくない」らしい。
変に形残ったり、選ぶ人のセンスが伺い知れるようなモノは、嬉しくないようだ。

これが恋人となると、一転するようだ。
今日配信されたVOGUE Nipponのメルマガ「今欲しい、ホワイトデーのプレゼントリスト」を見ると、本当に煌びやか。
とにかく目立つのはジュエリー。
変わったところでは、有名デザイナーとコラボレートしたスポーツシューズ。
いずれにしても、2~3万円は軽く超えるものばかりだ。
もちろん、これだけでは済まないだろう。
プレゼントを渡すための演出場所=洒落たレストランか料亭の予約も必要となっているはずだ。
まぁ、VOGUEの場合あくまでもトレンドのアイコンとして参考にする程度で十分だとは思うのだが、年末のクリスマスに続き物入りな男性陣という気がする。

義理とはいえ、このようなプレゼント返しはある意味センスを問われる。
これまで嬉しかったお返しは、やはり職場の女性陣みんなで食べられる、チョッと高級な美味しい焼き菓子だった。
この「チョッと高級な美味しい焼き菓子」というのが、また難しいところなのだが・・・。
今週末、デパ地下にある有名洋菓子店の下見に行きますか?
それとも、話題のパティシエがオーナーの洋菓子店にしますか?
それと、個人で贈られるよりも職場男性陣一同で贈られるほうが、「美味しいお菓子を、美味しい間に食べれる」ので、嬉しかったな~。