夕方、百貨店の地下=デパ地下を歩いていたら、なかなか洒落たパッケージのお茶を見かけた。
株式会社ジャティックス:遥香
プラスチックの容器には水だけが入っており、お茶はキャップ内にカプセル状で入っていて、キャップをひねると、粉末のお茶が落ちてきて振ることでお茶として飲める、と言うもの。
実は、この様な形状のペットボトル飲料は伊藤園さんが、AEONとの共同企画商品として発売をしている。
伊藤園×AEON:振っておいしい!静岡茶
この商品自体、AEONとの共同企画商品だったため全国的には知られていないのかも知れないが、アイディアとしては面白い商品だったと思う。
何より「お茶の香りも味もしっかり楽しめる」と言う点では、手軽に美味しいお茶を飲みたい!と言う人には向いていた商品だったと思う。
ただ問題は、どうしても粉末のお茶が飲み残しとなりやすいコトや飲む度に振る必要がある、と言う点を除けば・・・と言う話だ。
その「ふって美味しい!静岡茶」と機能と目的は、同じ商品。
ただ、パッケージがとてもシンプルで美しい。
一見化粧品かと見間違いそうになる程。
確かに、同系列の東京の百貨店で人気になりそうなパッケージだ。
そう考えると「パッケージの美しさも味の内」ということになる。
ただ残念だな~と思ったのは、抹茶については福岡の八女茶ではなく地元の西尾の抹茶を使ってもらいたかった。
福岡の八女茶というのは、埼玉の狭山茶などとならぶ「ブランド茶」だ。
と言ってもこれはいわゆる「煎茶」でのこと。
抹茶に関して言うなら実は西尾市は全国の抹茶生産の20~30%を占める、生産地。
使っている純水が、伊吹山系の水ということなら取水した水に近い産地のお茶のほうが、より楽しめるのでは?と思ったのだ。
純水なのだから、取水地は関係ないかも知れないが、せっかく素敵なパッケージなのだから、そこまでこだわって欲しかった。
それにしても。200㎖入りで500円(税込)というのは、ギフト向きの商品だな~と感じた。
そのためか?立ち寄る人の姿が少なかったのも残念だった。