どうやら、橋下さんと石原さんが分かれるようだ。
最初から、合わないのでは?!と思っていたのだが、案の定というか、時既に遅しと言うか・・・。
そもそも何故、橋下さんと石原さんは、一緒になって政党を作ったのだろう?
元々政策の細かな部分では、合っている感じはなかった様に思う。
橋下さんからすれば、石原さんの「(政治家としての)経験」が欲しかったのかな?と言う気がしていたが、結局橋下さんからすれば、石原さんにいいように自分が立ち上げた政党をかき回されただけだったのでは?
石原さん自身は、政治家として東京都知事の経験もあり「経験豊富な政治家」だと思っていらっしゃったと思うのだが、本当のトコロはどうだったのだろう?
少なくとも、ご子息の伸晃氏の行動や発言を見ていると「父の働く姿を見て、政治家になった」と言う、真摯な姿勢は伺えない。
「父の働く姿を見て、政治家になった」というのであれば、今の伸晃氏の行動や発言が父・石原慎太郎氏の政治家としての姿だと思う。
石原さんの力など借りずに橋下さんが考えるビジョンや政策に賛同できる人達を集めて、最初は少人数の政党として、活動をされた方がよかったのでは?
関西では、まだまだ橋下さんの人気は高く、応援をする人達も多いと言う話を聞く。
むしろ、石原さんと一緒になってしまった為に、橋下人気にブレーキがかかったのでは?
橋下さんへの期待は何だったのか?と言うコトを今一度分析し、その期待に対してどのような政策とビジョンを丁寧に話すコトが出来れば、橋下さんへの期待はまだまだあると思う。
新しくパートナーとなるらしい「結いの党」とばかりではなく、選挙民の言葉をしっかり聞き取ることができれば、石原さんと組む前以上の支持を得ることができるかも知れない。
何故なら、支持率ではわからない現政党への「がっかり感」が、選挙民にあるのでは?と、感じるからだ。