「まだGWではない」という気分でいるのだが、街中を歩いていると「GW中か?」という気がしてきた。
街中を走る営業車両などが、少なくなっているわけではないはずなのだが・・・今日のお天気が、行楽気分にさせたのかもしれない。
GWに限らず、長期の休みになると話題になるのが「各地の交通渋滞」だろう。
今年は、今週末が高速道路の下りのピークで、来週の水曜日が上りのピークだと予想されているようだ。
そんな交通渋滞の時、多くの人は車という限られた空間でどのように過ごしているのだろう?と、フッと気になった。
今では、ワンセグ機能を搭載したカーナビはもちろん、Padのようなタブレットでも動画を見ることができる。
小さなお子さん連れであれば、「アンパンマンのDVD」は必須、という話も聞いたことがある。
でも、本当にそうなのかな?という疑問が、今朝のFMを聞いてわいてきたのだ。
もしかしたら、FMだけではなくAMのラジオなどを聞きながら、運転をしている人が多いのでは?という気がしたのだ。
というのも、FMを聞いていると定期的に「交通情報」が流れる。
朝の情報番組の時だけではなく、番組の合間合間にニュースや天気予報と一緒に「交通情報」が、流れるのだ。
とすれば、ラジオ番組を聞いている人の多くは、車に乗っている人なのでは?
特に、長距離を運転するトラックドライバーさんやタクシードライバーさんにとっては、その地域地域の「交通情報」というのは、とても重要な情報だろう。
もう一つ最近感じることは、テレビとは違い映像がない分自由度があるのでは?ということだ。
特にCMなどは、その時々の社会情勢を映し出すような内容のものが多く、思わずクスッと笑ってしまうものから「そうだよね~」と共感できるものまであり、もしこのCMを映像化したら生々しい印象になってしまうのでは?という気がする内容が、案外多い。
最近の自民党のように、テレビ番組の責任者やテレビ局の担当者を呼びつけるようになってくると、メディアそのものが息苦しくなってしまうのだが、そのような状況の中でもラジオという媒体は、比較的自由な空気感がある。
おそらく、「社会的影響力」という部分で「テレビほどではない」ということだと思うのだが、この「テレビほどではない」という点が重要なのだと思う。
メディアというと「テレビ、新聞、インターネット」という時代になってきていると思うのだが、外れてしまった?ラジオの持つ面白さを考えると、決して古いメディアではなく、むしろ自由さと情報量の大きなメディアだという気がする。
何よりも、運転をしながら、家事をしながら・・・という、何かの行動(や動き)に制限を与えない、という脇役メディアであることが、ラジオの強みで、古くならない理由なのかもしれない。