連日の猛暑、どうしてものど越しが良く冷たいモノが食べたくなるのは、私だけではないと思う。
毎日新聞のWEBサイトを見ていたら、ある食べ物の食べ比べの記事があった。
毎日新聞:まとメシ どっちが旨い!?「冷やし中華」関東VS関西対決!
実は「冷やし中華」は、余り食べない。
蕎麦とか素麺といった、「冷たい麺類」を食べることのほうが多い。
この対決の写真を見ると、随分盛り付けから違うモノだな~と、感心する。
関東代表として取り上げられている「五色涼拌麺」の盛り付けは、よそいきのような感じだ。
盛られる具材の種類も10種類と多く、家庭でつくるにはチョッと大変かもしれない。
スーパーなどで売られている、「冷やし中華」のパッケージの写真よりも豪華、という印象すらある。
やはり、お店に出かけて食べる「冷やし中華」という気がする。
一方、関西代表は家庭でつくられる「冷やし中華」に近いかもしれない。
もちろん、味ではなく具材の種類や盛り付けの話だ。
呼び名が「冷麺(あるいは「レーメン」)」というのも、初めて知った。
おそらく関西以外の方のイメージする「冷麺」は、岩手県の「盛岡冷麺」とか、焼き肉の後に出てくる韓国風の「冷麺」なのでは?
同じ呼び名でも、麺も具材も随分違う。
ここで、フッと思い出したことがある。
「冷やし中華」に、マヨネーズを付ける方はどれくらい、いらっしゃるのだろう?
実は、名古屋の「冷やし中華」に、マヨネーズは必須!といわれている。
おそらく、名古屋のラーメンと甘味のチェーン店「寿がきや」が、「冷やし中華」にマヨネーズを付けたのが始まりだと思うのだが、私が学生だった頃には、「冷やし中華」を注文すると、有無も言わずにマヨネーズが皿につけられていたような記憶がある。
生まれも育ちも名古屋、という友人たちは、当たり前のように食べていたが、私は初めて「冷やし中華にマヨネーズ」という組み合わせに、驚いたのをよく覚えている。
地域によってこれだけ違ってくると、「たかが冷やし中華、されど冷やし中華」といったところだろうか?
「冷やし中華」に限らず、地方地方でいろいろな食文化がある。
明日からお盆休みで帰省をされる方、遠出をされる方、様々いらっしゃると思う。
せっかくの家族そろっての(やや)長期の休みだ。
普段では経験できない食文化を体験する、というお盆休みも、良いのではないだろうか?
お知らせ:明後日12日から、しばらくお盆で帰省する為ブログをお休みします。
名古屋よりも涼しいはず!の実家で、昔ながらの「お盆」の予定。
再開は、お盆明けになります。