いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

森の小人さんへの感謝を込めて・・・

2009年06月19日 | 我が家の花(2009)
一昨日、我が家に四十数種類ものたくさんのお花たちが入荷いたしました


クマガイソウ、ショウジョウバカマ、キレンゲショウマ、レンゲショウマ、ホウチャクソウなどの山野草がどっさり。
そしてタイム、モナルダ、カラミンサ、オレガノなどのハーブ類もいっぱい。
その他にはニッコウキスゲや、大きな株のクリスマスローズまで・・・
(あれっ?何か間違えちゃってるかなぁ… 山野草やハーブなどの名前はよくわからない…)


「入荷って…、そんなにたくさん仕入れて自宅で商売でも始めるの?」
「こんなに貴重な山野草や高価なクリスマスローズを、いったいどうしたの?」


様々な疑問が投げかけられそうですが・・・


実はこのたくさんのお花たち、全部友人宅の庭から頂いてきたものです


これは、頂いてきた花たちのほんの一部ですが・・・

P1120287_2

 ↑ あらあら、しおれちゃってますねぇ~ 早く植えてあげなきゃ…


写真に映っている花は、頂いてきた花たちのほんの一部なのです。
左上に見えるのが、ホウチャクソウとチゴユリでしょうか。その右にはヨツバヒヨドリがどっさり。
その下がヤマオダマキで、手前の黒いコンテナの中にはショウジョウバカマなどの山野草の鉢植え。


以前から、私のブログを毎日覗いては影ながら応援してくれている友人がおりまして・・・
我が家の庭にある花など、どんな物があってどんな花がないのか、ほとんど把握できているようなのです。
それで、我が家にはない山野草などがたくさんあるから持ちに来るように…と、嬉しいことを言ってくれまして・・・


友人のお言葉に甘えて、
我が家の旦那さまの車で片道2時間程かけて、友人宅へお花を頂きに行ってまいりました


友人のリクエストにも応えて、我が家の花を少しだけ車に積んでお届けしたのですが、
まさか帰りに四十数種類もの貴重なお花をどっさり頂いて来ようとは・・・


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


昔、山野草をこよなく愛していた友人はお花が大好きで、庭には色々なお花が咲いていました。


玄関前の花壇のように作られた場所には、スターダストと呼ばれる可愛らしいお花やスミレなどが咲き、歩く先には六甲ナデシコがまるで雑草のようにたくさん生えています。


早速、可愛らしい花を抜かせて頂いて、「さて、次はどの花かなぁ…」
(抜いた花には、それぞれ名前を書いた紙切れを一緒に入れておきました…)


裏に回れば、ベリーなどもたくさん植えられています。
オレガノやカラミンサなどのハーブも数種類植えられていて、アゲハの幼虫もいるといいます。
土手には、斑入りのレースフラワーのようなアエゴポディウムが敷き詰めるように植えてあります。


我が家の土手もこんな風にしたいわぁ…ということで少し頂いて、「さてさて、お次は…」


庭続きには、ヨツバヒヨドリなどがたくさん自生している野趣あふれる風景がそこにあって、
そこにはヤマオダマキなども自生しています。もちろんそこも友人宅の敷地内。


「ヨツバヒヨドリは自分の担当…」とばかりに、
うちの旦那さまは、抱えきれないほどたくさんの株を勝手にどんどん抜かせて頂いてました


この花を我が家の土手いっぱいに植えて、アサギマダラなどの蝶を呼びたいのだとか。
まぁね、「夢は大きく持ちましょう…」ってことで・・・


自然に囲まれた、なんとも羨ましい友人宅の庭です。


そして、イワウチワやイワカラクサ、ショウジョウバカマ、ヤマブキソウなどの小さな山野草は、前もって鉢植えにして用意されていたのを頂いてくることに・・・
ついでに、なぜか姫月下美人の鉢植えまで頂いてしまいました。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


抜かせて頂いた、たくさんの花と鉢植えされた山野草などを車に積み込んで、次は友人と共にもう一ヶ所に移動です。


その途中、お花がいっぱい咲いている素敵なレストランでランチタイム・・・


このレストランでは庭のお花を眺めながら美味しい食事をいただきます。
庭を散策してみると、向こうの林に続く広い庭は自然の中に色んなお花が植えられていて、
まるでターシャ・テューダーの庭を散策しているようです。


食事も美味しかったけど、庭が本当に素敵でした。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


友人の所では、今は住んでいないもう一軒の家を所有してまして、そちらでもお花を頂くことになっていたので、そちらへの移動です。


そこの庭は、本当に山野草の宝庫なのです


まずは友人の指示に従って、貴重なクマガイソウの生えている場所へスコップを持って・・・
キレンゲショウマがたくさん蕾を付けていて、レンゲショウマも植えられています。
大きな株を掘り上げるのは、うちの旦那さまのお役目。
あっちにはホウチャクソウの群生があり、こちらにはチゴユリの群生も・・・
可愛らしい花たちは、私がそっと抜きましょう。


淡いオレンジ色のオニツノゲシが足元に無造作に咲いて、玄関横には大きなクリスマスローズが数株植えられています。
奥の方に目をやると、可愛らしいピンクのツボサンゴが咲いていて、名前も聞いたことがないルイヨウボタンとやらがあるかと思えば、あのニッコウキスゲもあるという。


ここの庭に植えられている、そのほとんどのお花を分けていただきました。


☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*☆*゜ ゜゜*


あれもこれも頂いて家に着いて数えてみれば、その花の数なんと四十数種類


こんなにたくさんのお花を頂いてきちゃって、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
でも、嬉しい気持ちも同じくらいいっぱい。いや、それ以上かなぁ


帰宅後、二人で2時間以上かかって花たちを庭に植えさせていただきました。
(花の名前を書いた紙を見ながら、ネームプレートを作って植えた花に添えながら…)


鉢植えにされている小さな山野草たちは、後日屋敷林の下にでも植えようと思っています。


昨日、朝起きたら雨が降っていました。
前日に植えた花たちも、きっと喜んでいることでしょうね。


無事に根付けば、中にはこれからの季節に花を咲かせてくれるものもあります。


友人の話だと、
「蕾の付いているキレンゲショウマが花を開けば、すっごく感動するよ…」
ですって。どうやら、とても可愛らしい花を咲かせるらしいですね。
今からわくわくします。


そして、来年には頂いてきた花たちがそれぞれの季節に次々と咲いてくれるでしょう。
またまた楽しみが増えました。


想い出深い大切な花たちを、こんなにたくさん分けていただいちゃって、


「森のこびとさん、本当にありがとう!」


今日のブログは、森のこびとさんへの感謝を込めて・・・

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嬉しいシャガの花と、シランがふたつ・・・

2009年06月16日 | 我が家の花(2009)
シャガの花が、十数年目にして初めて庭で咲きました。嬉しい嬉しい開花です。
そしてもうひとつ、昨年に続いてクチベニシランが咲いてくれたことも嬉しい開花でした。


今日は、そんな嬉しい開花のお話・・・


゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆


今年になって、一番嬉しいお花の開花・・・それは、『シャガ(著莪)』です。


シャガは、学名だとアイリスジャポニカ。『日本のアイリス』の一種だよ…ってことですね。
別名では胡蝶花(コチョウカ)。胡蝶花とは、なんとまぁ美しい響きだこと。


美しいシャガの花、胡蝶花の名もぴったり・・・

P1100968

 ↑ 我が家で、初めて咲きました…


この花が咲いてくれることを、どれほど待ち望んでいたことか・・・


我が家で育っているシャガは、もう十数年も前にご近所さんから頂いた花。
ご近所さんの庭で咲いていた場所と同じような環境に植えたのですが・・・


これが、
一年経っても二年経っても、五年経っても十年経っても花が咲いてくれませんでした


日陰に植えたり日向に植えたり、数年ごとに場所もあちこち変えてはみたものの、一向に花が咲く気配すらありません。
葉は立派に育ってランナーでどんどん増えるのですが、たったの一輪の花さえ咲かせずに十年もの年月が経ってしまいました。


そんな、聞き分けのない強情な我が家のシャガでしたが・・・
転居の際に置いてくるわけにもいかず、昨年こちらに連れてきて環境の違う場所数ヶ所に植えておきました。
どこに植えてもきっと花を咲かせることはないだろう…と思いつつも、淡い期待を胸に・・・


そうしたら今年、シャガが蕾をつけて花を咲かせたのです
しかも、花茎が二本も出てきましたぁ


初めて蕾をつけた、我が家のシャガ・・・

P1100866

 ↑ これが記念すべきシャガの蕾。感動です…


春になって、
「もしや花茎が出てはいないか…」と、
毎日のようにシャガの葉の間を覗き込んでいました。


そして、ついに1本の花茎を見つけたときは、本当に嬉しかったです。


ちょうどよい環境だったのでしょうか・・・
ここの土が合っていたのでしょうか・・・


今年は、十数年振りにして初めて我が家で咲く、『シャガの花』とのご対面です。
白い花に紫色と黄色の模様。なんとも不思議な色合いだけれど、清楚で爽やかな感じの花。
花びらのヒラヒラも美しいですね。


初めて咲かせた、シャガの花・・・

P1110683

 ↑ 咲いてくれて、ありがとう。また感動…


もうひとつおまけに、シャガの花・・・

P1100966

 ↑ 美しい花、出会えてとっても嬉しい。そしてまたまた感動…


美しい花ですねぇ~ よそのお宅で眺めるシャガの花より、一層美しくて愛おしく感じます。
人間だったら、こういった心境を『親バカ』と笑われるのでしょうが、
なんと言われてもいいんです。
本当に嬉しくて、感激しているのですから・・・


シャガが唯一花を咲かせてくれたこの場所は、半日陰というほどでもなくほとんど日なたといっていいようなところです。
木陰のほの暗いところに、シャガの花がポット咲くのが風情があっていいのでしょうが・・・
そこは、大きな化石のような石の横で、アヤメや水仙などと一緒に植えて和の雰囲気を出したかった場所。


和の雰囲気を出したかった場所に植えたシャガ・・・

P1100975

 ↑ シャガの花も咲いて、和の雰囲気も出てるかしら…


他の場所に植えたシャガたちは相変わらずの旺盛な繁殖力で、株はかなり増えたのですが花を咲かせませんでした。
もう一年待っても花が咲かなかったら、この『和の場所』に全部集めた方がいいのでしょうね・・・


゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆


そして次は、庭や畑に咲いている二種類の『シラン(紫蘭)』です。


今年も紅紫色のシランと、白に淡いピンクの入ったクチベニシラン。二種類のシランが咲きました。
真っ白いシロバナシランもあるようなのですが、我が家にはこの二種類だけが咲いています。


゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆


まずは、紅紫色の『シラン(紫蘭)』から・・・


シランは、その名のとおりラン科の植物。
シランの名前の由来は、花の色から紫色の蘭ということで、『シラン(紫蘭)』と呼ばれています。


このシランは、蘭の仲間の割にはとっても丈夫で育てやすい花。
炎天下でも日陰でも、おかまいなしによく育ち、株もどんどん増えてくれます。
植えっぱなしでほっといても、毎年美しい蘭の花を咲かせてくれるのですから、ホント手間いらずのお花です。


紅紫色のシランを、正面から見ると・・・

P1120057

 ↑ ヒダヒダがすてき! アッと息を呑む美しさに、つい見とれてしまう…


お次は、七三に構えてみたら・・・

P1110648

 ↑ 紅紫色から白へのグラデーションがすてき…


前の家から連れてきて、株を分けながら土手に庭に畑に…と、色々な場所に植えておきました。
一番気に入った場所で、きっと大きな株になって増えてくれるでしょう。
こうしてあちこちに植えておけば、またいつかどこかに植えたいときに、いつでも気軽に抜いて株分けして使えますからね・・・


シランは、『唯一畑で育つ蘭』と言われているそうですが、我が家でも畑で元気いっぱいに育っています。


こちらは、畑で咲くシラン・・・

P1110650

 ↑ あなたたちは、炎天下でも平気よね…


庭では、このシランに色々な役目を果たしてもらっています。
こちらは、奥に出てきている日本桜草やホタルブクロを踏んでしまわないように、『立ち入り禁止の立て札代わり』に植えました。


昨年、一列にビッシリ詰めて植えたのですが、春になって伸びてきたときに間を少しずつ間引いて、他の場所に移植しちゃいました。


立て札代わりに植えられたシラン・・・

P1110826

 ↑ ここから先は進入禁止よ!と、シランが訴えてます…


このように、我が家では雑草対策だけでなく、花たちにはその特性を十分に出し切って活躍してもらっているのです。
少々過酷な役目も押しつけますが、それに応えてくれる花たちが本当に愛おしいです・・・


゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆


もうひとつは、白花の『クチベニシラン(口紅紫蘭)』です。


クチベニシランは、その名のとおりに花弁が白で唇弁(リップ)に紅を挿したような淡いピンク色が美しい花。


リップの淡いピンク色が美しい、クチベニシラン・・・

P1120063

 ↑ ほんのりと紅を挿したようで、色っぽいねぇ…


開きかけの花も可愛らしい、クチベニシラン・・・

P1110814

 ↑ こちらは、恥じらいながら頬を染めてる少女みたいだね…


紅紫色のシランとはまた違った、優しい色合いの素敵なお花です。


昨年、花が咲いている3本のクチベニシランを友人から頂きました。
一旦庭に植えて花を楽しみ、花が終わった後に転居先であるこちらに再度移植をしてしまいました。
二度の移植にも絶え抜いて、今春芽を出してくれたときには本当に嬉しかった!


その頑張り屋さんのクチベニシランが、なんと今年は大小合わせて10本も・・・
こちらの勝手な事情で植え替えばかりしちゃったんだけど、一年で随分株が増えました。


ちいさな株は蕾を付けている状態なので、まだまだこれから花を楽しむことができそう。
でも畑に咲いているこの花を見ると、なんだか元気がなさそうです


畑で咲いている、クチベニシラン・・・

P1110812

 ↑ 炎天下は苦手なのかしら…


画像がちょっとピンぼけ・・・よけいに元気がなさそうに見えますね。


美しい花や蕾にはアブラムシらしきものも付着しているけど、原因はそれだけではないかも・・・
友人の家では、たしか松の木の下で咲いてたこの花。やっぱり畑より半日陰が好きなのでしょうね。


花が咲き終わったら、半日陰に引っ越しをさせてあげましょう。
この花は引っ越しばかりさせられて、ちょっと気の毒な感じもするけれど・・・


゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆


思いがけずに咲いてくれたシャガと、思いのほか株が増えてくれたクチベニシラン。
嬉しい花たちのお話です・・・

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キアゲハの幼虫と寝ぼけまなこのカエルさん

2009年06月15日 | 花や蝶を求めて
蜂の巣を見た帰りに、キアゲハの幼虫がいるという情報も得ていたのでそちらへも寄ってみました。


娘の家の田んぼの畦に、食用になるセリが生えている場所があります。
キアゲハの幼虫がそのセリを食べているというのです。


セリの生えている中を探してみると・・・


いました、いました! キアゲハの幼虫です。


セリの中に、キアゲハの幼虫発見!

P1120219

 ↑ 今年も出会えたねぇ…


どうやら、只今お食事中のようです。


夢中でセリを食べている幼虫・・・

P1120223

 ↑ お味は、いかがかなぁ…


あらららーーー。こちらには、食べ過ぎちゃってメタボになった幼虫がいます。
そろそろダイエットが必要じゃあないでしょうかね。


すっかりメタボになってしまった幼虫・・・

P1120241

 ↑ あなた、そのお腹は何段腹なの? 私も負けそう…


おやおや、こちらはセリの葉がすっかり食べ尽くされちゃって、茎しか残ってませんねぇ~
食べ物がなくて、途方に暮れている幼虫が一匹。


途方に暮れている幼虫・・・

P1120216

 ↑ 可哀想に、食べ物がなくて困ってるのねぇ…


さぁ、どうしましょうか。
近くにはたくさんのセリが生えてるから、そちらに移動したらいかが?


悲しみに暮れている幼虫・・・

P1120224

 ↑ そんなに悲しまないでね…


途方に暮れて、悲しんでいた幼虫ですが、どうやら空腹に絶えかねてイライラしてきたようです。


ついには怒り出しちゃって、頭からは湯気ではなくて角を出しています。


角を出して怒ってる幼虫・・・

P1120215

 ↑ 怒ったってしかたがないでしょ!


さてさて、この幼虫さんは今後どうやって生きていくのでしょうねぇ~
セリの葉がいっぱいある場所に、早く移動してくれればいいのですが・・・


こちらのセリには、まだ小さな若齢幼虫さんもいました。


黒い若齢幼虫さん・・・

P1120234_2

 ↑ キミも早く脱皮して、美しい幼虫になろうね…


この黒い若齢幼虫が脱皮すると、美しい黒と黄緑の縞々模様の幼虫になるのです。


黒から縞模様への変身・・・

P1120231_2

P1120232




 ↑ 黒い幼虫がこんなにきれいな縞模様に生まれ変わるんだね…


この縞模様になった幼虫は、やがてサナギになって、そして美しいキアゲハが誕生します。


我が家では、毎年庭のフェンネルでこのキアゲハの幼虫をたくさん見ます。
キアゲハの幼虫たちのために、昨年フェンネルをこちらに移植してあるのですが、
まさかこんな時期に田んぼの畦で幼虫たちにお目にかかれるとは・・・


まだ初夏だというのに、嬉しい出会いでした。
あの美しいキアゲハになって、庭の花たちのところにきてくれるのがとっても待ち遠しいわぁ。


*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*


そして、その田んぼのすぐ上にあるアイリスの丘に寄ってみると・・・


そろそろ花の盛りを終えたジャーマンアイリスの花の中では、一匹のカエルさんがのんびりとお昼寝をしていました。


気持ちよさそうに、お昼寝してるカエルさん・・・

P1120183

 ↑ あらっ、起こしちゃったみたいね…


この花も、まもなく閉じようとしているのに、カエルさんはのんきですねぇ~
近づいて覗いてみても、おかまいなし!
時々眠たそうな顔をして寝ぼけまなこでこちらを見るだけで、花から降りようともしません。


寝ぼけまなこのカエルさん・・・

P1120188

 ↑ あらあら、まだ眠たいようですねぇ…


よほどこの花の中が気に入ったみたい。
ここは、カエルさんにとって、安全な場所なのですねぇ~
かなり長い時間、カエルさんのお昼寝は続いていました。


その後気になって行ってみたのですが、花はしぼんでカエルさんはもういませんでした。
つかの間の休息だったのでしょうか・・・

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トックリ形の蜂の巣がふたつ・・・

2009年06月12日 | 花や蝶を求めて
以前から、

畑にトックリを逆さにしたような形の蜂の巣がある…」

と旦那さまから聞いていたので、今日は現場まで取材にでかけてみました。
(取材といっても、このブログ用の取材ですが…)


少し離れた畑の隅に、刈り取った稲を乾すときに使う『ハゼ棒』をしまってある場所があります。
その『ハゼ棒』に、蜂の巣が作られているというのです。


それでは、現場からみさと64がお伝えします・・・


 「ありました、ありました! 蜂の巣がありましたぁ~」


 「おやおや、トックリが逆さにぶら下がっていますよー」


トックリを逆さにしたような、蜂の巣です・・・

P1120199

 ↑ これ、本物のトックリじゃないの???


いえいえ、これは間違いなく蜂の巣なのです。
焼き物のトックリでも、鉄の錆び付いた物体でもありません。


それでは、もう少し近づいてみましょう。


やっぱり、本物の蜂の巣です・・・

P1120204

 ↑ ほんとだぁ~ ハゼ棒にくっついてるぅ…


実によくできていますねぇ~(拡大してよ~く見てくださいね…)
まるで、初心者が焼いた素焼きのトックリのようです。少々形が歪んでいるような・・・
(トックリにしては口が長いから、これはマラカスですね…)


その時、一匹の大きな蜂がやって来ました。黄色と黒の太った蜂です。
どうやら、ここの住人のようですね。


恐いからじっとして見ていると、その蜂はトックリの口から中に入っていこうとしています。
そこで慌ててシャッターを押したのですが・・・
シャッターチャンスを逃してしまったらしく、画像には蜂の影すら映っていません。


トックリ形の巣だからトックリバチだと思っていたのですが、これが違うんですね。
これは、コガタスズメバチの『営巣初期』の巣らしいです。


 ここでちょっと、コガタスズメバチの巣についてのお勉強を・・・ 


*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆


目の前で、巣の中に入っていった一匹の蜂は、女王バチだったようです。
最初の働きバチが羽化するまでは、この女王バチが一匹で巣作りと子育てをするようです。
女王バチなのに働くのですねぇ~
この時期の巣が、このトックリを逆さにしたような形をしているのだそうですよ。
働きバチの羽化後の巣は、筒の部分が壊されて巣はどんどん丸くなっていって大きな丸い巣になるのだそうです。あちこちで巣材を集めてくるために、材料の違いから巣の表面には特徴のある貝殻状の模様ができるんですって。
一般に、「丸い大きなスズメバチの巣を駆除する…」とか大騒ぎをするのは、このトックリの後にできる巣だったのですね。


*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆


巣を見ながら騒いでいると、近所のおじさんがやってきました。


「スズメバチの巣なら、こっちにもあるぞぉ…」と・・・
聞けば、近くに同じようなトックリがぶら下がっていると言います。


それでは早速、次の現場へ向かいましょう。


おじさんの案内で向かった先は、いつもワラビ採りをしている草むらでした。
大きな石が積んである、その洞窟のようになった所にトックリがあるということですが・・・


この奥に蜂の巣があるらしい・・・

P1120211

 ↑ うそっ、ここでワラビ採ってるんだけど…


それでは、再び現場からみさと64がお伝えします・・・


 「あっ、トックリらしきものが見えましたぁ~」


 「遠くて、よくわからないですねぇー」


奥の方に、トックリ発見!・・・

P1120210

 ↑ ほんとだぁ~ ここにもトックリが…


もう少し中まで入って見てみましょう。 蜂はいなそうだし・・・


先ほどのトックリとはちょっと形が違いますねぇ~
整った美しい形をしたトックリです。首の長さも短いですね。
きっと、こちらの女王バチさんは几帳面な性格なのでしょう。


こちらには綺麗な模様が入っています。
この模様は、巣を作るときに様々な材料を使ったからなのですね。


美しい模様入りのトックリ・・・

P1120207

 ↑ こんな一輪挿しがほしいわぁ…


こちらのトックリは、枯れ枝か蔓にぶら下がっているようです。
トックリというよりは、こちらは素敵な花瓶という感じでしょうか。


ハゼ棒の蜂の巣とはトックリの形は違うけど、これも同じコガタスズメバチの巣なのでしょうね。
おじさんは、「オオスズメバチの巣だ…」って言ってましたが・・・
オオスズメバチは、土の中などに巣を作るって聞くけど・・・
さぁー、真相はどうなんでしょう。


以上、現場からみさと64がお伝えしましたぁ・・・


《 追記です 》
後日談として・・・
この蜂の巣の駆除をしたときに女王バチさんとご対面でき、
巣の中の様子』などもアップしました。
幼虫たちやサナギになろうとしている様子などもご覧いただけます。
よろしかったら、女王バチさんや幼虫さんたちに会いにきてくださいね!

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ギンバカゲロウソウの魅力をたっぷりと・・・

2009年06月11日 | 我が家の花(2009)
今年は咲きましたぁ~ 小さな黄色い不思議な花『ギンバカゲロウソウ(銀葉陽炎草)』です。


ふっかふかの銀白色の葉の中から首を伸ばして、黄色い小さな丸い花が陽炎のようにゆらめきながら咲いています。


不思議な魅力の、ギンバカゲロウソウ・・・

P1110772_5

 ↑ この花は、もしかして初夏の妖精かしら…


小さな花なので、大きな画像を入れてみました。(拡大すると、もっと大きな画像になります…)
たくさんの黄色い花が、あっちにゆらゆらこっちにゆらゆらとゆらめいて、まるで陽炎のよう。
遠くではホタルが乱舞しているかのように、小さな黄色い花が光って見えます。


この花は昨年知人から頂いたもので、多年草の『コツラ・ヒスピダ』、別名『ギンバカゲロウソウ(銀葉陽炎草)』です。
コツラはいいとしても、ヒスピダってちょっと言いにくい。
そこで、我が家ではギンバカゲロウソウと呼んでいますが、この花にはこちらの名前がピッタリのような気がします・・・


昨年は花後に頂いてきたので、我が家で花を咲かせるのは今年が初めて。
陽炎のようにゆらめいて、ホタルの乱舞のように黄色く輝いて咲くこの花は、不思議な魅力を持った小さな花です。


この花によく似たコツラ・バルバータ(別名:はなほたる)という、一年草の花を店頭でよく見かけますが、このギンバカゲロウソウとは別種の花で、葉の違いで見分けることができます。
バルバータを『花ほたる』と呼ぶようですが、このギンバカゲロウソウも花ほたると呼びたくなるような花ですね。


今日は、このギンバカゲロウソウの魅力をたっぷりとご覧いただくことにいたしましょう。


まずは、


ギンバカゲロウソウってどんなお花?
って思っているあなたに、


ギンバカゲロウソウって、こんなに可愛らしい花です・・・

P1110547


P1110538


P1110373

 ↑ とっても小さくて、丸くて、真っ黄色な可愛らしい花…


こんなに小さな花は、撮るのが本当に難しい・・・
(あぁー、一眼レフとやらが欲しいですわぁ…)


次に、


この黄色いボンボンみたいな花は、いったいどんな風に咲いているの?
って思っているあなたに、


ギンバカゲロウソウは、こんな風に咲いてます・・・

P1110372


P1110379

 ↑ なんとも頼りない茎だけど、この茎が陽炎みたいにゆらゆらさせているんだね…


糸状の葉がたくさん集まった中から、頭に蕾を付けた細い針金状の茎が伸びてきて、黄色いボンボンみたいな丸い花を咲かせます。
蕾のときには下を向いてあちこちブラブラとしながら伸びてきて、花が咲くときにはきちんと上を向いて咲いていますね。


このギンバカゲロウソウは、その名前のとおり葉が銀白色で、ふわっとしているところも魅力のひとつです。


では、


ふわっとした、銀白色の美しい葉ってどんな感じなの?
って思っているあなたに、


これがギンバカゲロウソウの葉です・・・

P1110377

 ↑ なんだか苔のようだわぁ…


美しい銀白色のふわふわした葉は、まるでクッションのように広がっています。
花が終わってもこの素敵な葉はずっとそのままなので、そんなところも魅力的ですね。


雨上がりには、もっと素敵な光景に出会うことができるのですよ。


ギンバカゲロウソウの葉は水をはじくので、葉の上にたくさんの水玉がころがります。
さてさて、その水玉の世界ってどんなでしょうかね。


それでは、


水玉の世界ってどうなってるの?
って思っているあなたに、


雨上がりの、ギンバカゲロウソウです・・・

P1110763

 ↑ わぁー、水玉がいっぱい…


葉の上には、小さな水玉がたくさん転がっていますね。


では、大きな水玉を覗いてみましょう。


水玉を覗いて見ると・・・

P1110767

 ↑ これが水玉の世界なのね、不思議だわぁ…


さぁ~、水玉の中には何が見えたでしょうか。(是非拡大して見てくださいね!)


素敵なギンバカゲロウソウの葉をお楽しみいただきました。


ギンバカゲロウソウは、たくさんの魅力を持った花・・・
小さくて、可愛らしくて、不思議な花・・・


庭の一角で、初夏の妖精が遊んでいるようです。


小さな妖精たちのところには、時々お友達もやってきます。


可愛い(?)お友達も遊びにきました・・・

P1110546


P1110550

 ↑ あらっ、いらっしゃ~い。あなたはどなた?


こんなに小さな花でも、蜜はたくさんあるのでしょうね。


゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜


魅力たっぷりのギンバカゲロウソウ、お楽しみいただけましたでしょうか。


この花を頂いたときには株を分けて植えたので、昨年は花もなく小さな苔のような株が点々としているだけで淋しいものでした。
傾斜した場所に植えたため、小さな株は強い雨で流されちゃったり、春先の霜で浮き上がってしまったりと、色々な苦難もありましたが・・・


それでも、一年経った今年は株もかなり広がり、たくさんの花を咲かせてくれて、本当に嬉しい限りです。


株の中や横には、スギナなど雑草も次々と出てきています。
丁寧に雑草を抜きながら、今年はこのままそっとしておくことにしましょう。
もう少し株が広がったら、ロックガーデン風の場所にも移したい花ですけど・・・

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