いつもiらしく

いつも自分らしく生きたい!
素敵に年を重ねていつも愛らしくいたい!
そしてわたしはいつもiMacと一緒・・・

赤い蕎麦と白い蕎麦の花・・・

2009年10月05日 | 我が家の花(2009)
先日コンバインによる稲の刈り取り作業が終わり、昨日はハゼ掛け稲の脱穀も済んで、秋の農作業も一段落。
黄色い稲やハゼ掛けされた稲のなくなった田んぼは、少し寒々しい風景になってしまいました。


つい先日まで真っ白な蕎麦畑だった近くの休耕田の蕎麦も、白い色が日に日にくすんだ色へと変わってきています。
季節は少しずつ先へ先へと進んでいるのですね。


白い蕎麦の花が畑一面に咲いて、美しい秋の風景でした。(1週間前の様子ですが…)


白い花が咲く蕎麦畑、これも信州安曇野の秋・・・

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黄色い稲と白い蕎麦の花。
秋の安曇野では、つい先日まではこんな風景があちらこちらで見られました。


我が家の畑でも蕎麦の花が咲いています。
赤い花が咲く『高嶺ルビー』という品種と、白い花が咲く普通の蕎麦。


二種類の蕎麦を少しずつ植えてありますが、我が家の白い蕎麦の花はもうすっかりおしまい。蕎麦の実が実り始めています。
赤い蕎麦の花は、この日ちょうど見ごろでした。


我が家の畑の蕎麦たち・・・

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畑の蕎麦は、天候の加減で今年はかなり『不揃いの蕎麦』になってしまったようですが、まぁ素人の育てる蕎麦だもの・・・
それでも収穫が楽しみです。そして、手打ち蕎麦を食べるのがもっと楽しみ!


蕎麦の花は小さいけれど、近付いてみるとこれが意外と可愛らしい花なのですね。


蕎麦畑の白い蕎麦の花と、我が家の赤い蕎麦の花・・・

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ね、可愛らしい花でしょう。
この可愛い花は、やがて実に変わっていきます。


蕎麦の実の赤ちゃんたちです・・・

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この幼い実はしだいに色付いてきて黒い色に変わり、硬い完熟した蕎麦の実になります。


実り始めてきた、我が家の蕎麦・・・

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不揃いの蕎麦たちもこうして実が熟し、やがて収穫の時期を迎えます。


そして、今日もまたまた蝶のお話が始まります・・・


我が家の蕎麦の花には、色々な蝶たちがやってきていました。
セセリチョウ、モンシロチョウ、シジミチョウ等々・・・


この日は、ベニシジミの追っかけです


可愛らしいベニシジミです・・・

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小さなシジミチョウですが、色もきれいで可愛らしい蝶ですね。


こちらでは、二匹のベニシジミが仲良く一緒に遊んでいます。


カップルかしら・・・

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ちょっと近付いて撮らせていただきましょう。


接写でパシャリ、パシャリ・・・

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二匹の色合いが違いますねぇ~


ベニシジミの雌雄は、前翅の外縁角度がまっすぐなのが雄、カーブを描くのが雌だとか・・・
そして、翅に青い斑紋が付いている方が雄だとか・・・


前翅の外縁角度はどちらも同じように見えるから、雄雌の判断は難しいねぇ~
でも青い斑紋は左側のベニシジミだけ。やっぱり二匹はカップルなのでしょうか。


やがてこの二匹は、追いかけっこをしながら地上に舞い降りてしまいました。
土の上でも歩き(?)ながらずっと追いかけっこをしています。
わたしも追っかけ続行中


おやおや、これは『求愛』ですね・・・

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めでたく結ばれるといいけど・・・


秋は、やっぱり昆虫たちにとっても恋の季節なんですね。


赤蕎麦の花も、彼らを祝福してるかのように美しい花を咲かせていました・・・
うふふふ・・・そして、蕎麦の葉はハート形


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秋って、素敵な季節ですね・・・

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煙突掃除と薪ストーブメンテ・・・

2009年10月03日 | 日々の暮らし
朝晩涼しくなってきましたね。間もなく暖房器具の恋しい季節がやってきます。


そこで、煙突掃除と薪ストーブのメンテナンスをやりました。


薪ストーブの使用は二年目なので、今回が初めてのメンテナンスです。
昨年の使用状況などの良し悪しをチェックしていただきながら、煙突掃除とストーブのメンテナンスを、今回は業者の方にお願いしました。
(次回は旦那さまが自分でやると張り切っていますが…)


まずは煙突掃除から・・・


ストーブ側の煙突の一部を外して、煙突の先に袋を取り付けます。
(その袋の中に、煙突の内側に付いたススが貯まるように…)


煙突掃除用に屋根に作られてある『ハシゴ掛け』から屋根に登ります。


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ここで一句ご紹介・・・
「朝顔や つるべとられて もらひ水」・・・加賀の千代女


そこで私も一句・・・
「朝顔や ハシゴかからず 切り取られ」・・・みさと64


『ハシゴ掛け』に絡まりついてる朝顔は、部分的に切り取られる羽目になってしまいました。
まだきれいな花を咲かせている朝顔には可哀想なことをしてしまいましたが、ハシゴ掛けは屋根に一ヶ所しか作ってなかったので、『もらい水』のようにはいかなかったのです。


先端の笠を取り外して煙突掃除の始まり・・・


煙突の上から、長くて黒くて柔らかいホースの先に付いたブラシを差し込んで、


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ススを落としながらブラシを徐々に下げていくと、
一年間煙突に貯まったススが、ストーブ側に取り付けられた袋の中に貯まりました。


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ワンシーズンに貯まったこのススの量とその状態を見れば、使い方が適切だったのかどうかの判断もできるようですね。


薪ストーブ一年生の我が家の場合、ススの量も少なくカサカサしたススだったので、まぁまぁの合格点をいただきました。
薪の乾燥具合、燃やし方など問題ないという診断をしていただき、ホッとしています。


煙突掃除が済むと、今度は煙突の笠の掃除が始まります・・・


分解して、ワイヤーブラシで擦ってススを落としたり、内側に付いたススもきれいに落とします。


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これで、煙突掃除は終了。


次は、ストーブ本体の掃除です・・・


我が家で使っているこの薪ストーブの掃除は、そのほとんどが掃除機による吸引なのだそうです。


煙突がはめ込まれる部分にホースを入れて、ススなどを何度も何度も丁寧に吸い取ります。


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ひたすら掃除機での吸い取りが続くのです。


次は扉を開けて、燃焼室の掃除に入ります・・・


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耐火レンガの角や空気通路の縁などは、熱のために欠け落ちていました。
でも、これは熱により焼けて欠け落ちるという自然現象のため、やむを得ないことなのだそうです。
小さなかけらをひとつひとつ手に取り、確認しながら作業を進めていました。


ここも、掃除機で丁寧に丁寧に吸い取ります。


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とにかく、掃除機で丁寧に吸い取るのだそうです。


今度は扉を外して、両扉の掃除です・・・


周りの鉄部はワイヤーブラシで、そしてガラス部はクリーナーできれいに磨きます。


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ガラスもピカピカになりました。


扉の掃除の次は、蓋部です・・・


錆や汚れも丁寧に落とします。


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最後は、ストーブ表面の汚れを落としてから全体を磨き上げます・・・


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外してあった煙突をセットし、黒い耐熱塗料を塗って完了です・・・


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さぁー、これで新品のようなストーブになりました。


業者のお兄さん、お疲れさまでした!


作業終了後に、お茶を飲みながら薪ストーブについて色々とアドバイスをしていただいたので、今年も安全に効率よくストーブを使うことができそうです。


次回は旦那さまが自分でお掃除やメンテナンスをやるようですが、やはり数回に一度は業者さんにお願いする方がいいようですね。
今回の費用は、25,000円。安心・安全を考えると、適切な料金だったのでしょう。


薪小屋には薪もたくさん積み込まれたし、ストーブのメンテも終了したし・・・
いつからでも火入れができます。


「今年の冬もよろしくね!」


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信州の冬は、駆け足でやってきます。
薪ストーブのお世話になる日も、そう遠くはないでしょう・・・

コメント (8)
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アサギマダラの魅力をたっぷりと・・・

2009年10月01日 | 花や蝶を求めて
うふふふ・・・こんなタイトルのブログがアップできるなんて、まるで夢見心地だわぁ


「みて! 飛翔するアサギマダラ…」

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先月に父のお導き(?)で初めて一匹のアサギマダラに出会えて、あのときの感動は未だ覚めやらず。
今度はこちらからアサギマダラとの出会いを求めて、『アサギマダラの里』と呼ばれるその場所へ出かけてきました。


そこは仁科三湖の中間にあり、一番小さな『中綱湖』の畔。我が家からは車で20分程の場所です。


一番小さな湖、中綱湖・・・

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仁科三湖とは・・・
  北アルプス山麓唯一の天然湖・仁科三湖は、
  「遊びの木崎湖」、「憩いの中綱湖」、そして「思索の青木湖」からなり、
  それぞれの湖は四季折々の豊かな表情をみせてくれます。
  湖畔のサイクリングやトレッキング・散策は、澄んだ空気と美しい風景に
  心も体も癒されます。(大町市HPより)


中綱湖周辺では、数年前から地元住民が『アサギマダラの里』を目指して、たくさんのフジバカマを植えてきたのだそうです。
湖の周辺や少し離れたスキー場などあちこちにフジバカマ畑があり、そこはアサギマダラの『渡りの中継地』のようですね。


美しい景色です・・・

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フジバカマと山の緑、そして湖面には青い空と白い雲が映ってとってもきれい。
もうしばらくすると、湖面に周りの木々の紅葉が映し出されて、素敵な風景になるんですよ。


ここには、たくさんのフジバカマが植えられています・・・

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湖の南側には駐車場があり、その脇にもたくさんのフジバカマが植えられていました。


駐車場にもフジバカマがいっぱい・・・

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そして、その近くには数ヶ所にフジバカマ畑があります。


花が満開の、フジバカマ畑・・・

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湖畔の駐車場に車を入れて、デジカメ持って行きましょう・・・


9月11日の報道でアサギマダラが舞っていたとのことなので、もう今の時期は南へ旅立った後なのかもしれない。


「アサギマダラは、まだいるのかなぁ…」


フジバカマ畑に行ってみると・・・


いました、いました。アサギマダラがあちこちで、ふわふわと舞っています。
満開を少し過ぎたフジバカマの花を、ゆったりと舞いながら行ったり来たり・・・


「よかった! 舞ってて。いやいや待っててくれたのかなぁ…」


今日は、アサギマダラの魅力を私の撮ったつたない画像の数々で、たっぷりとご覧いただきましょう。(いまいち頼りない旧型のデジカメと、そんなデジカメを未だに使いこなせないわたくしのこの腕で撮った写真。これで精一杯…)


「あぁー、また出会えたぁ~ この素敵な蝶に…」

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初めて出会ったときには、翅を開いた姿を撮ることができなかったけど・・・
でも今日は、その美しい姿をしっかりと撮ることができましたぁ~


「翅を開いたその姿。美しすぎます…」

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黒と浅黄色、そして茶色とのコントラストが素敵ですねぇ~
光に透けた翅が、本当に美しい・・・


おやおや、こちらのアサギマダラは白黒マダラに見えて、ちょっと違った雰囲気です。


「前翅は、モノトーンだね…」

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アサギマダラは、ゆっくりと翅を閉じたり開いたり…を繰り返します。
その優雅な仕草は、蝶の女王と呼びたくなってしまうような風格を感じました。


「翅を閉じたり…」

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「翅を開いたり…」

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こちらでは、翅をいっぱいに広げて吸蜜中のようです。


「下から覗かせていただくわね…」

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こちらは、木漏れ日の中で静かに吸蜜中です。


「秋の日差しが強すぎたかなぁ…」

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ここでは、二匹のアサギマダラが仲良く吸蜜中。カップルかと思ったけれど、二匹とも後翅下部が黒いから雄同士みたいですね。


「君たちは雄なんだね!」

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道路際のフジバカマにも二匹のアサギマダラがいます。


「あらっ、車が通っても全然平気なのねぇ~」

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アサギマダラは、小さな細い花の中にストローを上手に入れて吸蜜しています。


「なんて器用なの…」

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翅が光に透けて、まるでステンドグラスのようです。本当にきれい!


近付いて吸蜜の様子を見てみましょう。


「本当に、お上手ですこと…」

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ストローが細い花の中まで入っているのが、よくわかりますねぇ~


それでは、飛翔するアサギマダラをご覧いただきましょう
(少々わかりにくい画像ですので、拡大して見ていただいた方がよろしいかも…)


一匹のアサギマダラが舞ってます・・・

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こちらは二匹でランデブー・・・

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高いところを一匹、低空飛行も一匹・・・

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二匹が気持ち良さそうに、大空を舞ってます・・・

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ちょっと待ってぇ~と、必死で追いかけてるのか・・・

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報道によると、この湖畔の畑でマーキングされた一匹が、なんと台湾の蘭嶼島で確認されたとのこと・・・
あのふわりふわりと舞う蝶が、どのようにしてここからそんな遠くまで飛んでいくことができたのやら。不思議ですねぇ~


湖畔の木々も間もなく紅葉して、そろそろ秋も深まってきます。
アサギマダラたちも、近日中には南に向かって飛んでいってしまうのでしょうね。


間もなく旅立ちですね・・・

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もういないだろうと思ってここにやってきたけれど、こうしてたくさんのアサギマダラに会うことができました。
しかも、こんな素敵な出会いを今日も独り占め・・・
(娘と一緒だったので、独り占めではなかった…)
遠く向こう岸に、釣り人がひとりだけ。
休日で、最盛期(2週間ほど前?)だったらカメラマンたちでいっぱいだったでしょうね。


今日は静かなアサギマダラたちとのひとときでした。
乱舞している様子は見ることができなかったけれど、思う存分素敵な姿を見せて貰えて・・・
幸せな気分にさせてもらいました

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