日本女子プロ将棋協会(LPSA)ファンクラブ会員のR氏といえば、同じLPSAファンなら知らない人はいないと思う。
LPSAが開講しているマンデースクールや金曜サロンでの指導対局、1DAYトーナメントやファンクラブイベントなどを、自ブログで詳細にレポートしてくれているあの方、といえば、「ああ!」と膝を打たれるはずだ。
豊富な写真を掲載し、イベントに参加しなくても参加した気分に浸れる各レポートもいいが、このブログの白眉は、LPSA棋士との指導対局を紹介する自戦記であろう。
将棋はすべて飛車落ち。図面を多く載せているため、将棋盤なしでも棋譜が追える。R氏は有段者だから快勝譜も多いのだが、やはり面白いのは、優勢の局面を造りながら、逆転される将棋だ。上手の妖しい勝負手に困惑し、追い込まれていく描写は絶妙を極める。思わず「その気持ち分かる!」とニンマリしてしまう。山口瞳の名著「血涙十番勝負」に匹敵する名稿と思う。
R氏の素晴らしいところは、女流棋士に畏敬の念を持って接していることである。勝って驕らず、負けて腐らず、いつも女流棋士に教えを請うという姿勢を貫いている。勝って驕り、負けて熱くなる私とはエライ違いだ。
R氏はまた、白扇を用意し、指導対局に勝つとサインを頂戴することでも知られていた。かつてはR氏個人で臨んでいたが、現在はそのシステムが発展し、「扇子サイン勝負」として、多くの会員が楽しんでいる。基本的に女流棋士のほうは、会員にサインをしたくない、というスタンスである。ゆえに単なる指導対局から、多少なりとも真剣勝負の面白さ、張り合いみたいなものが加味されることになったわけで、これはR氏の大ヒットといえよう。
そんなR氏だからブログの愛読者も多く、私も何回かコメントを書かせていただいた。
しかし私はそのコメント欄に、昨年暮れに行われた1DAYトーナメント「フランボワーズカップ」の感想を長々と書いたり、私と女流棋士との詳細な対戦成績を書いたりした。これはヒト様のブログに書く内容ではない。
この時、それなら自分のブログを作ってそこに書こうか、と考えたのだった。だからもしR氏のブログがなかったら、私の将棋ブログはなかったかもしれない。そのキッカケを作ってくれたR氏には、とても感謝している。
LPSAが開講しているマンデースクールや金曜サロンでの指導対局、1DAYトーナメントやファンクラブイベントなどを、自ブログで詳細にレポートしてくれているあの方、といえば、「ああ!」と膝を打たれるはずだ。
豊富な写真を掲載し、イベントに参加しなくても参加した気分に浸れる各レポートもいいが、このブログの白眉は、LPSA棋士との指導対局を紹介する自戦記であろう。
将棋はすべて飛車落ち。図面を多く載せているため、将棋盤なしでも棋譜が追える。R氏は有段者だから快勝譜も多いのだが、やはり面白いのは、優勢の局面を造りながら、逆転される将棋だ。上手の妖しい勝負手に困惑し、追い込まれていく描写は絶妙を極める。思わず「その気持ち分かる!」とニンマリしてしまう。山口瞳の名著「血涙十番勝負」に匹敵する名稿と思う。
R氏の素晴らしいところは、女流棋士に畏敬の念を持って接していることである。勝って驕らず、負けて腐らず、いつも女流棋士に教えを請うという姿勢を貫いている。勝って驕り、負けて熱くなる私とはエライ違いだ。
R氏はまた、白扇を用意し、指導対局に勝つとサインを頂戴することでも知られていた。かつてはR氏個人で臨んでいたが、現在はそのシステムが発展し、「扇子サイン勝負」として、多くの会員が楽しんでいる。基本的に女流棋士のほうは、会員にサインをしたくない、というスタンスである。ゆえに単なる指導対局から、多少なりとも真剣勝負の面白さ、張り合いみたいなものが加味されることになったわけで、これはR氏の大ヒットといえよう。
そんなR氏だからブログの愛読者も多く、私も何回かコメントを書かせていただいた。
しかし私はそのコメント欄に、昨年暮れに行われた1DAYトーナメント「フランボワーズカップ」の感想を長々と書いたり、私と女流棋士との詳細な対戦成績を書いたりした。これはヒト様のブログに書く内容ではない。
この時、それなら自分のブログを作ってそこに書こうか、と考えたのだった。だからもしR氏のブログがなかったら、私の将棋ブログはなかったかもしれない。そのキッカケを作ってくれたR氏には、とても感謝している。