19日(金)の女流棋士スーパーサロンは、上田初美女流二段の担当だった。
スーパーサロンの定員は8名だから、人数的にはけっこうな激戦である。しかし私も毎週指導を受けるほど積極的ではなく、今回は前日の午前に電話をしたら、10時からのコマが空いていたので、入れてもらった。
これで5週連続千駄ヶ谷へお邪魔することになる。日本将棋連盟に行くのが定跡化しつつあるが、これはいいことなのだろうか。
前の週は定刻に5分遅れたので、この日は早めに家を出る。しかしそのために、上田女流二段との指導対局では私が一番ノリとなり、1対1で駒を並べる羽目になってしまった。
私は女流棋士を前にすると大変アガッてしまうので、この状況は困惑するのだが、黙って駒を並べているのもアレなので、「先生、先日の将棋は残念でしたね」と、軽くジャブを飛ばしておく。
先日、上田女流二段のブログを偶然拝見し、公式戦5連勝中ということは知っていた。しかしこの2日前の将棋で高群佐知子女流三段に屈し、連勝がストップしていたのである。
上田女流二段は、この人また来てる、という顔で何か返事をくれたが、何て言われたか、覚えていない。
そうした状況の中、指導対局開始。前の2局はいずれも上田女流二段の四間飛車だったが、今回はゴキゲン中飛車で来られた。
なおきょうの女流棋士の公式戦は、まず中井広恵女流六段対本田小百合女流二段。これはこのブログの読者なら、私がどちらを応援するか、言うまでもないだろう。そして石橋幸緒女流王位対山口恵梨子女流1級。これもどちらを応援するか、言うまでもない。また北尾まどか女流初段対室田伊緒女流初段戦、甲斐智美女流二段対岩根忍女流二段戦もあり、今回は心から、対局室の見学をしたかった。
さて上田女流二段との将棋は、私が中盤の入口で銀捨ての鬼手を放ったつもりが、例によって重大な読みぬけがあり、わずか56手で吹っ飛ばされてしまった。なんとも情けない話である。手合いが違う気がした。
なお局後の感想戦では、「ちょっと専門的な話ですが…」と、ゴキゲン中飛車に対するミニミニ講義をしていただいた。
上田女流二段は、週刊将棋の「週将女流棋士ランキング」で、5月終了現在で9位につけている。さすがにトップ10に入るだけあって、本格的な将棋だと、あらためて感心した。話が逸れるが、週将に載っている上田女流二段の顔写真は、だいぶ前のものであろう。現在はあの写真の、数倍綺麗である。
女流棋士がどちらの団体に属していても、指導将棋を受ければ、その棋士を応援しようという気になるものである。そもそも、その棋士に好感を抱いていなければ、指導対局は受けない。上田女流二段のこれからの活躍を期待したい。
スーパーサロンの定員は8名だから、人数的にはけっこうな激戦である。しかし私も毎週指導を受けるほど積極的ではなく、今回は前日の午前に電話をしたら、10時からのコマが空いていたので、入れてもらった。
これで5週連続千駄ヶ谷へお邪魔することになる。日本将棋連盟に行くのが定跡化しつつあるが、これはいいことなのだろうか。
前の週は定刻に5分遅れたので、この日は早めに家を出る。しかしそのために、上田女流二段との指導対局では私が一番ノリとなり、1対1で駒を並べる羽目になってしまった。
私は女流棋士を前にすると大変アガッてしまうので、この状況は困惑するのだが、黙って駒を並べているのもアレなので、「先生、先日の将棋は残念でしたね」と、軽くジャブを飛ばしておく。
先日、上田女流二段のブログを偶然拝見し、公式戦5連勝中ということは知っていた。しかしこの2日前の将棋で高群佐知子女流三段に屈し、連勝がストップしていたのである。
上田女流二段は、この人また来てる、という顔で何か返事をくれたが、何て言われたか、覚えていない。
そうした状況の中、指導対局開始。前の2局はいずれも上田女流二段の四間飛車だったが、今回はゴキゲン中飛車で来られた。
なおきょうの女流棋士の公式戦は、まず中井広恵女流六段対本田小百合女流二段。これはこのブログの読者なら、私がどちらを応援するか、言うまでもないだろう。そして石橋幸緒女流王位対山口恵梨子女流1級。これもどちらを応援するか、言うまでもない。また北尾まどか女流初段対室田伊緒女流初段戦、甲斐智美女流二段対岩根忍女流二段戦もあり、今回は心から、対局室の見学をしたかった。
さて上田女流二段との将棋は、私が中盤の入口で銀捨ての鬼手を放ったつもりが、例によって重大な読みぬけがあり、わずか56手で吹っ飛ばされてしまった。なんとも情けない話である。手合いが違う気がした。
なお局後の感想戦では、「ちょっと専門的な話ですが…」と、ゴキゲン中飛車に対するミニミニ講義をしていただいた。
上田女流二段は、週刊将棋の「週将女流棋士ランキング」で、5月終了現在で9位につけている。さすがにトップ10に入るだけあって、本格的な将棋だと、あらためて感心した。話が逸れるが、週将に載っている上田女流二段の顔写真は、だいぶ前のものであろう。現在はあの写真の、数倍綺麗である。
女流棋士がどちらの団体に属していても、指導将棋を受ければ、その棋士を応援しようという気になるものである。そもそも、その棋士に好感を抱いていなければ、指導対局は受けない。上田女流二段のこれからの活躍を期待したい。