一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

女流棋士スーパーサロン金曜日・藤田綾女流初段②

2009-06-14 01:54:31 | 女流棋士スーパーサロン
12日(金)の女流棋士スーパーサロンは、前週に続いて藤田綾女流初段の担当だった。
この何日か前、「勝手に将棋アンテナ」で、掲載されているサイトを任意にクリックしたら、なんと上田初美女流二段のブログだった。
それを見ると5、12日は藤田女流初段、19、26日は上田女流二段の担当と、お知らせがあった。女流棋士スーパーサロンは、基本的に担当はひとりだが、金曜日だけ2名が交替で担当する。しかし規則的に入れ替わる、というわけでもないようだ。
担当がどちらにしろ、今回は行くかどうか迷いつつ水曜日に電話をしたところ、最後の1コマが空いていたので、入れてもらう。
藤田という名字の女流棋士は日本女子プロ将棋協会にもいらっしゃるが、あちらは中学校のPTA役員というイメージなのに対して、こちらはピチピチの新人OLというイメージだ。
今回の藤田女流初段は、ピンク系の洋服が、初夏らしく涼しげだ。私はこうした服装の名称には疎いので、それを正確に描写できないのがもどかしい。またLPSAに、この服装が似合う女流棋士がいないのがつらい。
今回は10時からの4局と10時30分からの4局、定員いっぱいだった。それぞれのコースの持ち時間は1時間30分だから、ダブっている10時30分からの1時間は、8面指しになる。これは、女流棋士にはつらいと思う。
私との将棋は、序盤で細かい駆け引きがあったが、けっきょく藤田女流初段の三間飛車に落ち着く。私が急戦で仕掛けたものの、執拗に端攻めをされ、自陣は陥落寸前。だがなんとか踏ん張り、敵竜を召しとったところでは、ハッキリ私の勝勢となった。しかしここでタイムアウトになり、無念の引き分けとなった。
私は目立った長考をしなかったので、定員の8名になると、全局を終了させるのは、時間的に厳しいようだ。
それはともかく、いつも思うことだが、いくつもの局面を一瞥し、瞬時に次の手を指すプロ棋士の技量には感心する。私もかつて金曜サロンで、高校生相手に2面指しをしたことがあったが、局面がめまぐるしく変わり、2局分以上の疲労感を覚えたものだった。だから藤田女流初段には、8面指しの重労働に、あらためて感謝の意を表したい。
なお今日は、順位戦を対局中の窪田義行六段が、道場に顔を見せた。窪田六段は将棋ペンクラブの会員であり、関東交流会には毎回顔を出してくれる。ただ会員になるだけではなく、こうやって行動で応援してくれる棋士には、本当に頭が下がる思いである。
挨拶させていただくと、折り目正しく礼を返され、恐縮してしまった。将棋ファンは、このような棋士を応援するのである。
コメント (2)
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