一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

女流棋士スーパーサロン金曜日・藤田綾女流初段①

2009-06-06 13:13:00 | 女流棋士スーパーサロン
5日(金)も、幸運にもコマが取れたので、女流棋士会スーパーサロンへ行く。
今週は藤田綾女流初段の担当である。藤田女流初段は小学生で女流棋士デビューを果たし、当時話題となった。その棋歴からいうと、綾ファンにとって現在の成績は物足りないものがあろう。さらなる活躍が求められる女流棋士のひとりである。
さて藤田という名字は日本女子プロ将棋協会にもいらっしゃるが、あちらが中学校で数学を教える学年主任というイメージなのに対して、こちらはピチピチの女子大生というイメージだ。
今回も平手でお願いする。私の棋力では、女流棋士との指導対局は、「銀落ち」の手合いが適当と思う。だから一時期は香落ちに熱中したこともあるが、芳しい成績を上げられず、最近はなぜか平手に手合いを上げて指している。
藤田女流初段の得意戦法を調べてこなかったので、不安を残したまま、対局開始。藤田女流初段はかわいらしく、色白だ。中倉宏美女流二段と同じ肌質の感じがする。
将棋は藤田女流初段の石田流に、私が棒金(▲2七金)の構えを採った。中盤の入口で、△4四銀に私が▲4五歩と突いたら、△5五銀と、▲5六の銀にぶつけてきた。そこで私が▲6七銀と引いたのが冷静な一手。次に▲5六歩の銀殺しを見せられて、グズグズできない藤田女流初段は、飛車を切って暴れてきたが、そこをなんとか受け止めて、迎えたのが以下の局面である。

藤田女流初段の△6六銀打に▲6八金と引き、△4六銀と出た局面。
ここで私は▲5六金と打ったのだが、以下△5五銀左と捌かれ、形勢を損じた。この局面は、あとでさんざん検討したが、正着は、将来の△5五角を消す▲5六歩と思う。しかしいまだによく分からない。
最後は自玉に詰めろをかけられ(しかし実際は違った)、私は後手王を詰ましにいったが1枚足りず、無念の投了となった。
現女流棋士会の棋士には、上田初美女流二段と、藤田女流初段のおふたりに教わったが、どちらも本格的な将棋、という印象だった。金曜ナイトサークルも含め、じっくり指導を受ければ、確実に棋力の向上が望めると思う。
このところ毎週お世話になっている女流棋士スーパーサロン。次週はどうしようか。
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