一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

島井咲緒里女流初段とふたりで創った詰将棋

2009-06-27 13:41:06 | 将棋雑記
日本女子プロ将棋協会(LPSA)が編集、販売している「日めくり詰め将棋カレンダー2009」。本日6月27日は、私が創った詰将棋が載っている。
この詰め将棋カレンダーの唯一にして最大の特徴は、ふだん詰将棋を創らない「詰将棋創作初心者」の作品を幅広く採用したことにある。
何しろ、易しい詰将棋のほうが採用の確率が高いというのだから、それだけで従来の常識を覆している。とはいうものの、詰将棋を作るには、ある程度の才能が必要だ。あまり陳腐な詰将棋も投稿できない。私も2008年版のカレンダーに、高校のときに創った詰将棋を投稿しようと思ったが、結局出せなかった。
2009年版のときはどうしようかと考えていたのだが、締切(6月30日)間際である6月27日の金曜サロン、島井咲緒里女流初段との指導対局で、キレイに詰んだ(詰まされた?)将棋があったので、それをそのまま投稿することにした。
結果的に採用されたのだが、私がLPSAのファンクラブ会員だったことや金曜サロンでの将棋ということで、お情けで採用してくれたのだと思う。
これは「将棋ペンクラブ」に拙稿が掲載されるのとは別の嬉しさがあった。また掲載日を対局日と同日にしてくれたのも嬉しかった。ただ悲しいかな、肝心の手順のほうは詰将棋とは縁遠い「詰む将棋」で、妙手はひとつもない。
ここで、この詰将棋の元になった局面を掲げよう。

攻め方:1七歩、1九香、2二歩、2八飛、2九桂、3二竜、3三銀、3七歩、4六歩、5六歩、5七銀、5八金、6七歩、6九金、8三成香、8五玉、8七歩 持駒:金、銀、桂、歩3
受け方:1二香、1三角、1四歩、2五歩、5二馬、5三歩、5四銀、6二金、6三玉、6五歩、7三歩、7四香、9八と 持駒:桂2、歩2

受け方が△5二馬と成桂と取った局面。ここから▲5二同竜△同玉▲4一角△6一玉、で問題図となった。このままだと余詰めがあるので、当然ながら余分な駒は外した。
現在、島井咲緒里女流初段の体調は万全でないようである。無理をせず、あせらず、ゆっくり養生してもらいたいと思う。ファンは気長に待っています。
コメント (8)
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