一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

11月12日のLPSA芝浦サロン・プリプリ

2010-11-17 00:25:30 | LPSA芝浦サロン
11月12日(金)のLPSA芝浦サロンは、船戸陽子女流二段の担当だった。手合い係は藤森奈津子女流四段。
LPSAが駒込から芝浦に移転して、サロンのシステムもかなり変わった。私はほとんど恩恵を受けなかったが、無理に挙げれば、月~水も指導対局が受けられるようになったこと、1日に同じ女流棋士から2回(以上)の指導対局を受けられるようになったことがある。なお2局目(以降)は、追加料金が発生する。
この典型的な例が8日(月)で、この日も船戸女流二段の担当だった。
私は他の会員を出し抜いて船戸女流二段の指導対局を受けに行ったのだが、その将棋は私が逆転勝ちとなった。ところが悔しがる船戸女流二段を前にして、私はつい「追加の一局」を所望してしまった。
それで私がおカネを払うのは話がアベコベの気もするが、とても楽しい時間を過ごせたので、よしとする。
12日は最初から2局お願いするつもりだった。前日のブログで、船戸女流二段との芝浦対局が8局に上ると書いたのは、こんな感じでどんどん対局数が増えたからである。
この日はLPSA・Minerva会報誌「Café Minerva」2010年秋号が一足早く配られた。サロン客の大半はMinerva会員なので、しばしばこうした光景が見られる。
今号の目玉企画は、文字どおり「クイズ この目誰の目!?」。LPSA女流棋士と渡部愛ツアー女子プロの「目」だけが載っていて、それが誰か当てるというものだ。
似顔絵の善し悪しは目で決まるというから、目だけを見ればすぐ分かりそうなものだが、これがなかなか難しい。
メガネをかけている女流棋士は何とか分かるが、そのほかはサッパリだ。こういう時めざといのがW氏で、藤森女流四段といっしょに考えていたが、ほとんどの女流棋士を瞬時に当て、点数を稼ぐ。
私は肝心の船戸女流二段の目がまったく分からず、すっかり彼女を怒らせてしまった。
「本当は私のファンじゃないんだ」
「いやいや船戸先生違うんですよ! 先生がいつも眩しいから目を見れなくて…。藤森先生なら見れるんですけど」
「何ですって!?」
今度は藤森女流四段から反撃がきた。う~、めんどくさい。
あれは10月26日(火)だったか、松尾香織女流初段が担当で、船戸女流二段が遊びにきたとき、私は船戸女流二段の名字をド忘れし、「フナ…ムラさん」とうっかり口にしてしまったことがあった。
船戸女流二段はこのときのことも持ち出して、もうプリプリ状態?である。
「そうだクチビルだ! 次の企画は、クチビル当てにしましょう!」
私は絶妙の提案をしたつもりだったが、無視された。
こうなってはもういけない。以後はひたすら、船戸女流二段を刺激しないようにした。
しかしあらためて書くが、「私が勝手に選ぶ女流棋士ファンランキング」の第1位は、現在も船戸女流二段である。これだけ将棋を愛し、自団体のために尽力している女流棋士を、私はほかに知らない。2位の室谷由紀女流1級を引き離し、独走状態であることも付け加えておく。
ともあれ今号も、会報はおもしろい読み物に仕上がっていた。編集の島井咲緒里女流初段、およびスタッフに感謝である。
将棋に戻る。会員とは練習将棋を数局指したあと、リーグ戦を1局指した。作戦負けからおもしろくなったと思った中盤で、桂馬による王手金取りを見送り、自陣のと金を払ったのが敗着。すかさず好点に馬を作られ、以下は完敗となった。
これでリーグ戦は5勝3敗。今期はみな対局数も少なく、大混戦。ちょっと優勝は難しくなった。
この日は金曜日で、旧金曜サロン会員が多く訪れる日だったが、15人には満たなかったと思う。金曜サロンだったら、「きょうはずいぶん人が少なかったネ」というところだが、芝浦サロンでは「きょうは人が多かった」となる。
こんな状態がいつまでも続くと、あぶない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする