一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

冬の北海道旅行2017(4)

2017-08-13 00:26:58 | 旅行記・北海道編
買物公園までぶらぶら歩く。昨年、一昨年は会期の序盤にお邪魔したので、氷彫は制作中だった。やはり芸術作品は「完成品」を鑑賞するに限る。
公園の氷彫刻大会は力作ぞろいだった。定番といったらそれまでだが、中にはキラッと光る新機軸の作品もあり、つい歩を止めて見入ってしまう。ただし空と同化しているので、やや見づらい。夜にもう1回鑑賞したい。
駅前まで戻る。駅前のシャトルバスは11時30分があり、再びこれに乗って、常盤会場に戻った。
12時からはステージでHBCラジオの公開録音。柳ジュンと浅井未歩の登場である。
浅井未歩は旭川生まれで、札幌市在住の歌手。昨年もここで彼女の歌を聴き、私はミニアルバムも買った。
彼女は現在、「自分を見つめ直している」ところらしい。私も近い将来自分を見つめ直すことになるから複雑な気分だ。
浅井未歩は変わらぬ美声で数曲を歌い上げた。
続く柳ジュンは、出身地は宮城県だが、1995年より旭川の観光大使を務めている。旭川冬まつりといえば柳ジュンで、彼女の歌を聴くのも私のルーティーンのひとつだ。
今日もハスキーボイスで、「グッバイ東京」など数曲を妖艶に歌い上げた。


▲浅井未歩

▲柳ジュン

さらに車いすテニスプレイヤー・二條実穂が登場した。彼女は大工さんだったが、仕事中に事故に遭い、以後車いす生活となった。彼女はそこから一念発起、テニスに活路を見出した。私が同じ立場だったら事故後は落ち込む一方だったろうから、彼女のポジティヴな姿勢には畏敬の念を覚えた。
傍らのスペースでは気球が上がっている。こちらは有料で、大人2,000円、子供は中学生まで1,000円。私には手が出ない額である。
ステージの上部は右脇のスロープから登れるのだが、今はパイロンで封鎖されている。
13時からの第2部・爆笑ステージは、永野とホリの登場。私の感覚がおかしいのか、永野がなぜおもしろいのか分からない。もとより私はお笑いに興味はないので、昼食を摂るべくここを離れた。
ただ、ホリのものまねは上手かった。声だけ聞こえたが、それだけで誰を演じているのか分かったから。
買物公園に戻って昼食である。廃業した蕎麦屋が健在ならそこに入ったのだが、いまさらながらに惜しい。私は蕎麦が好きだが、買物公園近辺の蕎麦屋だけでも、もう3軒は潰れている。
シャレた軽食喫茶「家族亭」があったので、入る。中はオバチャン方でいっぱいで、テーブル席がひとつだけ空いていた。けっこう人気の店のようだ。
店頭にメニューがあり、その時からオムライス(620円)を注文すると決めていた。出てきたそれは確実に、定番の美味さだった。
店を出てぶらぶら歩くと、「森のコーヒー」なる喫茶店があったので、入る。店名のコーヒーがあったので、それを頼む(350円)。気になる店にふらりと入る。何だか「ぶらり途中下車の旅」みたいだ。
ふつうのコーヒーとの違いが分からなかったが、森のコーヒーは旨かった。
また常盤会場に戻るが、その途中にある古書店に入る。ここで何らかのマンガを買うのも毎年の定番だが、今年はこれといったものがない。マンガは諦め、「ついていったらこうなった」が100円で売られていたので、買った。
常盤会場のステージでは、ちびっ子諸君のダンスや、アニソンライヴをやっていた。
ひとしきり見たあと、私は常盤公園内の「旭川美術館」に足を運ぶ。今年は「色と形みるあそぶ・色と形のシンフォニー平面の魅力」(510円)と、「木の造形セレクション」(210円)の2本立て。2つ見て620円だからそうしたが、前者の催しはちょっと割高だった。
こんな感じで何やかやと、旭川周辺だけでも時間を食ってしまうのである。
常盤会場に戻る。冬マルシェの手前のプレハブでは、旭山動物園グッズを販売していたが、とくに買うものはない。ちなみに昨年は、とにかく明るい安村のグッズを販売していて、大混雑だったことを思い出す。
ステージでは動物戦隊ジュウオウジャーショーをやっていた。戦隊は向かって左からグリーン、ブルー、レッド、ホワイト、イエロー。ピンクがなく、ホワイトが入っているのは珍しいと思う。
たぶん彼らは撮影禁止だろう。
16時30分からは、「ミュージカル・ゆっきりん雪のシンデレラ物語」。旭川市のゆるキャラ、あさっぴーとゆっきりんの主演という異色作だ。
冒頭は舞踏会の場面から入るのだが、招待客は外国人もいて、踊りが玄人はだしだ。「本職」を起用したのかもしれず、旭川市、妙なところにカネをかけていると思った。
話は予定調和で進む。ミュージカルだから歌あり踊りありで、楽しい。最後はホロッとさせて、大団円だった。ゆるキャラのミュージカルは史上初?だったかもしれないが、なかなかの力作だった。





辺りはすっかり暗くなった。プログラムはさらに「HIPHOPダンスステージ」「YOSAKOIソーランin旭川冬まつり」と続く。どちらも冬まつりの定番である。
よさこいではもろ肌脱ぎの女性が現れた。これだけ動けば氷点下でも寒くないのだろう。不思議なもので、演者が踊りまくっていると、こちらも体が熱くなるのだ。
18時30分からは「極寒チア&弾丸チアPR in旭川」。チアってチアリーダーのことだろうか。
たしかにそうで、健康そうな太もも丸出しのチアが、戦隊ヒーローをバックに快活に踊った。



旭川冬まつり、大雪像は毎年いま一つだが、出し物はかなり力が入っている。
そして19時からはお待ちかね、「FANTASY NIGHT 2017~Semifinal“未来”へ~」。この目玉は打ち上げ花火だ。
(16日につづく)
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