一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

冬の北海道旅行2017(5)

2017-08-16 00:18:00 | 旅行記・北海道編
(13日のつづき)
私は会場後方のスロープを上がり、全体が見渡せる場所にいく。このほうが無理なく花火を見られるのだ。放送でもそこでの観覧を勧めていて、観覧客も多かった。
時間になり、ステージが光の渦に照らされたあと、花火が打ち上げられた。大輪の花火が美しい。私は東京では花火は見ないが、旅先の花火は好きだ。







花火が終わり、いつもなら味良く帰るところだが、本日最後のプログラム「北海道アイドルSNOW」がある。旭川や札幌在住のアイドルの歌の共演である。
1人目は札幌在住の女子高生・希海(のぞみ)。しっとりと大人の歌を歌い上げた。
2人目は「かまたん」。真田彩子女流二段にちょっと似ていて、頭に突き出た耳飾りについていけなかったが、歌はうまかった。
3人目は「The Eden」の2人組。良くも悪くも、萌え系の衣装にクラッときた。


▲希海

▲かまたん

▲The Eden

買物公園に戻る。夜の氷像を鑑賞するのである。時間があれば、雪像・氷像とも昼と夜に見て、趣の違いを味わうのが良い。
その前に晩飯である。ここ数年は「敦煌」で食べることが多かったが、今年は「3代目京ラーメン」に入ってみた。昼に通った時はランチサービスをやっていて、妙に気になっていたからだ。
同ラーメン店は買物公園のゴール側にあり、それこそ私が初めて旭川に訪れた時から、この店はあった。ラーメン好きの私がいままで入らなかったのが不思議で、不義理だったというよりない。
店は「しお野菜ラーメン」(650円)を押しているようだったので、それを頼んだ。
出てきたそれは、野菜が多く盛られ、抜群に美味かった。
食べ終わったあと、私は猛烈に後悔したのである。なんでもっと早くに入らなかったのか、と。
いまさらという気もするが、旭川にお気に入りの店がひとつ増えた。

さて、夜の氷像の鑑賞である。どれも力作揃いで、つい一体一体撮影してしまう。同じ事を考えている人もいて、ペースが同じになっちゃうから、同じ人と何度か交叉した。
なかなか充実した旭川の1日も終わりである。そして今夜の宿は、「Compa3.7旭川店」。いつものネットカフェである。同店は昨年からナイトパックを廃止した。今回は通常の12時間パックにするしかないが、それでも2,580円は安い。
旅先でもブログを書かなければならないが、今朝、おもしろい夢を見たので、それをそのまま書く。当ブログは「将棋雑記」だが、題材にはこだわっていない。
シャワー(300円)を浴びて、今夜も適当な時間に寝た。

翌12日(日)。今日は1日、「さっぽろ雪まつり」の鑑賞に充てる。
利用するのは中央バスの高速あさひかわ号だが、松屋で牛丼弁当を買った。札幌へは20分でも早く着きたいので、店での食事すら省略した。
私が07時30分発のバスに乗ると、次から次へと客が乗ってきて、満席になってしまった。こんなことは初めてのケースだ。
私は食欲もいま一つだし、横に人がいては食べにくかったので、そのまま食べずに過ごした。
時計台前バス停には、定刻より10分早い09時30分に着いた。ここで下車する。今日は前日とうって変わって曇天である。
私は迷いつつも時計台に行く。今さら時計台という感じだが、これもルーティーンのひとつである。
反対側のビル2階の踊り場が無料の展望台になっている。ここで牛丼を食べながら時計台を鑑賞した。
いよいよ大通会場に入る。今年で29回連続29回目のさっぽろ雪まつり鑑賞だ。
道路はアスファルトがむき出しだったが、会場の積雪も少ない。
3丁目会場は、白い恋人の大ジャンプ台だ。ここは毎年観覧者が多いのだが、私はあまり演舞を見る気がしない。
会場内の歩道は一部がシャーベット状になって、土が露わになっているところもある。今年は今までにない暖冬である。
4丁目は「ファイナルファンタジー」。私はあまり詳しくないのだが、その世界が雪像になるのは珍しいのではないか。
何か降ってきたが、雪でなくて雨だ。冬に雨とは久しぶりである。やはり札幌は暖かいのだ。
5丁目は黒柳徹子の大氷像。だいぶデフォルメされていたが、それでも分かるのがすごい。
大氷像は、台湾の有名な建物だった。
6丁目は食の広場で、相変わらずの人出でごった返している。私は休憩所に入り、パンフレットをもらった。これで各雪像のキャプションが読める。
アサヒ緑健が「緑効青汁」の試飲をやっていたので、いただく、本日1発目の「配給」である。同青汁はほんのり甘みがあって不味くはないが、買うまでには至らず申し訳ない。
7丁目はHBCフランス広場で、これは説明文を読まなくても分かる。「凱旋門」である。縮尺は約1/3で再現している。5丁目の「台湾・台北賓館」もそうだが、さっぽろ雪まつりは世界を旅行している気分になれるのがいい。
中雪像は「Anipop Club」。海外で大人気のゲームキャラクターらしい。
8丁目・雪のHTB広場は、「奈良・興福寺中金堂」。確実に既視感があるのだが、これ、実は再建中で、来年落慶予定だという。
9丁目は市民の広場。中雪像は「やべーべやが雪像になったべや」「お魚うぉ~ず」。「やべーべや」の隣は、なぜか気動車の先頭部分が造られている。
さらに市民制作の雪像群があり、ここではPPAP(ピコ太郎)が一番人気だった。



10丁目のUHBファミリーランドは、「スターウォーズ40周年記念・白いスターウォーズ」。
私はスターウォーズに興味はないが、好きな人にたまらないだろう。
中雪像は「巨大カップヌードルすべり台」。
11丁目は国際広場で、「国際雪像コンクール」。これが佳品揃いで、作品の質の高さでは、「なよろ雪質日本一フェスティバル」の雪像に匹敵すると私は思う。
小雪像はお馴染みの「雪ミク(初音ミク)Twinkle Snow Ver.」。グッズ売り場は長蛇の列だった。私は並んでまでグッズを買うほど初音ミクのファンではない。
11丁目は「食の国際コーナー」も併設し、ここも賑わっていた。
最終12丁目は市民の広場で、「市民雪像」(小雪像)が置かれている。
ここで大多数の観光客はUターンをするのだが、私はもちろん直進する。向かうは札幌市資料館である。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする