一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

冬の北海道旅行2017(6)

2017-08-17 12:26:14 | 旅行記・北海道編
札幌資料館に入る。ここでの出展物が毎年楽しみなのだ。
2階に上がると、乞望さんの「ほほえみ地蔵展」があった。今年は二部屋で、昨年もそうだったろうか。作品が増えて、一部屋では足りなくなったのだろう。
乞望さんはいなかったが、しばらく室内を回ったあと、記念にハガキを1枚買う。今年は
「愚痴は心の弱さから 怒りは心の狭さから」
をチョイスしたが、どうか。
今年はレコード鑑賞の部屋がなく、お好みの曲をリクエストできない。まあ最近はミスDJにリクエストしているわけだが、あちらはほとんど希望の曲がかからない。
ゆきみどりさんの部屋があった。ゆきみどりさんは年齢不詳の写真家で、どうやって生活しているのかいまだに分からない。
入室して挨拶。ゆきみどりさんは今年も元気そうだった。対して私は近い将来無職が確定し、頭髪もいちだんとさびしくなった。肥満も徐々に進行しているし、私ばかりが醜く老いている。
今年の室内のレイアウトは落ち着いた感じ。もとより緑の自然をカメラに収めるので、派手さはない。
ここでも記念に1枚ポストカードを買う。400円はちょっと高めだが、これもルーティーンのひとつである。
2階の奥の部屋は、「札幌市小学校こども造形展」。ここは例年学生諸君の作品も展示していたが、一部衣替えをしたようだ。
今年は絵画作品が多く、どれも素晴らしい。ことに本通小学校4年、Ishii Sayuriさんの木版画「八郎」は、小学生とは思えぬ大傑作。しばらく見入ってしまった。
資料館を出ると、大通会場の復路となる。市民の雪像はねこバスや雪ミクなど微笑ましいものが多いが、いかんせん暖冬なので、すでに輪郭がボヤけている。
5丁目の台北賓館ステージではアイドルのミニコンサートをやっていたが、私は先を急ぐ。12時からこの反対側、すなわち「黒柳徹子のトット商店街」大雪像で、陸上自衛隊第11音楽隊コンサートがあるからだ。これも毎年の楽しみである。
コンサートが始まったが、残念。ステージ手前に「トット商店街」の巨大な看板が鎮座していて、ステージがよく見えない。
たとえば花みず木女流オープン戦の解説の大盤は、客の頭で下三段が見えない。それと同じで、ここは客の視線を全然考えていない。自衛隊のコンサートだって演奏姿は重要で、もう少し配慮が欲しかった。
コンサートはいつもながらの見事な演奏だった。



STV広場ではエバラが「じゃがいもキムチ鍋」の試食を行うが、配る前から行列ができていて、私はウンザリである。たとえ無料でも、行列に並ぶロスタイムのほうが大きいので、ここはパスだ。
8丁目のHTB広場に戻る。13時からAKB48・坂口渚沙のミニコンサートがあるのだ。
坂口渚沙が登場し、名曲「会いたかった」でスタート。AKB48入りすると当然ながら、過去の名曲を自分の歌として歌える特典があるわけだ。
ステージは超満員で、写真撮影をしている観光客もいる。ということは撮影可で、これは珍しい。
これは札幌トヨペットプレゼンツ。何曲か歌ったあと、ミニトークとなる。坂口渚沙は旭川市出身ということから、同社のイメージガールをやっているらしかった。
「渚沙のやりたい8(エイト)のこと」で、8つの目標が示された。どうも「8」は坂口渚沙が推しているらしい。8つの中には「さっぽろ雪まつりイベント出演」などいくつか叶ったものもあるが、「トヨタ自動車新車CM出演」は、だいぶハードルが高い。
さらに札幌トヨペットの社長が登場し、会場は妙に盛り上がった。
再び歌の時間になり、女子社員がバックダンサーに加わった。地方都市ならではの演出といえよう。







さて、遅い昼食にする。といっても食事は会場外で摂る。
いろいろ迷っているうちにすすきの会場に着いてしまい、昼の氷像を見た。が、すすきののそれは氷が板状なので、作品が白く見える。夜のライトアップに期待したい。
大通りに市電が走っている。3両連結で、はじめて見た。
別の大通り沿いのビルの2階に寿司屋があり、まだランチタイム可のようだったので、入ってみた。
大将は若く、ホール係に女性もいたが、奥さんだろうか。どこの料理屋でも、夫婦で経営している店は旨い。
ランチにぎりは10カンと15カンがあったが、奮発して15カン(1,500円)を頼む。私としては大出費の部類に入るが(そういえば昨年も札幌の昼はにぎり寿司・1,404円だった)、たまの贅沢はいいだろう。
にぎりはカキ、イクラ、ウニ、甘えび、サーモン、とびっこなど15カンにみそ汁、茶碗蒸し、お新香が付いた。味はもちろん旨く、大満足である。
この店も再訪したいが、来年、私に北海道を訪れる気力が残っているだろうか。
再び大通会場に戻る。初音ミクと赤十字がコラボして、初音ミクのクリアファイルを販売している。午前中に見たブースとは別の店である。
全8種類だが2種類は売り切れていたので、残りの6種類を全部買った。〆て1,200円は安い買い物だろう。
4丁目ではTIGERの試食会をやっていた。マツコ・デラックスがCMでやっている羽釜の炊飯器である。今回は白米を炊いて味見、というわけだ。
列をなしてはいたが、流れがスムーズなので、最後尾につく。ちなみに今日はここまで、青汁3回、コーヒー1回の配給を賜っている。今回初の固形物だ。
白米は一口だったが、甘くて美味い! しかも半分冷めていたのにこの美味さ。驚いた。
釜もいいのだろうが、相当いいお米を使っていたと思う。
さっぽろテレビ塔方面に向かう。2丁目は道新氷の広場。大氷像は「ホエール・ホーム」。小学生の考案によるクジラ型の家らしい。
サントリーの天然水「ヨーグリーナ」を配っていたので、いただく。これはペットボトルの市販品だから、お値打ちだ。あとで喉をうるおそうと思う。
1丁目はJ:COMひろばで、スケートリンクが今年も設えられている。男ひとりでは絶対に入らないところだ。
ミニステージでは3時から、北海道日本ハムファイターズのキャンプ中継。チーム専属と思しきチアリーダー5人に、元日ハムの岩本勉が出演していた。しかしチアは真冬仕様の重装備で、ちょっと残念だった。
さて、ここでまたちょっと移動したい。向かうはもちろん、小樽である。
(つづく)
コメント
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