今回の奈良伊勢の旅。二日目は、伊勢に行くことにした。実に、30年以上振りになる。
梅雨の合間の晴天に恵まれ、ホテル近くの猿沢の池で、こんな光景を目にした。亀の甲羅干しとはこのことだ。
奈良から伊勢はそう遠くない。もちろん名古屋からの方が近いのだろうが、近鉄を使えば、乗り換え一回で、一時間半ぐらいで行ける。宇治山田駅は、歴史を感じる立派なものだった。
とぼとぼ行くと、外宮の入り口が見えてきた。
伊勢神宮は、多く(125)の神社の総称だたが、外宮と、内宮は、その中心。外宮を訪れたのは、私も初めて。先般、出雲大社を訪れ、神社の中心である伊勢神宮再訪に至ったのだ。外宮を訪れるのは、初めてだ。
流石立派だ。外宮は、天照大神の食事係だった、豊受大神(とようけおおみかみ)を祀った神社だ。神様にもいろいろあるが、給仕が神様になるとは、流石天照である。それにしても、給仕の神様で、1500年!
衣食を含め、全ての産業の守り神とされる。
神楽殿等。流石。
やっと御正殿に着いた。20年毎の遷宮がある。日本の本髄を見た気がする。
数年内に、この本殿も、遷宮となる。
その前に三ツ石がある。スピリチュアルなパワーがあるのか。
本殿前には、別宮が並んでいる。これは、風宮で、元寇の際、日本を守った神とされている。
御厩があった。本物の馬がいた。