今日は、ちょっと用があって、伊豆に日帰りで行ったが、天気が良くて気持ちよかった。上の方は、ちょっとガスがかかっていたけど。
昼は、伊東で、”ちんちん揚げ定食”を食べてみた。珍妙な名前だが、サバ、いか、ゴボウ、人参、生姜、ナガイモ、玉ねぎなどを、練ったものを揚げた料理だ。揚げ上がった時、ちんちんというそうだが、その音を聞いたわけではない。伊東の漁師料理だ。サイドメニューも含めて、地産地消を実践している。
平城京の、新規ポイントを抑えた後、奈良中心部の空白地帯を抑えることにした。
最初に訪れたのが、秋篠寺。ちょっと中途半端な場所にあり、行けてなかった。
西大寺から歩けるのだが、ちょっとあるので、バスを使った。片側通行が必要なほど狭い道を通ると、秋篠寺があった。近隣に、競輪場があったのには、びっくりだったが。
元々は、平安遷都のころに出来た寺だが、今は、こじんまりとしている。
門をくぐると、苔蒸した一帯があり、そこを過ぎるとすぐ本堂だ。
この本堂は、奈良風だが、鎌倉時代に大修理を受けているという。美しい姿だ。
でも、秋篠寺で有名なのは、この中にある仏像群。特に、伎芸天が有名だ。天平時代の名品だ。
意外と大きめで、色黒だったが、風格抜群。
その他の仏像にも名品が多く、訪れる価値は、十分にある。
この近辺も、散歩コースになっているようだが、風情がそんなにあるわけではない。寺間の距離も、結構あるし。
やっぱり競輪場がよけいかな。奈良に競輪場は、似合わない。