今日は、連休の中日。今日からスタートした、平山郁夫シルクロード美術館の、「シルクロード―奈良への道」を、見に行ってきた。
シルクロード美術館には、何回も行っているのだが、今日の渋滞は、並ではなかった。いつも片道3時間ぐらいなのだが、今日は、その倍。往復で、12時間近くもドライブしていたことになる。やれやれ。
1,000円高速は、いいんだけど、やはり交通システム全体のバランスを考える必要もあるだろう。これだけ、渋滞するとわかっていたら、電車を使ったろうに。
今日は、本展覧会の初日、かつ連3連休の中日ということもあって、今までで、一番お客様が見えていた。でも、じっくり見れるので、ご心配なく。
本展覧会は、画家としての平山さんと、文化交流大使としての平山さんの、両面を遺憾なく発揮したすばらしいものだった。
今まで、本や、版画でしか見られなかった作品が生で多く見られる。
明日香、広島と回ってきて、ここ長野での展覧会が最終だ。
平城遷都1300年のために作成中だった、平城京の絵や、病室の花の絵など、最後の最後まで、絵を描き続けた、平山さんの情熱が、伝わってくる。本当に絵がお好きだったのだ。80歳近くになられても、次から次へと構想が頭に浮かんでおられたのだろう。
それにしてもすごいパワーだ。
仏像が展示されている部屋もリニューアルされていて、迫力が増した。一流の美術館でも、これだけ質の高いコレクションを有しているところは少ない。
食事は、いつも亜絲花さん。サーブが遅いが、別荘のオーナーになった気分で、まったりした時間が過ごせる。平山さんとお会いできたのも、ここだった。今となっては、奇跡的なできごとだった。
富士山の美しい姿を見られるのも、当美術館のいいところ。
シルクロードファン、平山ファンは、絶対訪れるべし。季節もいいし。
やっぱり、晩秋から冬は、ちょっと寒い。