デリーその９ デリー国立博物館その７

ＮＨＫが、大相撲の放送をやめるという。大嶽親方の言う通り、全くのアホが相撲の世界に多くいたのは、残念だが、関係ない力士も多くいる。国技を強調しすぎるのも何だが、やはり伝統は大切にしたい。
小学生のころ、夕方家に帰ると、大鵬、柏戸、先代貴乃花が、手に汗を握る、熱戦を展開していた。
もし、このＮＨＫの決定に、皆が納得するのなら、大相撲に対する人気のベースが落ちているということなのだろう。残念だ。
とりあえず、この問題が発覚する前の先場所を観戦できてよかった。

今日は、デリーシリーズの、最終回。ネパール、ブータンもこの調子でやっていたら、いつまでたっても終わらないので、そちらは、Ｈ/Ｐに任せるとして、明日からは、奈良・伊勢の旅シリーズを。



これは、ガンダーラ仏。２世紀のもの。ヘレニズム文化と融合し、この時期、初めて仏像が作られた。



グプタ朝時代の仏頭。ずいぶん洗練されている。５世紀ごろのものだ。東南アジアの仏像の萌芽を感じる。



これは、ヒンドゥ教のBalakrishna。１５世紀のもの。



これは、シヴァ神。チョーラ朝時代のもの。



これは、カーリー。１２世紀ごろのもの。
ビートルズのヘルプで、ビートルズを追いかけるオカルト教団の神が、カーリーだったことを覚えているだろうか。



これは、グプタ朝時代の、マトゥラーの仏像。残念ながら、頭部は残されていないが、東南アジア、東アジアへの影響が、強く感じられる。



これが、今度の旅行の最後の一枚。予定より、ちょうど丸一日遅れての帰国となった。
さすが、Air India 。結局、整備不良で、予定の飛行機を飛ばせず、翌日の便で、満席の中の帰国となった。空港でごろ寝ではなく、ちゃんと空港内のちっかりしたホテルに連れて行ってくれたのが、せめての救い。

これは、翌日に行った時の表示。乗る予定だったフライトが、20時間たった後も、Delayed 表示のままだった。とうの昔にキャンセルになったのに。
いやぁ。最後の一日は、余計だったけど、大充実の旅だった。