お伊勢参りのメインは、皇大神宮(内宮)だ。30数年前に訪れたのもここだった。
天照大神(あまてらすおおみかみ)をおまつりする、日本で最高位の神社だ。
玄関にあたる宇治橋は、すでに掛け替えられていた。20年毎の遷宮は、3年後に迫っており、神社の全てが、順番に造りかえられているのだ。檜の香りが心地よい。
内宮は、五十鈴川のほとりにある。これは、橋を、川を流れてきた流木から守るためのもの。最初に造られた時から、ずっとこのような姿だったのだろう。
これは、火除橋(ひよけばし)と、第一鳥居。だんだん雰囲気が出て来る。
五十鈴川御手洗場(いすずがわみたらし)。ここで、心身を清めてから、参拝しましょう。
風日折宮橋(かざひのみのみやばし)は、ちょうど建て替え中。今は、仮設の橋を渡る。
風日折宮(かざひのみのみや)。風の神をまつり、元寇の時、神風を吹かせて、日本を守った。神社の作りがよくわかる。
神楽殿も流石立派。
御正宮(ごしょうぐう)。柵に囲まれて、よく見えないが、四重の垣根に囲まれている。唯一神明造りで、古代の様式を忠実に受け継いでいる。
隣に、新御敷地(しんみしきち)がある。3年後には、ここに遷宮される。
その脇には、小さな社が並ぶ。これらも、建て替えられるのだろうか。
その奥には、荒祭宮(あらまつりのみや)がある。天照大神の荒御魂を祀るという。荒御魂とは、神の現れた状態という。ここも、遷宮されるようだった。
遷宮後来たら、ずいぶん景色も変わっているだろう。