かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ミュージック・ライフが見た! クイーン

2019年03月02日 | Music
今日は、朝からゴルフ。
相変わらず、調子いまいち。



夜は、東郷かおる子さんと、増田勇一さんのトークショー。
司会は、昔、NHKの英語番組でよく見ていた松本和也さん。
最初は、ミュージックライフとクイーンをテーマにしたムービー。
そして、トークショーだが、何度も追加されているだけあって、面白いし、星加さんの話同様、貴重な内容ばかり。

クイーンが、日本で、爆発的な人気を博したのは、ミュージックライフと、東郷さんのおかげと言って過言ではないどころか、なければ、今まで続くクイーン人気はなかったかもしれないぐらいの貢献だ。
ファンへのメッセージを、付録のソノシートに付けて、大評判だったそうだが、たぶん私は高校生のころで、ミュージックライフは、ほとんど卒業していたから、覚えていない。

最初、アセテート盤を聴いた時は、いいとは思ったが、まだワンオブゼムだった。
ただ、ツェペリン、パープルの次のスターを探す中、モットザフープルの前座をNYでやっていたのが、クイーンだった。
そして、その実力を目の当たりにして、日本公演をプロモート。
大成功し、その後、取材を、重ねられる仲となった。
海外では、やっと中規模の会場でやれるようになった頃に、武道館で、しかも大受けしたのだから、彼らにとっては、大事件だった。
最初の、日本公演に行った友人は、設備の問題もあり、ダメだったと言っていたが、嬌声と共に、観客が、ステージに押し寄せ、失神者続出だったそうだ。
長谷部さんも、下敷きになり、機材が、壊れ、ミュージックライフで、弁償したとのこと。
警備体制も手薄で、大混乱だったのだろう。

増田さんは、その頃は、まだ、ミュージックライフの読者だったが、その後、編集長になり、会える立場になったが、ずっと、ミュージックライフ様様だったとのこと。
今回の映画の、監修をされたが、例えば"I"をどう訳すかだけでも、オレ、僕、私など、様々だそうで、テクニカルワードも、誰でもわかるように訳すのが、大変だそう。

ブライアンは、病弱、フレディは、サービス精神旺盛な、親分肌、ジョンは、唯一気さくに話せる控え目な人、ロジャーは、ロッカーと、4人のキャラは、様々だったが、ずっと変わらなかったそうだ。
ジョンには、悪いことをしたそうで、1人づつのインタビューで、忘れそうになったり、紅茶に、コーヒーを継ぎ足したり。文句一つ言わなかったという。

ウェンブリーの時も、会場にいたが、結構取材で、聞き飽きたころで、メンバー間も、倦怠期っぽい時期で、期待していなかったが、しょっぱなから、観客の心を掴み、計算し尽くされたステージで、最高のパフォーマンスだったとのこと。
クイーンは、当初出演者に入っておらず、チケットを買った人は、クイーン目当てではなかったにもかかわらず。

私は、クイーンは、聴いては、いたが、女性向けバンドのイメージがあって、結局、フレディのいるクイーンには、行けなかった。
食わず嫌いとはこのことで、残念。
アダムランバートをボーカルにしたクイーンは、一度行ったが、また、来日するのでは、と予言されていた。
どうなるか。

最後に、お二人にサインをいただき、お開き。
素晴らしい、貴重な話をお聞きすることが、でき、大満足。
コメント
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