かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ビートルズと過ごした日々

2019年03月15日 | The Beatles
まだ、ジャカルタにいるが、最近、読んだ本の話。



デレクテイラーさんのエッセイが再発された。
元々は、1975年に発行されたビートルズも人間だったという本の再発なのだという。
当時、その手の本は、読んでいたと思うのだが、たぶん店頭に並ぶような本ではなかったのだろう。
それが今再発ということは、ビートルズに注目が集まって来ていることによる。

驚いたのは、リバプール時代からの盟友と思っていたら、途中は、アメリカに行って、いろいろなジャーナリストとしての仕事をして、ビートルズとの関係が復活したのは、アップル社ができた頃から。しかもそこから、ビートルズの解散まで、中心的な役割を果たした。
星加さんの話でもよく登場する。

文章が、散文的で、正確な記録になっているのか、わからないところもあるが、ジョンが逮捕された時の混乱とか、ルーフトップコンサートのこととか、アップル社の混沌とか、アランが入って来た時の殺伐とした状況とか、その時、そこにいた人しかわからない情報が満載。
1973年で記述は終わっている。
その時の、寂しい気持ちを隠していないが、その後のビートルズ人気継続に貢献したことに大感謝。

1997年に65歳で亡くなられたが、アンソロジープロジェクトの途中だった。
結果的には、最後までビートルズに捧げた人生だった。
コメント
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