かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

黄龍見事過ぎて笑ってしまった

2010年08月21日 | China・Mongolia
今日は、重慶から九寨空港に飛んで、公称4300mの峠を越えて、黄龍に行った。
霧の多い空港だそうで、今日もかなりのフライトが、成都や重慶に、引き返したそうだ。私は、朝一番のフライトで、ラッキーだった。
黄龍では、石灰質を多く含んだ水が、長い間流れ続けて、世にも不思議な光景を、造り出していた。自然のいたずらと言ってしまえば、それまでだが、こんな規模の大きいいたずらは、そうめったにあるものではない。
黄龍とは、よく名付けたもので、まさに黄色い龍が、山の中をうねっているようだ。
単にうねっているだけではなく、時に美しい姿を見せ、時に猛り狂い、急に巨大化し、滝となって駆け下りる。
数キロに渡って、様々な姿を見せてくれる。
遊歩道が、よくできていて、とんでもない山奥にあるが、比較的快適に見れる。
何と言っても、この時期に、気温10度前後は嬉しい。
標高は、3500m前後なので、酸素の缶詰め(時々アメフットの選手も使っている)を、買ってから、歩く人もいる。
黄龍が見せてくれる光景の一つ一つが、あまりにも見事で、これでもかこれでもかと来るので、感動を通り過ぎて、思わず笑ってしまったという訳。
秋吉台や、イエローストーンや、ディズニーランドのビッグサンダーマウンテン?でも、同じ光景が見られるが、ここまで、変化に富んだ姿の連続は、初めてだった。
旅は、まだ続く。


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重慶は、とんでもない大都市!

2010年08月20日 | China・Mongolia
今日は、広州を経由して、重慶に来た。
田舎と思っていたら、田舎には違いないのだが、とんでもない大都市だった。
人口35百万、面積は、北海道程だという。
政府直轄都市となり、ここ5年で、大変貌を遂げており、まだ現在進行型だ。
空港から、市街地まで、結構あるのだが、どこもかしこも、工事中。
郊外は、ついこの前まで、ほとんど、田んぼや畑だったという。
モノレールも、ずっと工事中。岩盤が硬いところで、地下鉄は、難しいらしい。重慶は、四川省の隣にあるが、あの大地震の時も、揺れはしたが、びくともしなかった。
昔から、山の城と呼ばれる。
また、二本の大河に囲まれ、霧が多く、霧の城とも呼ばれる。
車が、急増し、立体交差だらけになり、最近は、橋の城とも呼ばれるらしい。
かつては、公害がひどかったが、工場をもっと奥地に移転させ、ずいぶん改善されたという。
気温は、33度ぐらいだが、先週までは、40度を越えていたという。ここも、温暖化の影響は、深刻だ。
意外だったのは、学卒の初任給は、5年間で、大幅に低下しているのだそうだ。
大学、大学院に行く人が、急増したためという。
但し、沿岸部から、生産拠点を内陸部に移す企業も増えているそうだから、状況は、変わってくるかもしれない。
ここは、海抜500m。明日は、5300mの峠を越えて、3500m近辺をうろちょろする予定。
5300mというのは、実際の標高で、公称は、4300mに、なっているらしい。
あまりの高さに、観光客が、浮カ気づいて、減少するのを、懸念しての、ことという。中国らしい(笑)。
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仕事の生産性を高めるマネジメント

2010年08月19日 | Books


産業能率大学という大学が、自由が丘にあることを最近知った。本書は、その産能大が出版した最新本だ。

サラリーマンは、何度となくこの手の本を読んでいると思うが、なかなかよくまとまっている。
「全体最適を考えた上で部分最適の追求が出来る人が組織にとって望ましい生産性をもたらす。」その通り。
生産性が一番問われるのは、サービス業。その通り。

そして能率十訓の登場。
昭和30年に、当大学の創設社である上野陽一氏が、提唱したものという。

ちょっと長くなるが、今でも通ずる内容なので、全文載せておく。それにしても、昭和30年の文書って、こんなに片仮名だらけだったかな。

1、ドンナ イトナミヲ スルニモ ソノ 目的ト 目標トヲ アキラカニ シ マズ コレヲ 確立セヨ. 目的ト 目標ノ ハッキリ シナイ トコロニワ ハゲミガ オコラヌ.

2、ソノ 目的ト 目標ヲ 達スル タメニ モットモ 適合シタ 手段ヲ エランデ コレヲ 実行ニウツセ.

3、モシ ソノ 手段ガ 目的ト 目標ニ 適合シテ イナイト アルイワ ムダ アルイワ ムリ ヲ ウム.

4、ヒト・モノ・カネ ヲ ハジメ 時間モ 空間モ コレヲ 十分ニ活用スル ヨーナ 目的ノ タメニ ツカエ. 活用ガ タダシク ナイト ヤハリ ムダ アルイワ ムリ ヲ ウム,

5、ムダト ムリ トワ ソノ 性質 相反シ ヨノナカニ ムラヲ ツクリダス モトニ ナル.

6、ムラガ ヒドク ナルト 大事ヲ オコス.ツネニ ムダヲ バブキ ムリヲ ノゾイテ ムラヲ スクナク スルコトニ ツトメヨ. コレヲ オコタルト 社会ワ 不安ニ ナル.

7、能率トワ ムラヲ ヘラシテ スベテノ ヒト ト モノト カネ トガ イカサレテ イル 状態デ アル.

8、スベテノ モノ(ヒト モノ カネ 時間 空間)ヲ イカス モノワ イカサレコレヲ コロス モノワ コロサレル.

9、人生一切ノ イトナミガ コノ 能率ノ 主祉j モトヅイテ オコナワレ ナケレバ 社会ワ 安定セズ 人類ワ 幸福ニナレナイ.

10、ソノ タメニワ 個人モ 家庭モ 企業 ソノ他ノ 団体モ ソノ イトナミヲ 能率的ニ 運営スルコトガ 必要デアル.

生産性を高めるということはどういうことか?
最少のインプットで、最大のアウトプットを生むことだ。
ただ、その方法には、いろいろある。例えば、コスト削減のみでも、生産性は高められる。それが、目標に沿ったものであればいいが、実際は、そうでないケースが多いだろう。
議論は、さらに続くが、あまり難しいことが書いてあるわけではなく、実践向きである。
生産性に興味のある諸氏には、導入書として、適した本ではないか。

明日から、日本脱出。しばらくお休みかな?
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仙台アップデート 

2010年08月18日 | Tohoku ( Japan )



仙台在住時代の通学路に、鹿落観音があった。その名の通り結構な坂だ。行ったことがなかったので行ってみた。
お寺自体は、こじんまりしたものだったが、そこからの眺めは、広瀬川を前景に、市内が見渡せるすばらしいものだった。
霊屋橋(おたまやばし)が見えるが、政宗公の廟である瑞鳳殿へ向かう橋だ。
高層ビルが二本見えるが、東北学院、宮城学院の跡地に建てられた。
特に高い方は、出来たてで、ウェスティンホテルが入っている。仙台のような田舎町?で、too much にも見えるのだが。



そこからさらに上ると八木山がある。元は、八木さんの山だったと思うが、今は、ベニーランドと動物公園がある。
やや、閑散としていたが、今は、どうなのだろうか。
当時は、ベニーランドは、裏から入れたし、動物園も、竜の口渓谷から上ると、入れた。今はどうなのだろうか。



動物公園の裏では、地下鉄駅ができるそうで、大開発中だった。地下鉄は、赤字のはずだったが、すごい工事だ。ここが東西線の西の終点になるという。
特に、八木山は、山の上で、どういうルートで地下鉄を通すのか。大工事であることに間違いない。間違いなく便利になるが。



トンネルもずいぶんできているようだ。



八木山から、大崎八幡に回ってみた。
昔は、気づかなかったのだが、この鳥居の扁額には、伊達家の紋が散りばめられている。日の丸、竹に雀、丸の内に三ツ引両、九曜、蟹牡丹、竜胆車の六紋だ。
一つ一つ意味があるそうで、それは、昨日青葉城で聞いた。
五代目の吉村公の時に作られたものと言う。



社殿。国宝。



最古の権現作りの神社だそうだ。独特の形をしている。



この装飾は、典型的な桃山文化。江戸時代初期の特徴をよく表している。

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青葉城祉

2010年08月17日 | Tohoku ( Japan )


今日は、青葉城祉に行ってきた。
伊達政宗が築いた城だ。
今は、一部再建された櫓を除いて、公園になっている。ただ、昔に比べれば、青葉城に関連した施設がずいぶん増えた。



青葉城祉からは、仙台市内を一望にできる。海も見える。伊達の殿様は、代々ここから、町の様子を眺めて治世をしていたのだろう。



青葉城資料展示館では、青葉城を再現したCG映画が見れる。短いが、見事なものだった。桃山文化の粋を尽くしたものだったようだ。見た感じは、二条城と似ている。
天主閣はなかったが、これは、江戸の徳川家康に遠慮したものだったという。
清水寺のような舞台や、能舞台もあったという。
妥協すべきは、妥協し、加賀藩に次ぐ、強大な藩に成長させた伊達家の力は、やはりすごい。

仙台城見聞館という小さな施設もあるが、そこで、おじさんが、いろんな話をしてくれた。
たとえば、仙台という地名は、元は、アイヌ語で、セブナイ(広い川)から、来ているそうだ。そこから、千体仏の千体、千代と転じて、今の仙台は、伊達政宗が名付けた名前だ。



伊達の牛タンの店まであって、ちゃんとした牛タン定食がいただける。



仙台駅には、ずんだ茶寮がある。健康志向に乗って、大人気だ。人気のずんだもちを中心に、甘党にはこたえられないメニューが並んでいる。
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