かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

メイク・フィール・マイ・ラブ

2019年03月26日 | Music


本レコードの存在は、先日の和久井さんのイベントで知った。
早速ゲット。
ちょっと高いが、いいセンス。

まずは、このジャケット。
昭和のEP版を思い出させる。
当時だったら、とんでも邦題をつけそうだが、流石に、1997年の曲で、とんでも邦題は付けられなかった。直訳すれば、「俺の愛を感じてくれ」?
A面は、メイク・フィール・マイ・ラブのオリジナルと、ライブ音源。
ライブ音源の方は、1998年5月のUCLAでのものというから、まだ出来立てのほやほやで歌ったようだ。
B面は、おれはさびしくなるよ(ここではとんでも邦題が付いている←1975年)と、ロング・アンド・ウェイスティッド・イヤーズ。
後者は、2012年の作で、メイク・フィール・マイ・ラブと共に、最近のコンサートではほとんど歌われている。

盤面も透明のブルーで美しい。
こんがらがっていない?

日本のみでの発売という。
七つの会議のテーマ曲に選ばれたことによる便乗商売。
日本マーケットがカモにされているようにも思うが、売れるから、来日してコンサートもしてくれる。
ということで、餌まきのつもりで?ゲットした次第。

それにしても、このおじさん。何歳まで、ラブソング書けるんだ?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スロー地震の発見とその意義

2019年03月25日 | Culture・Arts
今日は、高校の後輩の、スロー地震の発見とその意義と題する講演を聞いた。
東日本震災の際、地震予知の限界を思い知ったが、研究は、着実に進んでいることを、知った。

地震は、ひずみを解放するために生じる断層破壊現象と定義づけられるそうだ。
確かにそうなのだご。そこから先が、ややこしい。
その中で、革新的なのは、国土地理院が設置したセンサーのデータ。
深さ100mに、20km~30km毎に設置されていると言う。

その中で発見されたのが、スロー地震。
普通の地震が、時速4kmとすれば、スロー地震は、時速0.2mm。
深部低周波微動と呼ぶそうだが、これをデータ化すると見事。
そのデータと、SSE=スロースリップイベントの、データを重ねると、見事に、巨大地震が予想されている地域に重なる。
SSEは、傾斜変化を言うが、微動と連動している、
つまり、スロー地震と、巨大地震の、連動性が疑われるのだ。

類似現象、応力状態の指標、応力載荷とまとめられたが、スロー地震が、予兆にもなるし、準備にもなるし、引き金にもなるということなのだろう。

現在、西南海、東海、北海道沖に関心が集まるのは、この理論による。
一方、関東大震災が、あまり騒がれなくなったのは、かつての周期説が、違った原因の地震であることになり崩れて、今は、直下型といわれるようになった。
これも、研究の成果という。
とは言え、いつ何か起こるのかわからないので、備えは、万全にしたいところだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東アジア仏教史

2019年03月24日 | Books
今日は、気のおけない仲間とのゴルフ。
リラックスしすぎたせいか、全然だめ。



本書は、この2月に出た岩波新書。
題名を見て、即ゲット。

濃密というか、盛りだくさん過ぎの本だった。
参考文献を見ても、たぶん20冊の全集に載せるような内容を、新書に詰め込んだもので、チャレンジングな企画と言える。

舞台は、中国を中心として、韓国、日本、ベトナム等、仏教の歴史がある程度残っている国々が対象。期間は、仏教伝来から、今までだが、古代の歴史が中心で、中世以降は、かなり端折って、いる。

驚くのは、聞いたことのないような話の多いこと。
外国の仏教の歴史は、本当に中心的な話しか聞かないし、読まない。
一方、日本の仏教については、かなり学ぶが、東アジアの中の仏教史という見方をすると、一部に過ぎない。

特に、中国では、今は、廃れてしまっているが、中世に入るまでは、相当の研究がなされ、記録も残っている。
その研究は、必ずしもブッダの教えを探ろうとするものではなく、新たに、当時の権力、民衆に受け入れ易い仏教に、修正していく過程だったように見える。
偽経の話も出てくるが、全否定するものではなく、そこからも新たな展開があった。
考えてみれば今の日本で、一番信者が多い、浄土真宗にしても、ブッダが唱えた仏教とは、あまりにも異なる内容になっている。
それがいいか悪いかという議論ではなく、仏教が、今日まで信じられているのは、それを受け継いで来た研究者が、その時々の社会に受け入れられるように解釈してきた結果の積み重ねであろうことが、理解できる。

後書きに、著者が当時の先生に、何を学びたいかと聞かれ、インド、中国、韓国、日本の華厳思想と答えたら、広すぎると諭されたそうだ。
歳を経て、筆者は、若かりし頃の夢を実現されたようだ。

全部理解するのは、不可能だが、インデックス的に今後もぱらぱらページをめくってみようと思う。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横浜市の130年

2019年03月23日 | Yokohama ( Japan )

今日は、冷たい雨。
10年以上振りに、冷蔵庫を買い替えに行った。
1回故障したけど、お疲れ様。



横浜市の130年という写真集が出た。
横浜市が1889年4月1日にできたとのこと。
オフィシャルな写真は少なく、ほとんどアマチュアの写真で構成されており、手作り感満載。
説明が丁寧で、推理が入っており、撮影時期、撮影場所など、いっしょに考えながら見ることができる。

本当に多くの変化があったことがよくわかる。
特に、大震災、戦争、そして、近代化の波。
古い建物がかなり失われたしまったことは寂しいが、前進するためには必要だった。



これは、横浜駅東口の状況。
私が、38年前に社会人の最初の一歩を踏んだオフィスも移っている。
横浜駅、みなとみらいの開発により、ほどんど姿を変えた。
考えてみれば、42年前から、横浜に住み、横浜勤務だった期間も通算7年半。
生まれは、仙台だが、とっくに、横浜での期間が上回っている。
浜っ子と胸を張っては言えないが。



わが町ができたころの写真。
公団住宅は、かなりできてきているが、公園や、戸建住宅はこれからという感じ。
わが町の写真は、この1枚と、駅が開通した時の2枚だけだった。
隣町の方が編集に関わっておられたようで、隣町の方が、多く取り上げられている。



東口に勤務している時に、そごうがオープンした。
東口は、オリンピック前にできた、横羽線で分断されてしまい、何にもなかったので、画期的だった。



ポルタ・ルミネができたのもその時期。
西口よりもスッキリしているので、今でも、西口より、東口の方が好きだ。

高い本なので、横浜を愛する人向け。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Rare and Unseen

2019年03月22日 | The Beatles
桜が、急に先出した。
毎年のことだが、やはり春はいい。



Terry O'neillさんの写真展に行った話は、した。
充実した写真展だったが、ビートルズ以外にも、アメリカの有名人の写真が多数。
本人の知名度の高さを思わせる。
廉価版を買おうと思ったら、007ものだったので、サイン付きだった、もっと総合的な一冊をゲット。



ケースはないが、かなりしっかりした一冊。
本人のサイン入り。



有名人の賛辞が並ぶ。



奥さんだったラクエルウエルチ。
セックルシンボル的存在だったが、写真家の妻になっていたとは知らなかった。



ビートルズの写真も初期のものがちょっと。
オリジナルで、傷みもあるが、その分、リアル感が増す。



我々世代にとっては、すばらしく、懐かしい写真ばかり。
ミュージシャンより、映画関係の人の写真が、やや多いか。
汎用版が売っているのかはわからないが、60年代、70年代のカルチャーに興味のある方は是非。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする