かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ハウステンボス・長崎 異国情緒の街 その4 ハウステンボス その4

2021年05月21日 | Other Western Japan
ひどい天気が続いている。
ただでさえ、コロナで憂鬱なのに。



光のファンタジアシティの隣のガーデンシティ。
スタッフが大勢働いていた。
その時は知らなかったのだが、翌日(5/8)が、バラ祭りの初日とあって、最終準備で忙しかったようだ。



オランダと言えば、チューリップだが、バラ園がこんなに見事だとは知らなかった。
最高のタイミングで訪れたようだ。



バラの空中廊下。



見事。
我が家では、枯らしてばっかりなのに、どうしてこうも見事に咲くのか。



種類も様々、植え方も様々。



脇には、様々なテーマの小庭が設置されている。



こちらは、匂いがテーマということだったが、屋外で、それほどでも?
そういえば、ブルガリアで、バラの香水をゲットしたのを思い出した。



突き当りは、ウィンズ佐世保で、園外になるが、外観は、ハウステンボスとマッチさせている。



観覧車から見下ろすと、公園の幾何学模様が浮き出る。



ハウステンボスと大村湾。



デルフトの塔と、ホテルオークラ。



やっとチェックイン。
部屋は、ホテル内の池に突き出るバルコニー付きだった。
翌朝には、このバルコニーで、朝食を食べる宿泊客も(目立つ)。



ロビー側から臨む。
中央1階が宿泊の部屋。



夕食は、ステーキ付きの和食。
地元の食材が並ぶ。
いや、豪華。
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ハウステンボス・長崎 異国情緒の街 その3 ハウステンボス その3

2021年05月20日 | Other Western Japan
梅雨空が続いているが、梅雨入り宣言はまだのようだ。



また、タワーに戻って(パークバス利用)、今度は、カナルクルーズ。
タワー⇔エントランス間を、別ルートで往復している。
こちらも、ほぼ独占状態で、申し訳ないぐらい。



20分おきぐらいで、発着。



タワーとホテルヨーロッパ。
アムステルダムで、運河から写真を撮りまくったのを思い出す。



エントランスに近づくと、風車が現れる。
フラワーロードと名付けられている。
その対岸は、アドベンチャーパークだが、今回は割愛。
若者中心に、結構悲鳴が聞こえる。



お花畑と、ホテルオークラ。



風車も青空に映える。



風車内部も本格仕様。
これも、オランダで見たのと同じ。
ちょっと世界遺産の風車よりは、小さいけど。



これだけ、きれいに保つのは、並大抵ではない。



見たことがある塔と思ったら、フェルメールのデルフトの絵に出てくる塔だ。



デルフトの塔門をくぐると、そこは、光のファンタジアシティ。
傘のアーケードがお出迎え。
様々なショップが並ぶ。
天気が良いのが救いだが、閑散。



噴水広場。
様々なショップや、展示施設が囲む。



ショコラ伯爵の館。
チョコレートにちなんだ展示が中心。
中は、チョコレートの香りであふれる。
チョコの原料であるカカオは、まずヨーロッパに荷揚げされた。



何故かガンダム。
ロボットの館には入らなかった。
とにかく広いし、いろいろあるので、1日ではとても見切れない。
翌日の券がサービスでついていたのだが、長崎に移動予定だったので、とにかく早回り。



フラワーファンタジア。
香水や、花の映像を中心としたアトラクションでユニーク。
ネイキッドという会社が企画した施設のようだ。
IT技術と、リアルをうまく融合させている。
3/20にオープン。



この空間を歩き回ると、次々と花が咲いていく。
花咲か爺さんになった気分。



カロヨンファンタジア。
オーケストラの自動演奏する機械を展示しており、プロジェクションマッピングのショーが展開される。
音と光の融合がすばらしい。



こちらは、海のファンタジア。
デジタル水族館ということろか。
最後のシアターでは、深海の世界が、巨大なスクリーンで、表現される。
リアルというよりは、デジタル感を強調していて、これまたユニーク。

新たにオープンした光のファンタジアシティは、家族連れにぴったりの、そして大人も楽しめる街だった。


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ハウステンボス・長崎 異国情緒の街 その2 ハウステンボス その2

2021年05月19日 | Other Western Japan

田村正和さんが亡くなられた。
急で、驚いた。
パパシリーズもちょっと見ていたが、シカゴ駐在時代で、わざわざビデオを借りるほどではなく、やはりその後の古畑シリーズが好きだった。
脚本と、俳優が、ぴったりはまった名シリーズだったと思う。
ご冥福をお祈りする。



腹ごしらえしてからは、ハウステンボス徹底散策。
降っていた雨も、からりと上がった。



公園内は、花が咲き乱れる。
やはり青空が似合う。



午後、まずは、パレス ハウステンボスへ。
一旦園を出てから、別のゾーンに入る。
新緑が美しい。



途中アジサイの花壇が続いていたが、まだ咲いている花は少ない。
バラの次は、アジサイ祭りらしい。



オランダの宮殿を忠実に再現したというパレス ハウステンボス。
本物感が漂う。
中に入って、ますます本物。



ここをいの一番に訪れたのは、ミレーから印象派への流れ展という展覧会をやっていたから。
5/10までだったので、ぎりぎりだった。
これ目当てでハウステンボスに来た訳ではないのだが、立派な展示でびっくりした。
テーマパークで催されるレベルの美術展ではない。
バルビゾン派からナビ派まで、絵画の流れが一通り理解できる展示になっている。
ウェールズ国立美術館の所蔵品が目玉。
この美術展が見れただけでも、来た甲斐があった。

中には、楽器群の展示もあり、これも楽しませてくれる。
チェンバロなど、近くで見たのは、初めて。



内装も、本物の宮殿を忠実再現。



いやいや見事!



この部屋は、本物の結婚式にも使われる。
すばらしい思い出になるだろう。



宮殿の前に広がる庭園も本格的な洋風庭園。
客も少なく、ぜいたくなひと時を過ごすことができた。



黄金の部屋も。
純金製の美術品も多数展示されているが、もちろん手が出ない。
この部屋全体が、金庫仕様になっている。



パレス ハウステンボスの前には、バラ園。
訪れた翌日からバラ祭りが始まるタイミングで、最高だった。



様々なバラが、所狭しと。



バラは、育てるのはたいへんだが、その労苦に報いる美しさがある。



こちらは、白いバラのスポット。
結構式の前撮りも行われていた。



白と淡いピンクのバラで統一。
色の組み合わせで、雰囲気もずいぶん違う。
桜でいえば、ソメイヨシノといったところか。



WHITE SYMPHONYという建物があって入ってみたら、大村湾を借景にしたチャペルだった。
自動ドアが開くと、この光景が劇的に広がる。
ここでの式も、天気が良ければ最高だ。



園内で時々見かける花汽車。
ディズニーランドのパレードの様だが、客が少なく、観客はスタッフばかり。
このコロナ禍で、残念だがしょうがない。
手を抜かないのは立派。

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再・学問のすすめ

2021年05月18日 | Culture・Arts


今日は、五木寛之さんの講演会に行って来た。
お題は、再・学問のすすめ。

五木さんの話は、2回目。
当たり前だけど、おもしろいし、ためになる。

今日の話の結論は、人生100年時代、50歳ぐらいで、一旦仕事を離れて、授業を受けるタイプの学問をしてはいかかという話だった。
学問のすすめというと、福沢諭吉の学問のすすめを思い出すが(360万部の大ベストセラーで、斎藤孝さんが、新訳本も出した)、実利を求める学問のイメージで、五木さんの言う学問は、人生をゆたかにするタイプの学問で、ややニュアンスが違う。
もちろん、どちらの学問も、有益なのだが。

話は、五木さんの父親が、とんでもない田舎の出身で、小倉の規範学校しか出られず、社会に出てから、苦労した話から始まる。
そのハンデを乗り越えるため外地へ行き、そして、検定試験を猛勉強の上パスし、より高いレベルの学校での教員になれたと思ったら、敗戦。
平壌で、敗戦を迎え、軍人や、役人が、庶民を置き去りにする中、ソ連が侵攻。
荒くれ者の集団のような軍で、乱暴の限りを尽くす中、収容所では、発疹チフスで、多くの人が命を落とし、母親も、亡くなる。
すべてを失った父親と、弟たちと逃げ出し、帰国するが、苦労は、続いた。

ようやく、生活できるようになった時、荒くれ者のロシア兵が、自然に合唱出来る謎を知りたくて、ロシア文化学部のある早稲田に入学。
しかし、学費が払えず、中退しようと思ったら、滞納がある間は、中退できす、抹籍となる。

その後、作家として、成功し、学費滞納分を払うことにより、中退証明書をもらい、正式に中退と言えるようになった。
ところが、共に歩んで来た弟が亡くなり休筆し、京都に住居を移したところ、龍谷大学の存在を知り、聴講生として、在学し、そこで、学ぶ。さらに、そこで、作家仲間(とんでもない豪華メンバーなのだが)の雑談をする会に出るようになり、世界が広がり、生まれ変わったように、新たな作家活動に入った。
私と同じように、大和を巡ったり、古墳巡りもしたそうだ。
寺内町の話も面白かった。
浄土真宗のお寺を中心に町が形成されることを言うが、石山本願寺は、その際たるものという。
村上海賊の娘にも出て来たが、結局信長も勝てず、和解。
その後、和歌山に移ったものの、石山本願寺跡に、大阪の町が形成され、御堂筋に、薬屋や、商社や、繊維問屋など、花形の産業が、集まった。
その2度目の学ぶ期間がなかったら、今の五木さんはなかったと言う。
本を読むことも重要だが、人から人へ伝える学問には、敵わない。
肉声が大切。

若い頃に学ぶ学問と、50歳に学ぶ学問とは、全く味わいが違うともいう。
確かに私もよく講演会に行くが、学生時代の授業とは、全く感覚が違う。
2度目の授業は、感動的。
学問とは、物を知る喜びだとも。

私の履歴書を執筆中だが、なかなか書けず、どんどん(数年!) 遅れているそうだ。
自慢話は嫌だし、かと言って、懺悔録では、朝刊に掲載するのも憚られるのが理由。
五木さんらしいが、波乱万丈の人生を歩んで来られた五木さんの履歴書も、早く読ませていただきたいものだ。

2年間、収入なしで、学問に集中することは、できないが、時間があれば、学びに当てているつもりではある。
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ハウステンボス・長崎 異国情緒の街 その1 ハウステンボス その1

2021年05月17日 | Other Western Japan

そろそろ長崎の旅の振り返り。
久しぶりの、面の旅(国内だけど)。
学生時代に一度行って、出張で数時間滞在して、今回3回目。
横浜と同じ、港町だが、江戸時代から、唯一、海外と交易していた街として、独特の雰囲気を持つ。
特に、世界遺産にも指定されたキリスト教関連の施設は当地ならでは。
原爆が投下された悲しい歴史も持つが、地元愛がそこここで感じられるいい街だった。



最初に行ったのは、長崎空港から、長崎とは逆の佐世保方向に1時間ほど行ったハウステンボス。
もちろん初めて。
一時期、経営難が伝えられたが、HISが立て直し、立派に経営されていた。
元の施設はしっかりしているので、しっかり運営されれば、継続可能だろう。
ただ、このコロナ禍で、客は少なく、しばらくは、辛抱。
横浜は、まん延防止区域指定、長崎もやや感染者が増えたタイミングで、公の施設が突如クローズしてしまったのは、誤算だったが、ハウステンボスは、閉園時間を少し短縮した以外は、しっかり営業していた。
もちろん感染対策は万全だ。
宿泊のヨーロッパホテルは、メインだが、宿泊客は少なく、最高の部屋に泊まれた。



着いた時は、雨。
でもその後上がって、3日間天候に恵まれた。
ここまでヨーロッパ風を徹底したのはすごい。



バス往復、ハウステンボス入場など全部セット。
ハウステンボスは、1日券のみで、出入り自由。
跳ね橋は、オランダの象徴。
オランダ支配下にあった、ジャカルタにもあった。



ホテルヨーロッパにあるシンボルタワー。
ドム・トールンと呼ばれている。
運河を行き交うカナルクルーザーの船着き場や、レストラン街もある。



アムステルダム広場のステッドハウス。
写真撮影スポット。
スマホと連動しているカメラが設置されていて、手軽に記念写真が撮れる。
ここの他、2か所で見つけた。



ハウステンボスを取り巻く運河は、アムステルダムの雰囲気とそっくりだ。



ドム・トールンには、エレベーターで登れる。
本物は、ほとんど階段でしか登れないので、これは楽。
大村湾の眺め。
長崎空港からの道は、大村湾沿いで美しかった。
前に延びる街は、ハーバータウン。
その右奥に見えるのが、パレスハウステンボス。



宿泊したヨーロッパホテル。
泊まった部屋は、右側の1階中央。左側がエントランス側。



アトラクションタウン方向。
午後、訪れた。



アートガーデン方向。
奥に見えるのが、ホテルオークラ。
もしかすると、休業中だったかもしれない。



ということで、ランチタイム。
とっとっとというお店で、1杯。
地場ビールで、ヨーロッパ風ながら、洗練された味。



長崎名物トルコライス。
なぜトルコライスと呼ばれるかは、諸説あるそうで。
①神戸のシェフが(現在息子が長崎で営業)、トルコのサフランライス(ピラウ)に似たライスを、トルコ風ライスと名付けた?
②カレーピラフがインド、スパゲティがイタリア、その架け橋がトルコ?
③ナポリタン、ピラフ、ポークカツの三つの味で、トリコロール?
いずれにしても、トルコ国との関連は薄そう。

栄養たっぷりの洋食。

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