秋晴れにスタート

天高く　馬肥ゆる秋
1年でも　一番好きな季節
秋晴れの午後、第１回目のお香の会を東山寺観音堂にて
開きました。
１４名の参加者の方々と　雅な時間を共有でき
新しい出会いもあり、どきどきワクワクしてます

おっちょこちょいでドンくさい私、
大事なカメラを忘れてしまいました
素敵なお寺の素敵な観音堂、お庭
皆さんが興味しんしんで　組香をされる様子
魅力的な先生の様子などなど
たくさん撮りたいシーンがあったのに～
残念です
次回は絶対カメラを忘れないこと

初心者の方が多いこともあって
今日の組香は　少し簡単でわかりやすいものだったみたい

組香のあと　時節柄、お月様のお話を聴く

その昔、ひとは　月をみて　時間や日時を把握していたそう。
月のことをあらわす　素敵な日本語のことばを習う
立待月・宵待月・十六夜などなど・・・
日本人の繊細な感性に　しばし感動・・・
自分にも　この感性があるのかなって思うと嬉しい

源氏物語のさわりの部分も　習う

高校生のころ、国語の先生がとてもわかりやすく
楽しく古文を教えてくださったお陰で
私は　割と古文が好きだった
お香の会の菜煌先生の　源氏のお話も
ぐいぐい引き込まれて面白い
難解だと思いがちだけど
これほど何人もの人が現代語訳して後世に残ってきた最古の文学だもの
面白くないはずないわね

昔のひとの方が　恋愛や性にオープン
現代社会より　もっと奔放で人間らしいと思う
いじめや妬み・嫉みも露骨で　人間の本性・本能・煩悩が
ストレートに出てて面白い
これがホントの人間の姿なんだってわかって
なんだかホッと安心してしまう

10回シリーズの「源氏物語と香を楽しむ会」
一生懸命勉強して　平安の雅を満喫したい
来年２００８年は　源氏物語１０００年紀
この機会に　皆様も源氏の勉強は　いかがでしょうか