石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

西国巡礼

2009-05-28 16:09:53 | Weblog
高野山をお参りしてから、むかったのは
第4番札所 和泉市の槇尾山・施福寺。

33か所中、2番目の古い寺だそうだ。
また、現在お参りするなかでは一番の難所だそう。

バスも登れない山道を 約30分ほど歩いていく。
大変急な坂道で、歩き続けないと、転がって落ちていきそう!!
ほとんど登山の心持ちで、森林浴をしながら
汗水たらしてお寺まで辿りついた。



はあふう息をしながら しんどい山道だけど
こんなにも緑が深いところに居ることがないから
とっても気持ちがいい
緑のシャワーを浴びているような感じ。
生き生きとした葉っぱや、名も知らない小さなお花が
すごく愛しく可愛い





険しい山道を えっちらおっちら登ったので
お寺が見えてきたときには その嬉しさが倍増する。
全寺を徒歩で満願した昔のひとは
その嬉しさが今より ずいぶん大きかっただろう。

施福寺の秘仏は 十一面千手観音様。

朝、出かける前に 中間テスト中の息子に
「テストがよくできるように、仏様に拝んできてあげる」と言うと

「テストのことはいいから、野球が上手になるように拝んできて」と。

充分、拝んだ。
どんな球が飛んでこようが、その千の手で
ナイスプレーができますように
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高野山参拝

2009-05-28 15:37:35 | Weblog
第6回目 西国巡礼。

今回は、高野山参拝と4番札所大阪は和泉市の槇尾山・施福寺。

昨年、商工会議所青年部の大会で高野山を参拝して
今回2回目のお参りとなった。

時間的にかなりタイトで、今回は奥の院しかお参りできなかった。
ここへ来ると、「聖地」という感じがして
身も心も引き締まる。
とりわけ、ずらーっと並ぶ石碑群は一見の価値あり。
もちろん、私達石塔に携わる者としては
どこもかしこも勉強になり 時間を忘れてしまう。


「献体碑」と銘うった石塔。夫婦連名のお墓で
医学のために献体された方のお墓なんだろう。
刻まれた文字が 美しい。


医学を志す若き志士貴人
  心ある立派な医師になられんことを
            ここに記す
        夫婦共に 若き医学生に捧ぐ


空即是色
  我が妻 三途の川で自我で待つ
  両目 半盲にて書・読・算皆無なり
  霊場までは我が手にて妻の手を引き
  背負うて仲睦まじく蓮華の花咲く
  極楽浄土への旅路


母情 
  幼な期に 雪どけとともに 母は逝く
    瞼の面影 探すむなしさ

幼いころにお母様を亡くされたんだろうなあ
石塔を建てるくらい年配になってからも
お母さんへの想いが 心を占めているのでしょうね


豊臣家の墓所。

いろんな人が永遠に眠っているこの霊場。
一番奥の院には、脱帽・写真禁止の聖域で
弘法大師さまが眠る霊廟がある。
般若心経を唱えながら、お百度参りをしている人がいたり
大昔からの精神ワールド 高野山


水掛け観音様に お水をかけて みんなで般若心経をとなえた。



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