石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

宮部デビュー♪「蒲生邸事件」

2009-05-23 17:27:33 | Weblog
会社の真隣に 今朝、ローソンがオープンした
朝7時にオープンすると聞いて 7時前に息子二人と
スッピン・ジャージ姿で歩いて行く

7時前から、たくさんの人
すっぴん・ジャージを後悔なるべく人目に触れないようコソコソと買い物をした。
お昼には、娘二人を連れてまたもや歩いて行く。
お店のひとも とっても元気で初々しい
こんなに近くに冷蔵庫があるみたいで
今日は一日、ザワザワしてて楽しかった
とくに夜のビールの心配がなくなり 超嬉しい
これから、毎晩、歩いてビールを買いに行こうか

さて、生まれて初めて宮部みゆきの小説を読んだ。

「蒲生邸事件」

このひとの小説が面白いことは よく聞いていたが
長そうなのと なかなか機会がなくて今まで読んだことがなかった。
宮部デビュー



アマゾンで頼んで、本がきたとき、とても分厚いので
あっつと思ったが さすがストーリーテラー
物語のなかに惹き込まれていった。

受験で東京のホテルに宿泊した孝史。
その夜、ホテルで大火災があり、孝史は時間旅行をする謎の男に助けられ
タイムトリップで 昭和11年2月26日に辿りつく。

そこは、まさに2・26事件がおきようとしていた
元陸軍大将 蒲生憲之の邸宅だった。
お屋敷の下男として居座った孝史は
家族の秘密を知ったり、お手伝いの女の子と
淡い恋を経験したりする。

夢物語のSF小説みたいだけど、とても深いところで「歴史」が
見つめられているので、違和感がない。
そこは宮部みゆきの筆致力なんだろうな
すごくロマンティックで素敵な物語だった。
SFなのに ラストで不覚にも涙が出てしまい
自分でもびっくりした。
最後まで、しっかりとした構成で感動した。
さすがだなあと思う。彼女の世界にはまりそう


コメント
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