石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

展覧会をつくる

2014-05-25 21:11:37 | マイ本棚

足澤るり子著 「展覧会をつくる」を読んだ。

フランス在住の日仏文化コーディネイターの足澤さんは、

日本の美術館とパリの美術館との展覧会の架け橋となっておられる。

私達が何気なく足を運ぶ 美術展。

その展覧会を裏側から支える、

たくさんの専門家や学芸員の方々の エピソードが散りばめられている。

大変貴重な作品を貸し出ししてもらう交渉術や

細心の注意をはらう美術品の梱包や輸送・・・

これほど多くの労力と専門知識によって

展覧会がつくられていることを 初めて知った。

足澤さんは東京に残している母親を 介護しながら仕事をされた。

このお母様がまた素晴らしい。

とても美意識の高い人で、この母にしてこの娘ありか・・・と感心することしきり。

介護されながらも、最後まで美しくありたいと願うお母様だった。

常に美しくありたい、美しいものを見たい、美への探究心が強く、

芸術品や美しいものを観賞することによって 美意識を磨きあげた。

娘にもその美意識を身をもって教育されたことがすごい。

同じ一生を過ごすなら

やはり美しいものを見て 感じて 日々を暮らしたいと思う。

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能・文楽・歌舞伎

2014-05-25 07:37:18 | Weblog

和楽6月号は 「能・文楽・歌舞伎」特集。

楽しくて 隅から隅まで読んだ。

歌舞伎も文楽も大好きだけど、能はちょっと難しいと思っていた。

でも外国の方は、日本的な情報が少ないぶん

(日本の昔の風習や歴史やなど細かいことを知らないぶん)、

抽象的に研ぎ澄まされたお能のほうが よくわかるそうだ。

能は 頭でわかるのでなくて

感じること。

現代人が忘れている力を 思い出させてくれる芸能だと

馬場あき子さんが書かれていた。

今度 リラックスして観てみよう

 

今年引退を発表された文楽浄瑠璃の竹本住太夫さんの

残したい日本の美

1.着物

2.茶道

3.ことば

4.お正月

5.四季

6.文楽

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