「岸壁の母」で知られるように 舞鶴は引き揚げの街。
戦後70年が経ち、
舞鶴市は 市が所蔵する引き揚げやシベリア抑留に関する貴重な資料の
「ユネスコ世界記憶遺産」への登録を目指している。
そんななか、シベリア抑留と舞鶴港への引き揚げを描いた
音楽劇 「君よ 生きて」が 先週末 舞鶴で上演された。
劇団四季で活躍されていた 望月龍平さんが退団されて
立ち上げた 劇団 「望月龍平シアターカンパニー」
千秋楽を観に行った。
舞鶴の小さなホールで 上演された この 「君よ 生きて」、
俳優さん達が 観客と至近距離で演じられる。
音楽と詩の美しさ、俳優さん達のレベルの高さに驚いた。
音響設備の不充分なホールで ここまでやれるのは、
演技力の確かさと 演出の素晴らしさだと思った。
この夏、全国ツアーをされるそうで
終戦記念日には 広島公演が行われる。
たくさんの人々に観てほしい。