新年明けて もう1週間過ぎた。
七草かゆ。主人と長女と次女とで食べた。
長男・次男にも食べさせてやりたい。
新聞のコラムに書いてあったけど。。
コンビニでも おにぎり類が置いてあるところに
すぐに食べられる七草かゆがあるそうだ。
よく売れるそうだ。
世の中、どんどん 怖いほど便利になっていくけど、
7日は 七草かゆを食べようと 便利な枠組みのなかで
人間は伝統文化を選択している。
さて、大阪松竹座への往復バスのなかで1冊 本を読んだ。
三田寛子 「銀婚式」
この方、私より2歳年上で 結婚の時期がほぼ一緒。
アイドルのときは すこし地味で おとなしい感じの方だったが、
ご主人と、3人の息子さんが襲名され、
その大成功ぶり、オーラできらきら輝いている まさしく旬のひと。
自身の半生が綴られていて
何度も涙があふれそうになった。
今の時代、こんなことを言ってたら笑われるかもしれないが、
女性は 結婚相手でずいぶん人生が変わるし、
嫁いだ先での頑張りで 人生が激変すると思う。
御縁があって 嫁いだ「家」、
その家で 自分の力や魅力を最大限に発揮する努力が必要。
歌舞伎の名門に嫁がれる娘さんに、
ご実家のお父様が おっしゃったこと。
嫁ぎ先が どこであろうと、
実家を出て その家に入ることは 誰でも一緒、
違う環境で頑張ることは 誰もが一緒だと。
感動しました。
でも、こんな時代じゃないのかしら。。。
盆正月でも それぞれの実家に分かれて帰省するというパターンもあるみたいだし。
でも、三田寛子さんの輝く美しさと品は、
頑張ってこられた自信が築いているものだと
私は思う。