朝晩 涼しくて気持ちが良くて、
過ごしやすくなった。
毎日、なぜかとても忙しい。
コロナとの付き合い方を みんなが学習し、
徐々に いろいろなことが再び始まった感じだ。
閉じこもって何も予定のない日々に慣れていたので
余計に 忙しく感じるのかな。
末っ子のカナが 枚方の一人暮らしを引き払い
舞鶴に帰ってきたので 賑やかになった。
ずっと夫婦二人で暮らしてたので
久しぶりの子供との同居生活。
若いひとの感性や、若さそのものに
改めて 毎日驚嘆することばかり。
石田勇治 著 「ヒトラーとナチ・ドイツ」読了。
世界史が難しくて なかなかに読みにくい本だった。
ユダヤ人迫害について詳しく研究されている。
当初はユダヤ人国外追放を目指していたのだが
どうして 強制収容所で大量にガス殺人を行うように
なったのか。その段階や過程が書かれている。
今まで、ヒトラーの独裁で 行われていたことだと
認識していたが、ナチス幹部はもちろんのこと、
多くのドイツ人が
ユダヤ人迫害を見て見ぬふりしたり
多寡を問わず 利益を得たことを
知った。
大勢の人々が誤った方向に 進んでいくと
こんなに恐ろしいことになるんだと
背筋が凍る。
コロナ禍でも そう思うが、
非常時に 他人の思惑って 怖いものだ。
ましてや日本人は 「同調しなければDNA」を
たくさん受け継いでいる。
間違った熱狂に 踊らされないようにしなければ。