石屋のカミさん日記

仕事に趣味に 好奇心の赴くまま楽しいこと追求します!

京都吉兆 嵐山本店

2024-02-07 17:22:33 | Weblog

京都吉兆嵐山本店へ。

初めて訪れた。

夜だったので 灯が風情あって美しい佇まい。

料理と茶の湯を「人生の両輪」と考えた、

湯木貞一さんの精神を受け継いだお店は

ほんとうに素晴らしかった。

お茶の精神が隅々まで行き渡り

女将も素敵、

仲居さんの教育も行き届いているなあと感じた。

脇床には 野宮神社を描いた蒔絵硯箱。

器も楽しく素晴らしい。

お料理のお味は 勿論のこと、

様々なしつらえ、工夫、小さな気の利いたサプライズ、

こんなに楽しい食事会は なかなか出逢ったことがない。

茶の湯の心意気に 恐れ入った。

さすが!

五感で堪能できた。

 

 

舞鶴のお墓のことなら・・・伝統と信頼の辻石材店へ

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嵯峨嵐山で光る君

2024-02-07 16:53:40 | Weblog

嵯峨嵐山文華館へ行った。

以前、「百人一首殿堂・時雨殿」だったのが

改装し、「嵯峨嵐山文華館」として

2018年にリニューアルされたそうだ。

藤原定家が百人一首を撰んだ地、

小倉山の麓・嵐山渡月橋の近くにある。

常設展示は百人一首にまつわる展示。

今回、大河ドラマ「光の君へ」にちなんで

源氏物語を題材にした日本画を

展示されている。

各名場面が描かれていてとても興味深い。

嵐山は、明石の君が住まれたところだし、

近くに、源氏が六条御息所を訪ねた野宮神社もあり、

なるほど、ゆかりがある。

大きな窓から、嵐山の風景が見える。

まるで絵画を観ているよう。

紫式部をめぐる人物相関図が実に面白い。

こちらの2階の大広間で、日本文学者ピーターマクミラン氏の

お話をお聞きした。

アイルランド出身の優秀な方で、

百人一首を英訳、伊勢物語も英訳されている。

ご自身も詩人であり、和歌を訳すのに

英語の韻にも気を配っておられるそうで、

私達以上に日本のこと・日本文学のことに

精通されていて驚いた。

マクミラン氏が仰るには 紫式部は天才!

「源氏物語」のなかには700以上もの和歌が

詠まれている。登場人物一人一人の性格や

感情によって、和歌を使い分けて創作している

ところが天才だそうだ。

自分自身の想いによって和歌を

つくるのも難しいのに、

いろいろな登場人物の個性を際立たせた和歌を

あたかも、その人が本当に詠んだように

創作するのが素晴らしい、と絶賛されていた。

それも1000年も前に!

 

舞鶴のお墓のことなら・・・伝統と信頼の辻石材店へ

 

 

 

 

 

 

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