この前の記事の続きです。サッカーキング5月号に「アカデミー出身座談会」として、J1柏の茨田、酒井、山崎、工藤の4選手がアカデミーについて座談会をやってます。何となく雰囲気がわかって面白かったので、続編として紹介。
アカデミー時代を含めて在籍期間が一番長いのは工藤選手で、小学4年から今年で12年目。茨田は11年目。ちなみにこの4人と同期なのが、J2岡山の仙石選手。こういうのを読んでも、彼は黄色いユニフォームが似合うかもと思ってしまいますね。
<アカデミーで学んだこと>
茨田:ファーストコンタクトからのパス
酒井:ピッチに立つことの責任。常に戦わなければならない。「(先発は)チームを代表してピッチに立っている」
工藤:与えられたポジションで精いっぱいプレーすることの大切さ。
山崎:細かなポジショニングの大切さ。
<アカデミーから多くの選手を輩出しているこの循環について、当事者から見た要因>
山崎:環境やコーチングスタッフに恵まれているから。アカデミーの選手もトップと同じ食堂で食事。いろいろな部分で管理・指導できることが大きい。
工藤:ユースの選手がトップの練習に混ざる時に、迎えてくれる雰囲気が良い。そういう雰囲気を先輩達が作ってくれてる。
酒井:トップとアカデミーの距離が近い。トップの選手がアカデミーの練習に参加することもしばしば。
<トップ選手がアカデミーの練習参加は多いのか>
工藤:レイソルは多い。自分もオフに参加するが、U-18なら自分の練習にもなる。
茨田:同じアカデミーの環境でプレーした人がプロ入りする姿を観たり、プロと練習できるのは「自分が目指すところは近くにある」と感じられる。
工藤:人数がいないからとボランチでプレーしたが、面白かった。今のアカデミーの子達はみんな本当にうまい。
<近い将来どんなクラブになって欲しいか>
工藤:一番下の小学生年代からトップまでが一貫したクラブになって欲しい。一貫した哲学があれば、ユースの選手がトップに上がってきた時もスムーズにコンセプトを理解して、溶け込んでいける。
茨田:トップもJリーグで優勝するくらになれば、もっと良くなると思う。
山崎:自分達がトップでたくさん活躍して、アカデミーの選手達が「先輩達にできるんだから、僕達にもできる」と思ってもらえるようにならないといけない。
<アカデミー出身の生え抜き選手としての抱負>
茨田:アカデミーの選手に目標とされる選手を目指していきたい。これから向こうにも参加して自分のプレーを見てもらおうと思う。
酒井:もっと選手として向上し、多くの人からレイソルが評価を受けるような選手に昇り詰めたい。
山崎:アカデミーの子達に目指したいと思ってもらえる選手になりたい。
工藤:他チームの選手からも目標とされる選手になりたい。
ちなみに4人のチャント。茨田は「ウルトラマン」、酒井は通常、山崎は「愛しさと せつなさと 心強さと」、工藤は「エキセントリック少年ボウイ」です。工藤のは耳に残りましたね。どんな内容?と気になる人はこちらをどうぞ。
某黄色い首位チーム、川崎戦がありましたが、惜しくも負けてしまいました。最初は0-2になって、C大阪戦を思い出しましたが、何とか同点までいきましたが、ドゥー(チャントはマジンガーZ)がPKを献上。まあ、しょうがないでしょう。ネル監督がまた修正してくれたらいいですが。地球滅亡いやACL出場まであと9勝もしくは勝ち点27のままです。「首位」と名乗れるのも明日までかも。
J1柏公式HPアカデミー概要ページ:http://www.reysol.co.jp/academy/about.php
J1柏アカデミー関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20110710