早速、大分さんの事例を紹介します。ページ下のリンクを見てもらえばわかりますが、2009年以来の紹介です。ちょうどあの頃に溝畑体制が終わりました。でも、三位一体でこの3年間で負の遺産を払拭でき、再びJ1の舞台へ立とうとされています。当ブログでも正直復活は無理かもと思っていましたが、三位一体パワーで不可能を可能にしました。皆さん、まずは、三位一体の象徴である「おおいたホームタウン推進協議会」です。協議会で異競技交流のイベントを開催されています。以下、抜粋して紹介。
おおいたホームタウン推進協議会では、大分を本拠地として国内トップクラスのリーグで活躍する4つのスポーツクラブ(大分トリニータ、大分三好ヴァイセアドラー、バサジィ大分、大分ヒートデビルズ)の選手と市民が直接触れ合う場を持つことで、選手を身近に感じ、応援の輪をさらに大きく広げていく事を目的に、広げよう!ホームタウンの輪「おおいたスポーツ広場2012」~トップアスリートといい汗流そう~を開催。
<概要>
日 時: 平成24年10月 8日(月・祝) 午後1時から午後4時
場 所: コンパルホール
入 場: 無料
<内容>
●5階体育室
・選手入場(選手サインボール投げ)
・市歌斉唱
・開会あいさつ
・4チーム選手挨拶
・選手と一緒にラジオ体操
・4チーム選手交流会
競技体験コーナー、選手デモンストレーション、チーム対抗綱引き大会、チーム対抗玉入れ大会
※綱引き元世界チャンピオン「コスモ」も参加
・選手あいさつ
・閉会
・選手・マスコットによるお見送り
※5階体育室その他のイベント: ミニ体験コーナー(キックターゲット、フリースロー、アタック体験)
●その他のコーナー
・柔剣道場
選手に挑戦体力測定、健康チェックコーナー、輪投げ体験コーナー、救護スペース
・卓球室・トレーニングルームの無料開放
●競技体験コーナー
第1部: 大分三好ヴァイセアドラー (バレーボール体験)、バサジィ大分 (フットサル体験)
第2部: 大分トリニータ (サッカー体験)、大分ヒートデビルズ (バスケットボール体験)
※参加人数:各チーム50名(参加無料)(定員を超えた場合は抽選、1人ひとり1チームまで)
おおいたスポーツ広場2012HP:http://www.city.oita.oita.jp/www/contents/1343364307504/
「おおいたホームタウン推進協議会」に注目しました。企業、住民、行政が一体となって支える体制作りとして、平成21年7月に4チームを応援するための組織「おおいたホームタウン推進協議会」を設立。事務局は大分市役所にあります。組織名簿を見てみました。会長は大分市長。特別顧問に県知事。会員には県から市、財界、マスコミ、県と市の各スポーツの協会、教育機関、交通機関など、理想的な組織構造になっています。これは、チェック機能としても十分な内容です。おかしな価値観による行動があっても、ちゃんと意見具申されるでしょう。声の受け手がいっぱいあるので、「声が少ないから」と逃げられないでしょう。
Jクラブはもちろん、プロスポーツクラブがある街には、こういう組織が要ると思います。そして、地元岡山を振り返ってみると、そういう異競技連携組織がありません。以前から口にしていますが、ボリュームはそれぞれ違いますが、広島、神戸、香川、山陰(J2鳥取とbj島根の交流)と東西南北の隣県で何かしら異競技交流があります。岡山県もいかがでしょうか。やはり行政主導になるのかな。来年に2つ目のなでしこ1部のクラブが誕生するかもしれないし。観てもらっていると思いますが、Tさんいかがでしょうか?
J2大分では「大分県 地域密着型プロチーム普及促進事業」を実施されています。いわゆる学校訪問事業です。また、紹介します。借入金を完済した後も変わらず、こういう良い事業はぜひ続けて下さい。目には見えないですが、しっかりと大分県内にくまなく根が張られていると思います。また、J1を経験しているというのが大きいです。「また、日本一になりたい」という県民の思いが大きなパワーになりましたね。
おおいたホームタウン推進協議会公式HP:http://www.oita-hometown.jp/index.shtml
大分トリニータ公式HP:http://www.oita-trinita.co.jp/
J1大分関連⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20091216
〃 ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090706
〃 ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090102
〃 ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081104
〃 ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081103