事例紹介コラムです。
これらを観ると、やはり某黄色いチームは当ブログ好みだなぁと実感します。親企業があるという部分があるだけで、他は正しい価値観の優れたフロント、強いチームと微笑ましいクラブスタイルだと思っています。開幕のこの時期に続けて当ブログ好みの事例が並びました。黄色いチームは、決して「選手は試合だけやってればいい」という価値観ではない事が改めてよくわかりました。選手との契約内容云々ですが、たぶんそういうのを超えて選手達が手弁当でこういう活動をしているのだと思います。「規制」的なものもないのでしょう。やはり「違うな」と実感。以下、抜粋して紹介。
【選手会主催のチャリティーオークション】
柏レイソル選手会の発案で2003年から実施している活動。ホームゲーム開催時(ACL、国立競技場など一部試合を除く)に選手各自がスパイクなどサッカーに関連する品々を出品。売上金は、ホームタウンエリアである東葛8市へのチケット寄贈、選手会主催の福祉活動などに活用。
<開催概要>
選手が出品する愛用品はあらかじめ、公式HPで公開。HPから専用申込書をダウンロードして必要事項を記入し、各試合キックオフまでに申込書を試合会場に設置してある応募ボックス(柏熱地帯10番入口付近のインフォメーションコーナー)に投函。希望金額の最高額の記入者が落札。選手会口座に振込完了後に、次回試合会場・練習会場等での選手からの引渡しか郵送で愛用品を送付。
3月3日の開幕戦から11月30日の最終戦まで、ACLと国立競技場の試合を除くホーム試合で実施し、試合ごとに2名の選手が出品します。
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2013/014895.html
【部活からJリーガーへ B to Jシート】
現在7選手がホームタウンである柏市内の中学校サッカー部にホームゲームのチケットを寄贈する活動。この活動はサッカーの普及活動を目的として、'07年に北嶋、平山2選手(当時)名の発案・寄贈で始まり、昨年までに延べ1,318名の中学生を招待を実施。今シーズンは澤、田中、桐畑、渡部、鈴木、工藤、茨田の7選手から14席を寄贈。この「B to Jシート」は、「部活からJリーガーへ」との願いを込めて名づけられました。
・寄贈品: '13年ホームゲーム年間チケット 計210席(メインスタンドSS指定席14席×15試合)
※国立競技場、ACLを除く 柏レイソルホームゲーム計15試合
・寄贈方法: 各中学校を7選手が訪問し、各校サッカー部員に直接チケットを寄贈。
・寄贈先: 柏市内中学校サッカー部顧問会および各中学校サッカー部
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2013/014900.html
「B to Jシート」関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120908
【選手会から児童福祉担当部署にチケット寄贈】
選手会がホームタウンエリア8市(柏市、松戸市、我孫子市、流山市、白井市、鎌ケ谷市、印西市、野田市)の各福祉事業に役立てて頂こうと、ホームゲームの年間チケット12席を、各市児童福祉担当部署に寄贈。8市へのチケット寄贈は選手会の意向により実施しており、今年で10回目。
・寄贈品: 2013年柏レイソルホームゲーム年間チケット 計240席(メインスタンドSS指定席12席×20試合)
・寄贈先: ホームタウンエリア8市 各児童福祉担当部署
J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2013/014899.html
まだまだあります。井原ヘッドコーチの「井原シート」や、今日のニュースで、「ROOTOTEチャリティーイベント」にもクラブとして参加されます。まるでチャリティーおたく(表現が悪いですか?)のように、次々とチャリティー活動が続きます。つまり、Jリーグクラブとして、Jリーガーとして当たり前の事をしていると思います。その逆はというと、利益が出ないからチャリティーTシャツは販売しない(震災年の時)、選手には物を言って欲しくないから選手会活動をさせていないという事になりますか。大きな「違い」ですね。100年続く公共財とそうでないものの違いかな。あくまで、いろいろと観てきた一般論ですので。当ブログで黄色い話題が多くなる理由がわかってもらえたと思います。
話は変わり、RYKNさんのHPを観ていたら、面白い記事を見かけました。「柏熱通信」応援メッセージペーパーを開幕戦で配布したというものです。読み方は「はくねつつうしん」です。PDFで公開して、日立台で行けない全国のサポにも配慮されています。「日立台でより一体感のある応援」をし、「圧倒的なホームの力」を作り出す為に、来場される方々の意識共有を目的に我々ゴール裏サポーター有志により発行するものだそうです。
A5両面で表面はメッセージ、裏面は歌詞カードになっており、発行頻度は月1回を予定しているとか。目に留まった内容としては・・・
①選手入場時は立ちあがる
スタジアム全体が立ち上がる状態が選手からも非常に好評です。
②旗を振ってみよう
盛り上がった時に旗を振る。こちらも選手から非常に好好評です。
この「選手からも好評です」というのが効いていますね。
RYKN公式HP該当ページ:http://www.hitachidai.net/log/top_log/report/eid185.html