リスペクト(事例紹介)コラムです。
当ブログで以前の記事で、Jリーグの改革案の中に、「ファン・サポーターとの対話」「ホームタウンミーティング(サポカンの共催等)」を口にしていましたが、何と日本協会の方が先に実行されました。当ブログの論調とは全く関係ないでしょうが、ちょっとサプライズでした。どのようにしてタウンミーティングが登場したのか、いろいろ調べてみたましたが、出てきませんでした。田嶋会長の個人的な方針が強いのかもしれません。しょうがないので、各地域で開催された時の報道を順番に抜粋して紹介。
【サッカーファミリータウンミーティング】
JFA(日本サッカー協会)は、約1年間をかけて47都道府県で開催。サッカーファミリータウンミーティングは、サッカー現場、フロントラインで活躍する人を応援し、支援するサッカー協会であるという方針のもと、今後の日本サッカー界発展のために、様々な声を直接聞き、意見交換を行うもの。各地の現場の声を吸い上げ、今後の日本サッカー界の発展に生かしていくことを目的にしている。
【神戸(最初)】
日本サッカー協会は9月17日、神戸市内で「タウンミーティング」を開催。田嶋会長の念願の企画で、現場で実際に活動している人の意見を聞き、今後の活動に取り入れていくことが狙い。約1年をかけて各都道府県を行脚する予定。田嶋会長は会の冒頭で現場主義を宣言。小中学生の指導者やクラブのサポーターなど、多くの人からさまざまな意見を交換。育成年代指導者がボランティアであることや、天皇杯の集客意欲はあるのか、熱中症対策や大会日程などについても話は及んだが、1問1問丁寧に対応されたとか。
全国初の試みを終えて、田嶋会長は「現場の意見を聞きたいと思っていた。真剣に取り組んでいるからこその意見だと思う。すぐにお金が出せるとは言えないが、みなさんの協力を当たり前だとは思っていないと言うことは直接伝えられたのでは。これから地域によってもいろんな意見が出てくると思うので。公の場で意見を頂いたことに対して、応えていきたい」と実際の現場での活動を知る必要性を強調。
デイリースポーツ該当記事:http://www.daily.co.jp/soccer/2016/09/17/0009499601.shtml
JFAニュース該当記事:http://www.jfa.jp/news/00011062/
【香川】
JFAは25日、香川県坂出市でタウンミーティングを開催。田嶋会長が出席し、県内の指導者や高校の現役選手らの意見や要望の一つ一つの声に回答。今回は、県サッカー協会創立70周年記念イベントの一環として実施し、日本サッカー協会の役員をはじめ、県サッカー協会会長ら約80人が参加。
〔参加者から寄せられた主な意見や要望〕
・3種、4種年代における女子サッカーへの普及育成に関するJFAの先駆的な取り組みへの期待
・サッカーによるスポーツ振興、地域振興への寄与(施設など)
・ユース審判員の活動浸透への理解について
JFAニュース該当記事:http://www.jfa.jp/news/00011081/
四国新聞該当記事:http://www.shikoku-np.co.jp/sports/local/20160926000166
という感じでした。まあ、行かないよりは行った方がいいと思います。田嶋会長といえば、Jリーグ秋春制の大の推進派である事を思い出しました。秋春制で反対が出るのは雪国クラブであり、主に東日本の地域。この2回は温かい西日本の地域でしたね。ただ、報道によると、このタウンミーティング以外に、5月に東北サッカー協会の会合に出席しているそうです。今後、タウンミーティングで雪国地区を回ったら、当然秋春制の反対意見がじゃんじゃん出る事でしょう。47都道府県を回りきった後に、秋春制についてどうコメントするのか聞いてみたいです。
秋春制ですが、当ブログは反対です。やっぱ、山雅さん、山形さん、新潟さんとかハンデになって、フェアではなくなるからです。1ステージ制復活で過密日程が解消され、サマーブレイクも設けられるそうなので、少し秋春制の説得力が薄くなりましたね。
次はJリーグですね。村井チェアマンは、JFAにならってホームタウンミーティング(当ブログが初めて口にしたネーミング)を実施して欲しいです。単独で難しければ、まずは各クラブのサポカンを共催して参加すればいいと思います。村井チェアマンならやってくれると信じております。
JFA田嶋田島会長関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160208