リスペクトコラムです。
先日、何とも言えないニュースを知りました。あの川淵チェアマン主導で、Bリーグ誕生につながったバスケのタスクフォースの記者会見があったそうです。
【FIBA幹部が日本のオリンピック出場に言及! バスケ推進協議会には怒りをあらわに】
「12月16日、都内の日本バスケットボール協会(JBA)において、「ジャパン2024タスクフォース(以下タスクフォース)」の会見が行われた。」
「今回行われたタスクフォースの会見の趣旨は2つあった。まずは良いニュースからお伝えすると、ヴァイス氏は現在のJBAの取組について『JBA、Bリーグがこれまで行ってきた改革は、グッドガバナンスの一言に尽きます』と、Bリーグの観客動員数の増加や、JBA公認指導者ライセンス保有者、レフェリー資格保有者の増加などを例に挙げて高い評価を与えた。『FIBAのセントラルボード(中央理事会)でも、JBAの改革は成功例として話題になる」という。その上で、2019年3月29日、30日に開催されるFIBAセントラルボードにて、2020年オリンピックにおける開催国枠による日本の出場について検討されることを明かした。そして、あくまでも個人的な見解として『朗報を期待していいのでは』とコメント。特に女子については『何の問題もない』と付け加えた。
しかし、会見で最も時間を割かれたのは上記の話題ではなく、会見の冒頭あいさつで川淵氏が『日本のバスケ界には、まだ不安なところがある」と指摘したことであった。
『日本のバスケット界には問題があり、不満があるので調査して欲しいという要望書がFIBAに届いた』ということについての報告だ。送り主は『日本バスケットボール推進協議会(JBIC)』であり、元オリンピック選手、監督らで構成された一般社団法人である。」
「これに対し川淵氏は『現実とかけ離れた、内容を理解していない批判ばかりでした。日本のバスケット界は、そういうことを過去にずっと続けていたからこそ、FIBAのタスクフォースができるような混乱を起こしたわけです。その反省がなく、よくこんなことが言える』と怒り心頭。週刊誌報道もされたように、一部のJBA評議員もこうした反体制的な動きに呼応していることから「過去の理事会や、評議員会の議事録を見ても、ずっと同じことを繰り返してきている』と、いまだくすぶるバスケットボール界の足の引っ張り合いこそ、不安な部分としたのだ。
FIBAのヴァイス氏はEメールで届いたというこの書面を『傍若無人、慇懃無礼』とし、『同じテーブルで対話するつもりがないなら『黙っていろ!』と言いたい』と語気を強めた。というのも、今回の来日に際し、同席のスコット・ダーウィン氏(タスクフォース・ワーキンググループ)とともにJBICとの会談を申し入れたが、スケジュールが合わないと断られたという。ヴァイス氏はドイツから、ダーウィン氏はオーストラリアからわざわざ来日したにもかかわらずである。」
引用:月刊バスケットボール
なかなか深い話のようです。まずは東京五輪の出場枠です。どうしてAKATSUKI FIVE(バスケ日本代表)が出れないのか、何かFIBAの思惑が無いのか不思議でした。なるほど、正確にはわかりせんが、2リーグで問題になっている時期に、出場はまだできない方針が固まっていたのでしょうか。出て欲しいですねー 何しろ地元日本での単独開催ですから。女子は問題無いようですね。
問題は「まだ不安なところ」の部分。JBICという存在自体が不思議に見えます。サッカーではFIFAに内部通報するような、そんな組織もありません。何を書かれているのは知りませんが、少し前に流れた報道を思い出しました。三屋会長についての噂です。一般的には余り話題になっていないようですが、当ブログとしては最後の最後に胸に引っかかっています。
このJBICという組織も怪しい印象です。タスクフォースに対して物申したようですが、無礼な対応を取ったとか。その時点でFIBAと対等に意見を交わせる資格は無いと考えます。それどころかタレコミのような行為もあったとか。 とにかくだいぶ前から内部でのゴタゴタが続いていますね。興行面では健闘していると思いますが、組織的な部分がまだまだかと思わせる論調でした。その辺りはどうなんでしょうか。奥が深いし、バスケ界はまだまだ顔が見えるようにしなければなりませんね。
Bリーグ関連:58 / 57 / 56 / 55 / 54 / 53 / 52 / 51 / 50 / 49 / 48 / 47 / 46 / 45 / 44 / 43 / 42 / 41 / 40 / 39 / 38 / 37 / 36 / 35 / 34 / 33 / 32 / 31 / 30 / 29 / 28 / 27 / 26 / 25 / 24 / 23 / 22 / 21 / ⑳ / ⑲ / ⑱ / ⑰ / ⑯ / ⑮ / ⑭ / ⑬ / ⑫ / ⑪ / ⑩ / ⑨ / ⑧ / ⑦ / ⑥ / ⑤ / ④ / ③ / ② / ①