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Bリーグについて98

2024-07-02 00:01:52 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 リスペクトコラムです。
 昨日、Bリーグから1つの発表があったようです。2026年からの「B.革新」はありましたが、何?何?という事で見させていただきました。すると「感動立国」というキーワードがある。今までは横文字ばかりだったのに、「立国」というストレートな日本語に少しサプライズ。すぐに浮かぶのが「観光立国」でしたが、この国のすばらしさを再認識できる世界を創る、そんな大きな志しをもって「立国」としたそうです。リスペクトしてみましょう。
   
【Bリーグが中期経営計画「感動立国」を発表、島田チェアマン「2028年までに入場者数700万人、事業規模800億円を目指す」】
〔スポーツのリーグとしては異例の中期経営計画発表〕
「B.LEAGUE中期経営計画発表会見が行われた。島田慎二チェアマンはB.LEAGUE 2050 VISION “感動立国”というキーワードを使い、2024~2028年に向けての計画とビジョンを明かした。
 会見は2016年のBリーグ立ち上げからの振り返りから始まり、当初の入場者数が220万人、事業規模が196億円程度だったものが、2023-24シーズンには入場者数が約450万人、事業規模が約580億円にまで成長したことが紹介(いずれもB1、B2合計。2026年からはB3も合併となる。B3の今季の入場者数は約60万人、事業規模は約50億円)。島田チェアマンは「8年間の中で競技面、事業面共に最大の成果を達成できた』と語った。」
「今回発表された中期経営計画は5年間のもので、『B.革新』までの2年と、その後の3年を対象としている。島田チェアマンは『近視眼的に今のイマジネーションで考えるものが未来永劫有効な打ち手になるかはわからない。もう少し先の未来を考えて、改革を打ち立てる』と語り、2050年にどうなっているのか、どうしたいのかをみんなで悩み考えたとし、『感動立国』というキーワードを紹介した。島田チェアマンは“感動立国”について『ワクワクし、心が震えるようなものが日本の明るい未来につながる』と語り、若い世代が未来に明るい希望を見出すためにも、強い気持ちで取り組む覚悟を表明した。
 さらに、『No.1ライブスポーツエンタメ』、『世界で最も愛されているリーグ』、『街づくりの核』、『Dream Company, Dream job』という4つの要素でB.革新を成功に導き、顧客体験の高度化と多様化、育成システムの拡張・国際化にも力を入れることを紹介。最後に、2028年までに入場者数700万人、事業規模800億円、Bプレミア平均入場者数6,000人、B.ONE平均入場者数3,000人、47クラブ(全都道府県にクラブを設立)、さらに2030年までにBリーグからNBA選手を5人輩出するという目標数値を明らかにした。」

 

Bリーグが中期経営計画「感動立国」を発表、島田チェアマン「2028年までに入場者数700万人、事業規模800億円を目指す」

6月27日、東京都内でB.LEAGUE中期経営計画発表会見が行われた。島田慎二チェアマンはB.LEAGUE 2050 VISION “感動立国”というキーワードを使い、2024〜2028年に向けての計画...

 
 

【公式】感動立国 特設サイト | B.LEAGUE(B.LEAGUE)

B.LEAGUEが2050年に向けて創りたい世界観「感動立国」と中期経営計画における5つの戦略領域についての解説ページです。

B.LEAGUE

 

   

 早速特設サイトを観ました。2026年のB.革新はあくまでも通過点であり、未来に向けた制度改革とあります。あくまでB.革新を挟んだ中期経営計画という事ですね。その更に先の未来、Bリーグはどう進むのかという事で「2050年に創りたい世界観」を規定する一つのB.LEAGUE VISIONを策定するそうです。

 この中で目に留まったのが「47都道府県Bクラブのある街」と「あなたの街のアリーナ」という2つのキーワード。全都道府県にBクラブを置いていくのですね。Bクラブが無いのは現在5県(山梨県・和歌山・鳥取県・高知県・大分県・宮崎県)です。お隣の鳥取県では3×3の「TOTTORI BLUE BIRDS. EXE」というチームがあるので、ここが母体にできてきくのかな。街のアリーナですが、これからもどんどんアリーナが造られていくのかな。個人的には利益を生まない「ハコモノ」を生み出さないように気を付けて欲しいですが、地域活性化のためにはいい流れだと思います。
 
 また、4つの感動を生み出していくために、B.LEAGUEがこの5年間で取り組むべきことを具体的に明示したのが中期経営計画であり、B.革新を成功へ導くため、以下の5つの戦略領域を推進するとあります。
①顧客体験の高度化と多様化
 視聴文化の拡大、(B3リーグ配信/国際/次世代映像制作)、キッズ向けマーケティング強化、CRM高度化
②育成システムの拡張・国際化
 ユース国際化、トップリーグ所属若手選手育成、チームスタッフ/スカウティングの国際ネットワーク構築と交流活性化
③Social Innovation Hub
 パートナー拡大、街づくり構想推進、グローバルバスケコミュニティ本格展開
④高位平準化 Club Support Platform
 ナレッジシェア、DX/AI活用、シェアードサービス
⑤サステナビリティと人的資本の世界水準化
 B.Hope Planet Vision策定、人材育成/働き方支援

 「CRMを高度化」とありますが、CRMとは顧客に関する様々な情報を管理し、それをもとにマーケティングを行うというマネジメント手法だそうです。Bリーグではすでに進んでいますね。島田チェアマンのnoteを読むと、今回発表した中期経営計画は、5年計画でB.革新に向けた2年間の準備期間と、それ以降の3年間の実装期間を描いたようです。
 2026年のB革新へ向け、今年10月からBプレミア・Bワン・Bネクストの審査・ディビジョン分けに進むとあります。地元岡山はBワンになるのかな。2028年でのBワンの平均入場者がに3千人とありますが、岡山は大丈夫でしょうか。津山会場ではキャパの関係で限界があるのでは。5つ目に「B.Hope Planet Vision策定」とありますが、楽しみです。JのTEAM AS ONE」を超えるいいものを作っていただきたいと思います。
「B.革新」関連⑤:第4部「欧州型リーグ」:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20240310
    〃   ④:第3部「米国型リーグ」:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231108
    〃   ③:第2部「米国型リーグか欧州型リーグか」:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20231016
    〃   ②:第1部「リーグ概要」②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230928 
   〃    ① :     〃      ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20230925
#がんばろう石川 #がんばろう能登

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