ちょっと今回は堅い話題2本です。3月11日の読売新聞に「スポーツ基本法へ第一歩」というタイトルで、「スポーツ立国戦略」のヒアリングが行われたニュースがありました。私もよくわかっていませんが、国内のスポーツ界にとってプラスになる方向性だと思います。抜粋して紹介。
長期的な視野で今後のスポーツのあり方、指針を示すスポーツ基本法策定に向けて、文科省が検討を始めた「スポーツ立国戦略」の第1回ヒアリングを開催。 出席者は3名。五輪の陸上メダリスト朝原宣治氏、ラグビーの平尾誠二氏、元ヤクルト監督の古田氏。記事では、スポーツの意義の再定義、引退後のセカンドキャリアの支援、スポーツ体験の重要性、スポーツ庁の設置案など、税制上の優遇策を含めて、参加者は広く行政側の抜本的な改革を求めたそうです。
先般のバンクーバー五輪を見ても、日本と韓国はスポーツにおける国の政策の違いは顕著であり、その差がそのままメダル数の差に表れたことははっきりしています。「スポーツ立国」という表現がありますが、事業仕分等今の時代は節約型の政策が主流。掛け声だけで終わる可能性があり、期待がどこまで持てるのかは不透明。 最後に記事では、企業主導から国主導へ、日本スポーツの全体像が変革に向けて動き出す。スポーツはどうあるべきなのか。限られた時間の中で、実りある議論を期待したいと締めくくっています。
当ブログとしては、明るい国にするために「日本からJリーグ百年構想を」と言いたいです。健康増進や生涯スポーツの普及のために、スポーツ文化の発展は不可欠であり、ドイツのゴールドプランをお手本に、国を挙げてスポーツ省の設置など何か取り組むべきと考えます。うまく言えませんが、そんな風な感想です。
あと、こういうヒアリングにサッカー界の人がいなかったのは残念ですね。こういうスポーツ文化については、サッカー界が一番進んでいると思いますが。
また、Jリーグで目に留まったニュースがありました。地元JC主催で、「プロスポーツを核としたまちづくり」が開催されますが、Jリーグが後援するとか。極めて珍しいニュースです。以下抜粋して紹介。
(社)前橋青年会議所創立60周年記念 地域提言例会「プロスポーツを核としたまちづくり」
・主 催:(社)前橋青年会議所
・開催日:4月18日(日) 14:00~
・会 場:前橋市中央公民館
・内 容:
基調講演
㈱日本経済研究所 小原爽子 主任研究員
パネルディスカッション
鬼武健二Jリーグチェアマン、三屋裕子Jリーグ理事、ザスパ草津・植木繁晴GM、(社)前橋青年会議所・金井理事
Jリーグからチェアマンと理事、日本経済研究所といえば、傍士理事もおられるシンクタンクですね。中身の濃いデュスカッションが聴けそうですね。行ってみたいな。
Jリーグ公式HP該当ページ:http://www.j-league.or.jp/release/000/00003420.html