リスペクトコラムです。
久しぶりの川崎さんの話題です。川崎さんといえば来月天皇杯でCスタに来るという事で、少々ざわついてる先輩クラブ。楽しみですね。でもターンオーバーっぽいかも。TBSドラマ「ノーサイド・ゲーム」の第3話のアストロズはまるで川崎さんのように映りました。まぁ、川崎さんは「ボランティア行かずに、練習いないといけないだろ」とは言わないでしょうが。小児病棟を見舞うシーンはまさに川崎の選手。「ブルーサンタ」という事業を思い起こしました。当ブログでも川崎さんの事例は、そんな内容ばかり。今回、また一つそんな事例が加わります。
【「発達障害にも理解を」 共生社会めざしJクラブが一役】
「見た目では分かりにくい発達障害について、周囲の理解を深めたい。そのための取り組みに、サッカーJリーグのクラブが一役買った。27日にあった川崎フロンターレと大分トリニータの試合会場が、啓発活動の舞台になった。川崎の本拠・等々力競技場(川崎市中原区)。川崎、大分両市から招かれた発達障害の子どもたち20人が歓声をあげた。「やったー、ゴール」「いいぞ、いけー」「やばい、やばい負ける」。ハーフタイムには川崎の選手やマスコットとも触れあった。
発達障害には、音や光に過敏に反応したり、人混みを苦手としたりする症状もある。そんな人でも観戦できるよう、普段はスポンサー用に使う、遮音効果のあるガラス張りの部屋をこの日、子供たちが気持ちを落ち着かせられる「センサリールーム」に衣替え。照明を落とし、室内にソファや囲われた空間を用意して居場所を選べるようにした。」
「東京五輪・パラリンピックを機に、障害のある人と共生できる社会を実現させようという事業の一環。川崎市などが、社会貢献活動に積極的な川崎フロンターレに声をかけて実現した。発達障害の子どもに観戦の機会を提供するだけでなく、社会の理解が進んでほしいとの願いがある。
試合会場そばの屋台が立ち並ぶ一角には特別ブースが設けられ、発達障害の事例を紹介する映像が流された。その中には、J1の最優秀選手に選ばれたことがある川崎の中村憲剛選手(38)も登場し、障害への理解を呼びかけた。中村選手は言う。「アスリートには、人の目を向けさせる力があると思う。それを使わない手はない。誰か1人の心に響くだけでも、やる価値があると思う」
「(2018年9月まで日本発達障害ネットワークの事務局長の)橋口さんによると、発達障害のある子もその親も、1番怖いのは周囲からの冷たい視線だという。「人間なら誰もが持つ特性が強く現れることで起きる障害だからこそ、知れば一瞬で理解できるし、特別視しなくなる」と橋口さん。プロスポーツの会場での啓発活動について「私たちだけだと話を聞いてもらうのに5年、10年かかるものが、一瞬で何万人にも届く」と大きな期待を寄せる。」
引用:朝日新聞
この取り組みは国内初だそうですね。実は今までの川崎さんのこういう社会貢献運動は、地元行政から声がかかって実施するパターンが多いようです。NHKの「おはよう日本」公式ページには、川崎市目線で紹介されています。
【感覚過敏の子どもたちを競技場へ】
「参考にしたのが、ロンドンパラリンピック以降、障害のある人への理解が進むイギリスでの取り組みでした。 サッカープレミアリーグで導入が進んでいます。」
「日本で初めてとなるセンサリールームの設置。 当日は発達障害のある子どもや、その家族60人に観戦してもらう予定です。」
引用:NHK公式ページ
NHKのページを見ると、対象者が60人観戦に訪れるようですが、こういう事に熱心な川崎市だからここまでできるのだと思います。他の都市ではセンサリールームには余り集まらないのかもしれません。でもヨーロッパでは浸透しつつつあるのですね。川崎さんは今までもそうであったように、これからも社会貢献活動では最先端を走り続けて欲しいです。
J1川崎関連:81|80|79|78|77|76|75|74|73|72|71|70|69|68|67|66|65|64|63|62|61|60|59|58|57|56|55|54|53|52|51|50|49|48|47|46|45|44|43|42|41|40|39|38|37|36|35|34|33|32|31|30|29|28|27|26|25|24|23|22|21|⑳|⑲|⑱|⑰|⑯|⑮|⑭|⑬|⑫|⑪|⑩|⑨|⑧|⑦|⑥|⑤|④|③|②|①