CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

古代エジプトの美展

2008-08-20 21:31:37 | 陶磁器を探す旅と名物
芸術のレビウとは違う気がしますが
先日、名古屋の松坂屋でやっておりました催し
古代エジプトの美展を見て参りましたので
さりげにメモです

松坂屋美術館
名古屋のしか知らないのですが、けっこうよろしい催しが多く
少し前も小堀遠州展をやってたりと
名品をごりごりと持ってくる力がある模様
値は張りますが、なかなか価値あるステキポイントであります

今回はエジプトの美ということで
考古学みたいなところから、ずいずいと
古代エジプト文明のそれこれが展示されておりました

少々前から、神話とか考古学に興味が湧いておりまして
テレビでピラミッドのなぞとかに迫ってるのを見ると
白熱というか、思わず見てしまって
ああ、やっぱりわからず終いかよと肩を落としたり
非情に楽しんでおるのです
いつか金持ちになって、ピラミッド一個まるまる買い上げて
分解してみてぇとか
思ったりなんだったり

そんなわけで、すごい興味深く鑑賞してきました
予備知識というか、なんかステキというくらいしか
覚えた言葉がなかったので
真っ平らな目線で見られたと思うのですけども
すごい、あの文明はすごい

覚えている造形それぞれがすごいの一言なんだけども
あの象形文字というか、まず文字が発明されているのがすごい
また、あれを文字としてみた場合、すごい字が綺麗なの
どれもこれも、だいたいそれだとわかるようになってる
どんな細かい細工でもしっかりとわかる
あの意匠にくびったけとなったのであります
さらに、なんというか、デザインセンスに優れているというか
そのほかでてきた、神様をかたどったそれこれが
どれもこれもかっこよすぎる

ホルスだとか、トトだとか、オシリスだとか
人形のもあるんだが、あの
顔が獣で体が人間という、あれを思いついて
また、美しいフィギュアにしてしまってるのが
すさまじい驚愕でありました
私の目がおかしいのか、感性がおかしいのか知らないが
とてつもなくかわいいのであります
あの画一化されている目の表現とかも
なんというか、魅入られるようなステキっぷりで
猫やら犬やらのミイラも展示されてたんだが
そのミイラにもそれぞれ目が描かれていて
すごくかわいらしい、なんたることだろう

人間のミイラもあって
なんというか、生々しい死体見物だと思ってしまったんだが
それを覆っているあの、ツタンカーメンと呼ぶのか
仮面みたいな物体もすばらしかった
色使いと模様が抜群でありました
ほかにも、道具入れなのか、箱とかも置いてあるんだが
あの時代に、いや、あの時代だからこそなのか
幾何学模様がほどこしてあったり
七宝みたいな吉祥文様がほどこしてあったりと
みどころたっぷり

さらには、ガラス細工のそれこれと
コバルトブルー、いやさ、シルクロード器にみられる
あの水色容器とかが、さんさんと並んでおり
どれもこれも大変面白かったのでありました

エジプト文明すげぇなぁと思ったり
シルクロード界隈の文明もすげぇなぁと思ったり
なんだか、古代にロマンを感じるようになってきたこのごろ
松坂屋の催しはあたりでありましたと
つづっておくのです