CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

平清盛  平治の乱

2012-07-01 20:46:20 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「平清盛」
視聴完了でありました
平治の乱ていうタイトルだから、今回いきなり戦に入るとか
早合点をしてしまいましたが、
よくよく考えてみたら、戦=乱ではなく、
あの状況そのものが乱なのでありますね

さておき、非常に分かりやすい旧弊権力を叩いて、
新権力が腐るという具合でありまして、
なかなか無残な最期を迎えるであろう
様々な藤原さんが憐れでならぬところであります
どんどん整理されてくるので、わかりやすくなってると
思うのですが、いかほどか

話は、ちょっとパワーダウンじゃないかしらと
なんか、清盛が全体のことといいつつも、
自分の本心に感情的に従うだけという内容は好きになれないと
そういう感じでありましたが、
最後の信西の最期を思ったよりもすんなり受け入れて
それを義朝叩くの決意にもっていけたのは
よかったような気がします
あんだけ引っ張ったのに、割とあっさり認めるのなぁと
ちょっと思わなくもなかったんですが、
まぁいいやそんなのわ

ここ数回は、回想シーンがやたらめっぽうで
伏線回収ばっかりしている印象でありますが
ひょっとすると、この演出というか、編集も
視聴者に向けてわかりやすくのいったんなんだろうかと
少々不安になってきたところ
過去回想は、大河の醍醐味でありますが、
どうにも、頻発されるとありがたみがないというか
それは見せないほうが、脚本の嫌味さがなくてよいと
心配になってしまうところであります
われながら偉そうでありますね

今回は、完璧に信西が主役かと思いきや、
清盛の長男が案外存在感を発揮してきており
なかなかよろしい感じであります
あのあたりも、何かしら、過去の清盛の対比を描いているのかもと
思わなくもないのでありますが、ちょっと
露骨すぎてというか、なんか急に出てきたから
すぐに死ぬんじゃないかと、不安を煽られたりして
大変であります

来週決戦というわけなのに、なぜか一騎打ち場面があるのが
残念でなりませんが、まぁ、物語的には盛り上がるしなぁと
思うものの、あっから、落ち延びた先で死ぬ義朝というのを
どうやって消化するつもりなのか、
不安でいっぱいになりながら、ちょっとおっかなびっくり
来週を見守りたいのであります

史実を知らなかったら、なんで、鎮西八郎が出てこないんだろうと
思ったりしてしまいそうだなと感じたのでありますが
悪源太の悪そうな具合がそっくりで楽しみすぎるのであります
来週活躍するといいなぁ