久しぶりに映画見た!
そんなわけで、ちょっとだけテンションあげて
もっさりと感想をメモるのであります
ぜんぜん話題になってない「苦役列車」
小説の方はなんというか、これが芥川賞というスタイルかと
その後に読んだ、共喰い(他作家)含めて、
このなんともいえない感じというか、雰囲気がなーと
あれこれ思ったのも懐かしいところ
それを、映画にして大丈夫というか、
面白いところあるんだろうかと、不安でいっぱいながら
おっかなびっくり見てきたのであります
割と面白かった
いや、面白かったはちょっと違う気がする
なんといったらいいのか、こう、酷い、最低、クズ野郎
そんなことを実に端的に映像化していたというか、
まぁ、なかなか凄いなこれはと
あっけにとられるシーンも、随所に出てきて
あますことなく、この小説というか、貫太という
男を描いていたと思ったのでありました
小説がそもそもこんな話だったかなと
しっかり覚えていない低脳であるわたくしには、
なんか、どこがどうだったのか
いまひとつよくわかってない、
そもそも、単行本で別の話も一話のってて、
それとごっちゃになってやがるというあたりからして、
なんとも、駄目なんでありますが、
小説の雰囲気は凄くでていたと認識できましたし、
日雇いのそれであるとか、底辺人間というものそれこれ、
特に、親友に面倒くさいと閉口される、
きわめて猥雑で酷い人間性が、ものすごく伝わってきた
これはもう、森山未來を褒めるほかない
そんな凄い演技に圧倒されたのでありました
森山さんに関しては、いつだったか、
カフカの変身で見たときに、すごいなぁ、
体鍛えてるというか、役者って体力いるんだなあと
なんか新時代的なものを見せてもらったと記憶してましたが、
こんな普通というか、むしろ駄目なそれを
あんなに見事に演じられるというあたりに
ちょっと感動をさせられた感じであります
小説同様の独特の言い回し、それ以外のシーンにおいては
実にスムースな会話ながら、貫太の酷い部分がにじみでるような
長台詞のシーンなんかは、滑稽というか、
全部文語表現なのに、見事に聞かせてもらったというか、
普通、難しい言葉が流れていくと頭にはいってこないで
なにかしら、難しいこといってるなということくらいしか
頭に浮かばないものですが、
森山さんの台詞だと、それが一字一句しっかり文字として認識できるというか、
あれは雰囲気と演技とも含めて、それでいて、
はっきりとした発声がなせるそれなんだろうか
ともかく、凄いこれはとんでもないと感嘆したのでありました
と、まぁ、全編そんな感じでありまして
森山未來を見に行くという意味では抜群の映画
だけど、森山さんにとって果たしてそれがよいのかはわからない
でも凄いな、映画っぽいかといったら違うな、
そして誰かと見るものでもないし、
誰かと共有するような話でもないなと
まぁ、なかなかエンターテイメントとしては難しいそれだったと
頭大きく考えるところですが
とりあえず、底辺といっていいのか、
どぶの底をさらうような生活というのが
痛快に描かれているという、ちょっと明るいというか、
底抜けにずぶどろのそれとは違う感じは、
なかなかやっぱり、面白いという感想にいたると
メモるのでありました
そんなわけで、ちょっとだけテンションあげて
もっさりと感想をメモるのであります
ぜんぜん話題になってない「苦役列車」
小説の方はなんというか、これが芥川賞というスタイルかと
その後に読んだ、共喰い(他作家)含めて、
このなんともいえない感じというか、雰囲気がなーと
あれこれ思ったのも懐かしいところ
それを、映画にして大丈夫というか、
面白いところあるんだろうかと、不安でいっぱいながら
おっかなびっくり見てきたのであります
割と面白かった
いや、面白かったはちょっと違う気がする
なんといったらいいのか、こう、酷い、最低、クズ野郎
そんなことを実に端的に映像化していたというか、
まぁ、なかなか凄いなこれはと
あっけにとられるシーンも、随所に出てきて
あますことなく、この小説というか、貫太という
男を描いていたと思ったのでありました
小説がそもそもこんな話だったかなと
しっかり覚えていない低脳であるわたくしには、
なんか、どこがどうだったのか
いまひとつよくわかってない、
そもそも、単行本で別の話も一話のってて、
それとごっちゃになってやがるというあたりからして、
なんとも、駄目なんでありますが、
小説の雰囲気は凄くでていたと認識できましたし、
日雇いのそれであるとか、底辺人間というものそれこれ、
特に、親友に面倒くさいと閉口される、
きわめて猥雑で酷い人間性が、ものすごく伝わってきた
これはもう、森山未來を褒めるほかない
そんな凄い演技に圧倒されたのでありました
森山さんに関しては、いつだったか、
カフカの変身で見たときに、すごいなぁ、
体鍛えてるというか、役者って体力いるんだなあと
なんか新時代的なものを見せてもらったと記憶してましたが、
こんな普通というか、むしろ駄目なそれを
あんなに見事に演じられるというあたりに
ちょっと感動をさせられた感じであります
小説同様の独特の言い回し、それ以外のシーンにおいては
実にスムースな会話ながら、貫太の酷い部分がにじみでるような
長台詞のシーンなんかは、滑稽というか、
全部文語表現なのに、見事に聞かせてもらったというか、
普通、難しい言葉が流れていくと頭にはいってこないで
なにかしら、難しいこといってるなということくらいしか
頭に浮かばないものですが、
森山さんの台詞だと、それが一字一句しっかり文字として認識できるというか、
あれは雰囲気と演技とも含めて、それでいて、
はっきりとした発声がなせるそれなんだろうか
ともかく、凄いこれはとんでもないと感嘆したのでありました
と、まぁ、全編そんな感じでありまして
森山未來を見に行くという意味では抜群の映画
だけど、森山さんにとって果たしてそれがよいのかはわからない
でも凄いな、映画っぽいかといったら違うな、
そして誰かと見るものでもないし、
誰かと共有するような話でもないなと
まぁ、なかなかエンターテイメントとしては難しいそれだったと
頭大きく考えるところですが
とりあえず、底辺といっていいのか、
どぶの底をさらうような生活というのが
痛快に描かれているという、ちょっと明るいというか、
底抜けにずぶどろのそれとは違う感じは、
なかなかやっぱり、面白いという感想にいたると
メモるのでありました