至高の営業 作:杉山 大二郎
ビジネス系の読本だと思っていましたが、
小説仕立てになってて、しかも、よくできてました(偉そう)
以前に読んだ、同じようなビジネス指南書系小説よりも、
ぐっと小説らしいというか、
あるビジネスマンが、よくできる上司の薫陶のもと
あれよあれよと、営業という職種について
その技術と心得を磨いていくという
そんなお話でありました
ここまですがすがしく営業にクローズアップされているのは、
久しく読んでいなかったと思わず、
なるほどなんて、若々しい感想を抱いたのでありますが、
人間力という言葉も使われる昨今、
いわゆる、取引先との関係、人間関係というのを
どうやって構築しはぐくんでいくのかという
それが、営業のもっとも肝要なるところであるという
非常にわかりやすく、
そしてそれを伝えてくれるようなエピソードとともに
物語が進んでいくのでありまして、
わずか3ヶ月で、トップセールスになれるというのは
嘘じゃないかもなんて、
すっかり騙されるほど、よくできているのでありました
実際は、そんなに甘くないと思うものの
なるほどなと思うのであります
つまるところ、そういうこともできてないわけだ、私
さて、反省はさておきまして、
時間を無駄にしないということと、
重きを置く部分を見極める能力、
なによりも、質なんていうあいまいなそれではなく、
きっちりと数をこなすことで、
率は同じでも、制約数が増えるというロジックは、
平たくいえば、根性論に似たそれでありますが
非常に説得力というか、なるほどと思わされる
それが嫌で、やらなくなるんだよなというのも
なんとなし、私としては思ってしまうんだが、
そこはそうではなく、そこからのアプローチ、
出会えたという段階から、関係を向上させていくための方法
それを考えたり、あれこれしていたら、
時間なんて、ほとんど足らないぜというほどの
なかなか、まじめにやるのは大変だという
きわめて全うで、そして、当たり前ながら
できないことがたくさん書かれていたのであります
こういった、ビジネス書に共通のことではありますが、
どれだけ読みやすく、どれだけ納得感があっても、
本当にできるかどうか、
それをやれる人というのがすごいのだなというのを
まざまざ思い知るようでもあり
なかなか楽しかったのでありました
指南書風なのに、あまり嫌味に感じることもなかったし、
読んでいて、しゃらくさいなんて思うようなこともなく
非常に読みやすく、面白い本でありました
ビジネス系の読本だと思っていましたが、
小説仕立てになってて、しかも、よくできてました(偉そう)
以前に読んだ、同じようなビジネス指南書系小説よりも、
ぐっと小説らしいというか、
あるビジネスマンが、よくできる上司の薫陶のもと
あれよあれよと、営業という職種について
その技術と心得を磨いていくという
そんなお話でありました
ここまですがすがしく営業にクローズアップされているのは、
久しく読んでいなかったと思わず、
なるほどなんて、若々しい感想を抱いたのでありますが、
人間力という言葉も使われる昨今、
いわゆる、取引先との関係、人間関係というのを
どうやって構築しはぐくんでいくのかという
それが、営業のもっとも肝要なるところであるという
非常にわかりやすく、
そしてそれを伝えてくれるようなエピソードとともに
物語が進んでいくのでありまして、
わずか3ヶ月で、トップセールスになれるというのは
嘘じゃないかもなんて、
すっかり騙されるほど、よくできているのでありました
実際は、そんなに甘くないと思うものの
なるほどなと思うのであります
つまるところ、そういうこともできてないわけだ、私
さて、反省はさておきまして、
時間を無駄にしないということと、
重きを置く部分を見極める能力、
なによりも、質なんていうあいまいなそれではなく、
きっちりと数をこなすことで、
率は同じでも、制約数が増えるというロジックは、
平たくいえば、根性論に似たそれでありますが
非常に説得力というか、なるほどと思わされる
それが嫌で、やらなくなるんだよなというのも
なんとなし、私としては思ってしまうんだが、
そこはそうではなく、そこからのアプローチ、
出会えたという段階から、関係を向上させていくための方法
それを考えたり、あれこれしていたら、
時間なんて、ほとんど足らないぜというほどの
なかなか、まじめにやるのは大変だという
きわめて全うで、そして、当たり前ながら
できないことがたくさん書かれていたのであります
こういった、ビジネス書に共通のことではありますが、
どれだけ読みやすく、どれだけ納得感があっても、
本当にできるかどうか、
それをやれる人というのがすごいのだなというのを
まざまざ思い知るようでもあり
なかなか楽しかったのでありました
指南書風なのに、あまり嫌味に感じることもなかったし、
読んでいて、しゃらくさいなんて思うようなこともなく
非常に読みやすく、面白い本でありました